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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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KBCシネマで、映画【キャロル・オブ・ザ・ベル】を見る!
2023年7月27日(木)

 きょう 9:40からKBCシネマで、ウクライナ・ポーランド合作映画
【キャロル・オブ・ザ・ベル】(家族の絆を奏でる詩)
 (原題:Carol of the Bells)を見ました。

CarolOfTheBell-Poster.jpg

副題の「家族の絆を奏でる詩」は日本人向けの感情移入?
本筋とは全く関係の無い命名です。こう云うのが結構多い。

ロシアによるウクライナ侵略戦争が始まる前の2021年制作。

ウクライナとポーランドそしてユダヤの人々がナチスドイツと
ソ連により『敵』と見做され攻撃・迫害される物語。

ユダヤ人が家主であるアパートにウクライナ人とポーランド人が
ほぼ同時期に引っ越してくるところからドラマは始まります。

所は、ナチスが占領する前のポーランド領(現ウクライナ領)の
スタニスワブフ。 ここからも故郷(領土)を巡る対立構図が。

当初ウクライナの家族はポーランドの家族を蔑み、
その上双方の家族がユダヤ人の大家を差別している構造。

Carol of the Bells_Chart
     映画【キャロル・オブ・ザ・ベル】公式サイトより

ウクライナの家族の娘は歌が得意で、ことあるごとに歌い
その楽曲が映画の表題の「Carol of the Bells」

ポーランド人の家族も息子をウクライナの家族の母親が営む
音楽教室に通わせることになって・・・

やがて、1936年9月。 ナチスのポーランド侵略開始によって
第二次世界大戦が始まります。

ナチスとソ連がポーランドやウクライナを巡って戦線を拡大する中で
3家族は敵性民族として迫害され殺されてゆきます。

ナチスを打倒して救出に来たはずのソ連軍は新しい独裁者でした。

映画での使用言語は、各国語すなわちウクライナ語とポーランド語
そしてドイツ語とロシア語。

観客は十数人でした。

   *******


  映画【キャロル・オブ・ザ・ベル】公式サイト
   https://carolofthebells.ayapro.ne.jp/

第2次大戦下、領土を奪われ翻弄される
ウクライナ、ポーランド、ユダヤ人の3家族が
大地と子どもたちを守り抜こうとする運命の物語


 クリスマスキャロルとして有名な「キャロル・オブ・ザ・ベル」は、ウクライナで古くから歌い継がれている民謡「シェドリック」に1916年“ウクライナのバッハ”との異名を持つ作曲家マイコラ・レオントーヴィッチュが編曲し、英語の歌詞をつけたものである。映画『ホーム・アローン』(90)内で歌われ、世界中に知られるようになった。この歌は「ウクライナ語、ウクライナ文化が存在している」という明確な証として今も歌い継がれている。
 2022年2月24日、ロシアによるウクライナへの侵攻が始まった。ウクライナは抵抗を続け、この戦争は現在も世界中に多大な影響を与え続けている。この侵攻が始まることを予感していたかのように2021年、ドキュメンタリーを主戦場とするオレシャ・モルグネツ=イサイェンコ監督は本作を作り上げた。1939年1月、ウクライナのイヴァーノ=フランキーウシク(当時はポーランド領スタニスワヴフ)から物語は始まる。同じ屋根の下で暮らすウクライナ、ポーランド、ユダヤの3家族が第2次大戦に巻き込まれ翻弄されても「キャロル・オブ・ザ・ベル」の歌に支えられ、ひたむきに生き続ける姿は荘厳である。ウクライナ人の母は、ポーランド、ユダヤ人の娘たちに加え「この子に罪はない」と言ってナチス・ドイツの子どもさえも預り、自分の子どもたちと同じよう懸命に戦火から守り抜く。

 第2次大戦のウクライナ、ポーランドを舞台にした日常を生きる家族を通して戦争を描く、今を生きる全世代必見の映画がこの夏公開する。




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/99234/

【解説・ストーリー】

ウクライナ民謡をもとに生まれたクリスマスソング「キャロル・オブ・ザ・ベル」をモチーフに、ウクライナ、ポーランド、ユダヤ人の3家族が戦火に翻弄されながらも子どもたちを守り抜こうとする姿を描いた戦争ドラマ。

