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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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シェーンベルク 作曲 【グレの歌】
2008年10月6日

 さて、昨日聴いた、その楽曲 【グレの歌】 の感想。

オーケストラ や 合唱団は大健闘であった。

この大曲を中だるみすることなく、大迫力で演奏しきった。

 話は少し戻るが、作曲家の三枝成彰さんが、この曲の解説をされた。
 日本のクラシック演奏団体は、数百あり、毎年数多くの演奏会が開かれているが、
百数十年の日本のクラッシク音楽の歴史上も、この曲はおそらく数回しか演奏されていないのではないか? とのお話。
その上、アマチュアオーケストラがやるのは、初めての挑戦だと言う。

 その上で、「今日参加された聴衆の皆様がこの曲を生演奏で聴くのは、おそらく人生で最初で最後の経験になると思います。」とジョークを飛ばされた。
 確かにそうなる可能性も高い。

 多少のミスはあちこちで出たこととは思うが、よく、この大仰な曲を、途中で破綻することなく(リハ中には数回止まったが)最後まで演奏しきったものだ。
 間違えてもおそらく殆どの聴衆は気付かないものであるとは思う。

 よく知られている曲なら、曲想の展開も頭にあり、他のパートのメロディも大枠では知っているであろうが、これだけ大編成で長い曲を覚えるのは、自分のパートだけでも大変だし、ましてや他のパートを聴きながら演奏する境地に至るのはなかなか困難な話だと思う。
 同僚の話では、本番の数日前まで、最初から最後まで通しで演奏したことはなかったという位である。

 そこは、この曲を知り尽くし、研究し尽くした指揮者・堤俊作氏の力量によるものであろうと思わざるを得ない。

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 さて、大編成の象徴が【金管楽器群】 であるが、
それらの中で今日は、ホルン群をご紹介しよう。

HrS2.jpg

 ホルンは10人の内5人が女性であり、その5人のうち4人がワグナーチューバ持ち替えである。
(そういえば、今朝のFM放送で、「日本音楽コンクール」ホルンの部の最終予選の模様が放送されていたが、そこでも女性が少なからず挑戦していた)

HrS.jpg

 この ワグナーチューバ と言うのは、チューバを一回り小さくしたような形状で、ワグナーが自らの楽劇のために考案した『新楽器』だが、実際には晩年の「ニーベルングの指輪」の頃に(考案から数十年たってようやく) 初めて日の目を見た楽器だという話である。
 ホルン奏者がホルンのマウスピースを用いて吹くのだが、ホルン以上に柔らかくて幅の広い音色が出せる。
 吹奏楽で言えばユーフォニウムのような位置づけの楽器だと言えるだろう。

 会場の「すみだトリフォニーホール」のホワイエの大階段の途中の展示ケースに、日本のホルン奏者の草分け的存在である 千葉馨氏(今年6月御逝去) が寄贈されたワグナーチューバが展示してあった。

WagnerTubasS.jpg

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楽曲の感想は、また次の機会に書きます。

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