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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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街も若者も一見日本と同じ風俗だ
上海訪問記-第4回
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 いまどきチャイナドレスのお嬢さんや人民服の青年はいないぞ。

 チャイナドレスは大きな中華料理店では従業員の制服として見られるが客にはほとんど居ない。
 人民服のようなものは警官か人民軍の兵士くらいでは(正確には人民服とはいえないが)。

 若者の衣装は日本と何もかわらない。化粧だってしている。そして携帯だ(ノキア製が多いもよう)。
 誰もが携帯を持っているのは日本以上かもしれない。なにしろあの広い中国に電話線を張り巡らせるよりは無線基地か衛星通信の方が合理的なのだから。

 見かけは日本人と一緒だが、生き馬の目を抜く上海で勝ち抜くためには『車の割り込み』に見られるように力づくで隙間に押し入って行かねばならないわけであるから、生活への必死さとハングリー精神は日本の若者ではまったく叶わない様な気がする。

005_20070905160146.jpg


 さて、我々が泊まったのは『金門大酒店』という由緒正しい大理石造りの高級ホテル(一泊7500円成り;この価格設定は上海では高いほうだって。旅行社を通さずに予約すれば5000円程度ではないかとK氏。ベッドはWサイズ。)。
 それでも【☆☆☆☆☆】ではなく【☆☆☆】だそうな。
Kさんはこんな古いホテルよりは超近代高層ホテルがよかったらしいが、7名分まとまってとれなかったとかで、このホテルに。
しかし、重厚なヨーロッパ風造りで多くの同輩は大満足。

 このホテル「人民公園」のすぐ横にあり、言わずも知れた大繁華街の真っ只中。

 隣はなんとアメリカ資本の象徴『麦当蒡』(実際には簡体字だがフォントがないので日本の漢字で)。
 また人民公演の周辺の街灯全てには、これもアメリカ資本を象徴する『百事可楽』のペナント旗がはためいている。
 その隣の百貨店の地下には、今度は『肯徳基』が。
そのうえ、街中を歩くと5分以内ごとに『麦当蒡』のお店に出会う。
まったくニューヨーク以上ではないかと思わせるアメリカ資本のオンパレードだ。また、
 街中の広告サイン(LEDや液晶ディスプレイを使ったいわゆるネオンサインの近代的なやつ)では日本の電器会社の大宣伝などなど。
004_20070905160136.jpg



 広告のあふれていること日本の比じゃない。バスやタクシーのボディは言うにおよばず、高架の橋脚やそこここの壁にも企業の広告が為されている。

 反対に『政治スローガン』の広告は皆無で(消えかかったふるいものは幾つか残っていたが)改革・開放政策の立役者・小平や江沢民の写真もまったく貼り出されていない。(なお、この旅行記は2002年のものですので念のため)

 人民公園に毛沢東の銅像もない。
川べりの公園には初代上海市長の銅像はあったな。

 もう、この国が一応は社会主義国だという建前さえもまったく感じさせない、資本主義の頂点を行く国のイメージだ。
 それもそのはず、資本主義発展の歴史を省略して、いきなり欧米日の最先端技術を取り込んで発展しているわけであるから。
 ある意味ではイビツな歴史発展を進みつつあるともいえる。
この歪がいついかなるときに応力を支えられなくなって破壊するのかという懸念もある。同行の士の中にもそういう心配をする声があった。

【本日了】
注:『麦当蒡』;マクドナルド、『百事可楽』;ペプシコーラ、『肯徳基』;ケンタッキー でした。

おわび:若者の生き様を写した写真がありませんでしたので宿泊したホテルの写真で!

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上海訪問記-第4回
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