1939年、ポーランド領スタニスワブフ(現ウクライナ、イバノフランコフスク)。ユダヤ人が暮らす母屋に、店子としてウクライナ人とポーランド人の家族が引越してくる。歌うことが得意なウクライナ人の娘ヤロスラワは「キャロル・オブ・ザ・ベル」を歌うと幸せが訪れると信じ、大事な場面ではいつもその歌を披露していた。やがて第2次世界大戦が勃発すると、スタニスワブフはソ連軍やドイツ軍の侵攻を受け、ソ連に占領されてしまう。ポーランド人とユダヤ人の両親たちは迫害によって連行され、彼らの娘たちは家に残されることに。ウクライナ人の母ソフィアは3人の娘を分け隔てなく守り続け、さらにドイツ人の息子も匿うことになるが……。
監督は、テレビドキュメンタリーを中心に手がけてきたウクライナ出身のオレシア・モルグレッツ=イサイェンコ
(1984年ウクライナ生まれの若手女性監督)。

**************
 2021年製作/122分/G
 ウクライナ・ポーランド合作
 原題:Carol of the Bells
 配給:彩プロ
**************

【スタッフ・キャスト】

監督 : オレシア・モルグレッツ=イサイェンコ
製作 : アーテム・コリウバイエフ マクシム・レスチャンカ タラス・ボサック
脚本 : クセニア・ザスタフスカ
撮影 : エフゲニー・キレイ
美術 : ブラドレン・オドゥデンコ
編集 : ロマン・シンチュク
音楽 : ホセイン・ミルザゴリ


 配  役 : 役  名

ヤナ・コロリョーバ : ソフィア・ミコライウナ
アンドリー・モストレーンコ : ミハイロ・ミコライウナ
ヨアンナ・オポズダ : ワンダ・カリノフスカ
ミロスワフ・ハニシェフスキ : ヴァツワフ・カリノフスカ
ポリナ・グロモバ : ヤロスラワ・ミコライウナ
フルィスティーナ・オレヒブナ・ウシーツカ : テレサ・カリノフスカ
アラ・ビニェイエバ : ベルタ・ハーシュコウィッツ
トマシュ・ソブチャク : イサク・ハーシュコウィッツ
エウゲニア・ソロドブニク : ディナ・ハーシュコウィッツ


Chronology

第二次世界大戦下のウクライナ年表

1917年11月
ウクライナ人民共和国の成立
1921年3月
ポーランド・ソビエト戦争終結
西ウクライナはポーランド領、その他はソビエト領となる
ウクライナ人民共和国政府はポーランドに逃れて亡命政府を立てる
1922年12月
赤軍勝利によってソ連邦結成
ウクライナはウクライナ社会主義ソビエト共和国として一方的に併合される
1929年1月
ウクライナ民族主義者組織(OUN)創設
1932年4月〜1933年11月
ウクライナで当時のソ連政権による計画された人工的な大飢饉が起こる(ホロドモール)
1939年9月
ドイツとソ連によるポーランド侵攻、第二次世界大戦勃発
ソ連はその後ウクライナを占領
1941年
6月 ドイツのソ連侵攻
9月 ドイツがウクライナ首都キーウを占領
1942年
7月 ドイツがウクライナを占領
  スターリングラード攻防戦始まる
10月 ウクライナ蜂起軍(UPA)結成
1943年
8月 ソ連のウクライナ攻勢
11月 ソ連軍によるキーウ占領
1944年5月
ソ連によるクリミア・タタール民族のクリミア半島からの強制移住
1944年6月
ソ連軍による西ウクライナ制圧、連合軍のノルマンディ上陸
1945年
4月 ベルリン陥落
5月 ドイツ降伏
8月 日本降伏
1954年
クリミア半島の帰属がロシアからウクライナに移管
1991年8月
ソ連崩壊によりウクライナ独立宣言





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テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

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