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観劇レビュー&旅行記
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世界同時食糧危機  【アメリカ頼みの“食”が破綻する】
一昨日、御紹介した 「NHKスペシャル」 世界同時食糧危機(1) アメリカ頼みの“食”が破綻する 

 順番は逆転するが、昨夜というか今朝未明に「第一回」の再放送をやっていたので見ることができた。

 前にもかいたように、このタイトル  【アメリカ頼みの“食”が破綻する】 は、NHKにしてみれば、勇断だったと思う。

 このドキュメンタリーをみて感じたのは、アメリカの穀物メジャーと言われる大企業の「したたかさ」である。
 全世界に、有り余っていたトウモロコシ・小麦などを輸出し、市場を広げるために長期戦略を練って「食生活」のあり方そのものを改造する(いわば、舌を洗脳する)というやり方を押し付けているのだ。

 古くは、戦後の日本に食糧援助と称して(無償の援助ではないことが後に解るのだが)、有り余っていた小麦を押し付けることに成功した。
 そのために、学校給食にパン食を導入させ、日本人が数千年かけて培ってきた「米食」のテイストを幼い頃から「パン食」のテイストに改造してきた訳である。 給食という半強制的な食生活に援助と称して押し付けることにより、十数年という比較的短期に「テイストの改造」に成功したのである。
 私たちの世代は、まさにその食生活改造の真っ只中に小学校の6年間を過ごし、パン食給食を喜んで食べていた世代であり、その甲斐あって今も朝食は「パンとコーヒー」という訳である。

 この日本人の「舌の洗脳」に成功して、有り余った穀物の処分方法に味を占めた穀物メジャーは、今では全世界に、この方法を押し付けている。
 その結果、それぞれの民族特有の農産物生産は疲弊させられ、穀物自給率を低下=アメリカからの輸入の急増させるという事態に陥っている。
 その結果、アフリカや南米など、もともと穀物を始め農産物を自給できた多くの国が、アメリカからの輸入に依存する体質に変わってしまったのである。

 しかし、アメリカ依存の食糧政策は、ひとたびアメリカの穀物生産が不作や凶作などに陥ると、世界規模の食糧危機となって現れることになる。

 今回の、全世界的食糧危機では、発展途上国を中心にして、飢餓や餓死が現実のものとなって世界を震撼させた。
 日本では、金にあかせて買い捲ったようだが(その様子も描かれていた)、今後は「穀物禁輸」という措置を各国政府が行うことによって、金では解決できない『危機』となってくるであろう。
 そうすれば、食料自給率39%、穀物自給率28%(米は減反による生産調整をしているというのに!)という日本国民は、たちまち飢餓に直面するであろう。

【 「穀物禁輸」とは、自国の国民の最低限の食糧を守るため、穀物を中心にして、輸出を禁止する措置 のことである。】

 日本は、アメリカ追随だと言われているが、上記のような穀物メジャーの「戦略」のほうは見習わずに、ただアメリカの政策に振り回されて追随しているだけであり、全く戦略も自主性もないものである。

 この全世界を巻き込んだ食糧危機は、いまも世界を震撼させている経済危機(恐慌)と根は同じであり、その上、食糧危機の分野でも投機マネーが介在しており、カジノ資本主義(バクチ経済)の餌食にしているのである。

 人類の生命に直結する農産物にまで、投機マネーが入り込んで、価格や流通に大打撃を与えていることは許されないものと思う。

 WTOは、カジノ資本主義を触発するのではなく、道理ある規制をする機関になるべきである。

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今年、世界各地で同時多発的に食糧危機が起きている。危機は貧困層だけでなく中間層まで広がっている。日本でも食品の値上げが相次ぎ、えさ代の高騰で畜産業などには深刻な影響が出ている。なぜこんなことになったのか。その実態と原因を見ていくと、戦後世界に広がった「アメリカ中心の食糧供給システム」が破綻の危機にあることに行き当たる。
戦後アメリカ中西部の穀倉地帯の農家たちは余剰穀物の輸出を強力に推し進めてきた。そうしたアメリカの国益の先兵として、穀物メジャーは政府に貿易障壁の撤廃を働きかける一方、日本をはじめ世界各地の国々に対し、安価なアメリカ産穀物を大量に消費する食生活や農業の普及を働きかけた。
一方各国では食の「アメリカ依存」を進めた結果、食糧自給率が低下。そのつけが今、一気に押し寄せているのだ。
食糧自給率を40パーセントにまで下げた日本、肉食の進行などで穀物輸入国に転落しつつある中国、世界でも食糧危機が最も深刻な中米エルサルバドルなど、食糧危機に直面している各国の現状、そして穀物メジャーやアメリカの農家の側の思惑などを多角的に取材。危機の本質を明らかにしていく。
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テーマ:NHK - ジャンル:テレビ・ラジオ

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