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観劇レビュー&旅行記
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“Gurrelieder” Schönberg
2008年10月11日

 アーノルト・シェーンベルク 【グレの歌】 の第5回

そろそろ、このシリーズも終わりにしないと、秋はたけなわですが飽きが来るかも・・・

第一回でもご紹介しましたが、この大曲の演奏には、大規模な合唱団が必要で、
その大役を果たしたのは、 「晋友会合唱団」

 写真は、リハーサル中にて、普段着に付き、どこかのオジサンとオバサンの団体みたいですが、本番でユニフォームに身を包むと、本格的「合唱団」となります。

Chorus01M.jpg

 ベートーヴェン先生の第九交響曲は、「合唱付き」交響曲として有名ですが、実際に歌う部分は15分そこそこ。
 マーラーの「復活」になると、後半の30分くらいにはなるかも知れません。
 しかし、それに比べても 【グレの歌】 では、第一部1時間、第二部45分の大半は歌い続けというもので、練習だけで声帯を痛めてしまいそうな過酷な曲です。

 その上、前回御紹介した「王と情婦の延々と長い痴話ばなし」をドイツ語で歌うのですから並大抵ではありません。

 「第九」では、独唱は別にして、合唱団の歌う歌詞は、極限られた歌詞の繰り返しなので、覚えるのにそれほど困難ではありませんが・・・
 とはいえ、私がこれを最初に歌ったのは大学入学時すなわち十代の後半なので覚えられたけれど(で、今も空で歌えるが)、50代になってから初めて取り組んだら覚えられるかどうか・・・

 ところが、この【グレの歌】では、反復する歌詞が殆ど無い!
本番であまり楽譜ばかり見ている訳にも行かないし・・・

 そういう困難な合唱をよくぞ難破することなく歌われました! 賞賛!
写真を良く見ると一応楽譜は持って歌われているようです。
そりゃ、これを暗譜ではドイツ人合唱団でも不可能でしょう。

******************
ソリストのことも書いておかなければ・・・

 しかし、一応プロなので、ここで書いたことが後日の憂いになってはいけないし・・・
正直に書くのはちょっと。
第一部で、テナーやソプラノの声は大音量のオーケストラの音に埋没しがち。
それに比べて、メゾ・ソプラノは、オケに負けない透る声で、客席にまで伝わりました。

ゲネプロの時は、ソプラノ歌手は自らの歌う部分の合間に客席を回って音の響きを確かめていました。

 このホール「すみだトリフォニーホール」には、サントリーホールや大阪のザ・シンフォニーホールのように浮雲(少し低い位置にある小型の音響反射板)が無いので、演奏者に音の跳ね返りが少なく、演奏者はアンサンブルが難しいし、ソリストにとってはとても歌いにくい音響であると思います。

 また、長くなりそうなので、もう一回(?)つなぎます。

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