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観劇レビュー&旅行記
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新国立劇場 自主公演 「TURANDOT」
新国立劇場 

Turandot03.jpg

今シーズンの自主公演オペラのTOPを飾る公演
ジャコモ・プッチーニ作曲 「TURANDOT」(トゥーランドット)を見ました。

2008年10月4日 14:00 ~ 17:15

Turandot01m.jpg

 舞台は、プッチーニがこの曲を作曲した1920年代のヨーロッパ?のあるところ。
音楽が始まる前に、無言劇がしばらく続く。
いろいろな街頭販売の屋台がステージに運び込まれ、『野外市場』のような風景。

 そこに「旅の一座」とおぼしきパフォーマンス団体が到着して移動舞台を設置。
座長と思われる人物が筋書きの入ったカバンをあけ、色々な台本を出し始める。

 そして、選んだ演目が「トゥーランドット」であった。
大きな新国立劇場の舞台の中央にしつらえられた、6m四方ほどの小さな仮設ステージが、このドラマの舞台となる。

「劇中劇」の想定で、仮設ステージの周りには聴衆(新国立劇場合唱団)が群れている。

 しかし、聴衆はいつの間にか衣装も仮面も付けて、「劇中劇」の出演者と化してしまう。

 そして、オーケストラの演奏開始とともに、オペラ「トゥーランドット」の始まりである。

「劇中劇」が始まってしまうと、舞台は数百年前の中国に時空を飛んでゆく。

その後の筋書きは、「トゥーランドット」の定番通りに進んでゆく。

 氷の皇女・トゥーランドットの三つの謎に迫る、タタール(韃靼人)の王子カラフ。
カラフは、愛の力で、三つの謎を解き、氷を溶かすことができるのか?

Turandot02m.jpg

第1幕
(25分休憩)
第2幕
(25分休憩)
第3幕と「劇中劇」のまま進行するのだが、
「リュウの死」の場面が終了するに従って、劇中に“出演”していた聴衆(新国立劇場合唱団)は、各自衣装と仮面を脱ぎ、元の市場の光景に戻って行くのである。

 そして、「リュウの死」の次の場面では、中国の冷酷な姫・トゥーランドットはハイヒールを履いた洋装姿、カラフは背広姿で現れ、ハッピーエンドに向かうエピローグが語られる。

 公演資料から演出家の談話を読むと、プッチーニは「リュウの死」の場面で筆を置き(その後亡くなるのだが)、次の場面からフィナーレに向かう15分ほどは、弟子のアルファーノが仕上げたということで、その違いを時空を超越させることで、表現したらしい。

 そういう事情から、演出によっては、『カラフとトゥーランドットが結ばれるハッピーエンドは蛇足だ』として、「リュウの死」で、このオペラを完結させる演出も結構多いようである。

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主役の トゥーランドット と カラフ の外国からの招へい組よりも
ティムール と リュウ を演じた日本人組の方がうまいのではないか!
と思ったのは、日本人への贔屓目が入っているのだろうか?
私は、冷静に判断しているつもりなのだが・・・

 当日販売のみと言う【Z席】(1500円)狙いで行ったが、Z席も、D席も完売。
S席が残っているとのこと(ぴあでは、完売となっていたのだが)。
1階のほぼ中央の良席と、2階2列目のほぼ中央が空いているとのこと。
どちらにしようかとちょっと迷ったが、通常の選択方法を踏襲し、2階の方をGET!
¥26,250._
 
 結果的には2階にして良かった。
それほど高い位置という感じでもない。
そりゃそうだ、新国立劇場オペラハウスは4階層の客席構成。
4階と比べれば充分低い位置である。
その上、舞台の奥まで見渡せる絶好の席である。

 ところが、この2階中央ブロックの絶好の席の中央付近に僅か4人の観客で、
その外側の席は全部売れ残っている。
2階のS席は中央ブロックの1・2列だけのようで、A席となる私の後ろの列や、
1・2列目でも左右のブロックは、A席であり、満席であった。
その差5千円。
安い席なら、別の公演が鑑賞できる程度の差ではある。

 と言う訳で、とんだ散財ではあったが、充分に堪能できた公演であったと思う。


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【新国立劇場オペラ「トゥーランドット」 公式サイト】 より

【作曲】ジャコモ・プッチーニ
      ※フランコ・アルファーノが補筆(リュウの死の後・終幕まで)
【台本】ジュゼッペ・アダーミ&レナート・シモーニ
【指揮】アントネッロ・アッレマンディ 
【演出】ヘニング・ブロックハウス
【美術・衣裳】エツィオ・トフォルッティ 
【照明】ヘニング・ブロックハウス 
【芸術監督】若杉弘
【キャスト】
[独奏・独唱]
  トゥーランドット:イレーネ・テオリン(S)
  カラフ:ヴァルテル・フラッカーロ(T)
  リュウ:浜田理恵(S)
  ティムール:妻屋秀和(B)
  アルトゥム皇帝:五郎部 俊朗(T)
  ピン:萩原潤
  パン:経種廉彦
  ポン:小貫岩夫
  首切り役人の長:竹田真奈美(ソロ・ダンサー)
[演奏]
  東京フィルハーモニー交響楽団
[合唱]
  新国立劇場合唱団

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絶世の美女トゥーランドットの冷酷非情な心を溶かす「愛の力」! 巨匠プッチーニが夢想した古代中国絵巻 2008/2009シーズンの幕開けを飾るのはプッチーニの遺作「トゥーランドット」。オペラの頂点を極めたプッチーニの集大成ともいえる流麗な本作を、イタリア・オペラに定評があるヘニング・ブロックハウス(演出)とアントニオ・アッレマンディ(指揮)、イレーネ・テオリン(トゥーランドット姫)ら充実のキャストで。

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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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