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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2018】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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【宮廷画家ゴヤは見た】 を見た
 映画の冒頭にゴヤが民衆の姿をあからさまに描いた数々の絵が次々と流される。
それは、民衆の困窮さはもちろん、権力者に弾圧される人民や、カトリック教会を痛烈に批判する絵である。

まず最初に邦題である「宮廷画家ゴヤ」のイメージを根底から突き崩す導入である。

GoyasGhost02m.jpg

原題は【GOYA'S GHOSTS】 であるが、
邦題 【宮廷画家ゴヤは見た】 の方がこの映画に適していると思えた。

映画の主題は、カトリック教会による「異端審問」である。

 昨日紹介した「イキガミ」では、「国家繁栄維持法」が言わば教義であり、これに反する人々を「反社会的思想犯」として取り締まると言う話であるが、
 中世の欧州ではカトリック教会の教義こそが全てであり、これに異議を唱えるものはもちろん、民衆を「飲み屋」などでも監視して、些細な行動を「異端」扱いし、厳しく弾圧したのだった。

 映画では、大衆酒場で、たまたま「豚肉を食べなかった」と言うだけの理由で、若い女性(イリス)が「ユダヤ教徒」だと断定され、一方的に牢獄に全裸で繋ぎ止められるという状況を中心に異端審問の不条理さを描いてゆく。

 その女性イリスは、ゴヤの絵のモデルになっている女性であり、イリスの親は『敬虔な』カトリック教徒として莫大な献金を協会に贈っているほどである。 それ故、ゴヤもイリスの救出を間接的に図るのだが、協会の壁は重く硬かった。

 そういう女性でも「たまたま豚肉を食べなかった」というだけの理由で拷問され、極限状態の中で『ユダヤ教徒である』旨、自白させられる。 まさに異端審問官は冤罪製造工場である。

 これは18世紀の話であるが、僅か300年ほど前には実際にこのような異端審問が行われていたし、60数年前の日本では、『天皇を中心とする国家神道という教義』に少しでも疑問や不満をもらした者は、特高警察などによって徹底した弾圧を受けた。
 その当時、治安維持法で逮捕されたものは、数十万人に及び、拷問などで1700人以上の共産党員や支援者が獄死させられている。
 それらの犠牲者には、共産党の活動家だけではなく、哲学や経済学や文学や社会学などの学究の大学人も多数含めれている。

 国家権力が、自らの支配体制を維持するために、自らの支配体制を支える『教義』を定め、これに反する人民を弾圧するという系譜は、日本でもちょっと前まで行われてきたし、今も世界各地で行われているのである。

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【宮廷画家ゴヤは見た】公式サイトは、ここをクリック 

【宮廷画家ゴヤは見た】 goo映画での紹介ページ

Tahoo 映画
 
【監督】
ミロス・フォアマン

【出演】
ハビエル・バルデム
ナタリー・ポートマン
ステラン・スカルスガルド
ランディ・クエイド
ホセ・ルイス・ゴメス
ミシェル・ロンズデール
マベル・リベラ

【製作国・地域: アメリカ/スペイン 上映時間: 114分】

【Yahoo 映画】 紹介記事

 解説: アカデミー賞監督賞などを受賞したミロス・フォアマン監督が、スペインの天才画家ゴヤの目を通して人間の真実、愛の本質を見つめた感動作。ゴヤが描いた2枚の肖像画のモデルたちがたどる数奇な運命を、18世紀末から19世紀前半の動乱のスペイン史を背景に描く。『ノーカントリー』のハビエル・バルデム、若手実力派女優ナタリー・ポートマン、『エクソシスト ビギニング』のステラン・スカルスガルドら国際派キャストが織り成す重厚なドラマに圧倒される。(シネマトゥデイ)

  あらすじ: 18世紀末スペイン、ゴヤ(ステラン・スカルスガルド)は国王カルロス4世(ランディ・クエイド)の宮廷画家に任命される一方、権力や社会を批判する絵画も描いていた。ある日、彼のミューズであるイネス(ナタリー・ポートマン)が、ロレンソ神父(ハビエル・バルデム)が指揮する異端審問所にとらわれてしまう。そして彼女を救おうとしたゴヤが見たものとは……。(シネマトゥデイ)
映画レポート「宮廷画家ゴヤは見た」男女の数奇な運命から浮かび上がる激動の時代

 異端審問、フランス革命、ナポレオンの台頭。ゴヤは激動の時代を生きた。そんな画家の目を通して時代を描き出そうとする作品が出てきても不思議はないが、このアイデアは実際には簡単ではないだろう。ゴヤの視点を明確にするために絵画に頼ればあまり映画的ではなくなる。視点をおざなりにすれば史実に基づく歴史ものになるし、ゴヤ本人を掘り下げれば伝記映画と違いがなくなる。  フォアマンとカリエールは、実に巧みにこの課題を解決している。ゴヤは、肖像画を描いた男女の数奇な運命の証人となる。ロレンソは、教会では異端審問を強化し、国外に逃亡し、ナポレオン政府の大臣となって帰国する。イネスは、すべてを奪われ、時流とは無縁に幻想の愛を生きる。そんな男女を見つめることは、激動の時代をより身近に、しかも対極の場所から見つめることに繋がる。  この映画の出発点は、半世紀前にチェコスロバキアの学生だったフォアマンが、異端審問と共産主義社会に共通点を見出したことにあるという。異端審問所による監視や自由と解放を旗印にしたナポレオン軍の侵攻と占領。男女の運命から浮かび上がる時代は、共産主義社会だけではなく、現代にも当てはまる。(大場正明)(eiga.com)

[2008年10月02日 更新] 


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