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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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上海M社・T社長との懇談-4
上海訪問記-第12回
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015-3_20070905163617.jpg

  今回の写真も記事とは関係ありません。

“視察団”より質問
Q;『昨日温泉センターのようなところに行ったが、従業員が奴隷のようにお客にかしづいている。こういうサービス過剰や貧富の差を見ていると、底辺の人々の怒りが鬱積し、再び「革命」のようなものが起こるのでは?』
 T社長 A;一触即発でそのようなことが起きないとは限らない。仕事上のサービス過剰などより、権力あるものたちの不正のほうが怒りが大きい。
 そういう不正を徹底して取り締まるために朱熔輝首相(2002年当時)は厳しく対応している。
 先日は江沢民主席のブレーンが処刑された。汚職幹部は直ちに処刑である。朱熔輝さんは清廉潔白の人だ。

Q;一人っ子政策で近いうちに恐ろしい高齢化社会がくるのではないか?
A;2008年のオリンピック以降に問題が起こるのではないかと考えている。
一人っ子政策で子ども達は優遇され、いわば“ちやほやされて”育っている。わがままになる可能性がある。小学校前後から「習い事」「塾」が、おおはやり。
 「一人っ子政策」は見直し中のようだ。一人目が女子だったら、二人目の男子は認めるという傾向がでてきた。

Q;生み分けができるわけでもないのに男女一人ずつということになれば、同姓が続けて生まれれば「間引き」することになるのか?
A;田舎ではおこなわれているようだ。片腕を切り落とすとか悲惨なことも行われているという。
田舎に行けば「その星のもとに生まれてきた」という精神がまだ残っている。

本題にもどって。【ここがもっとも重要かも。順不同でまとめています。】

 M社では取引は現金先払い方式で行っている。(売掛の回収は極めて困難;前述)
 人事面では、日本人が上に立って中国人をまとまるのは困難。日本人は情が出てしまう。
 中国人はもっとクール(アメリカ式)。現地スタッフもよほど優秀な人でないと従業員が従わない。みんな自分が一番と思っている。
 日本のようなafter5のノミュニケーションはないが、昼食を一緒にして盛り上がるというところがある。

 優秀な現地スタッフに中国人の指揮監督・取りまとめは任せ、日本人経営者はそのスタッフを指導し、ともに戦略を練る。
 個人で中国に進出するのは極めて危険。(いわゆる「身ぐるみ剥がされて放り出される」状態となる)人当たりや愛想が良いことを簡単に信用してはいけない。現地の事情に通じている心から信頼できる優秀なパートナー(現地スタッフ)を得て、戦略をもってやれば必ず成功する。

 田舎にゆけばいくらでもビジネスチャンスはある。まだ、50年100年掛かる。

 しかし、経営者が中国語も中国の事情にも疎ければ、そのパートナーが勝手なことをやりはじめても気づかない。いつのまにかそのパートナーの「独裁」になる可能性がある。(乗っ取られることも日常茶飯事)
 M社の若手日本人スタッフは中国語を積極的に勉強し、相当のレベルまで到達するが、私の年代になると、勉強しようとは思っているがなかなか付いて行けないのが実情。

【本日了】

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