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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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ドキュメンタリー映画【ハマのドン】をKBCシネマで見る!
2023年6月3日(土)

  今日の午後からKBCシネマで
ドキュメンタリー映画【ハマのドン】を見ました!

12時45分からの監督挨拶付き上映は満席でした!

  HAMAnoDON_20230603-03.jpg

混みそうなので2日前に予約しておいたのは大正解。

HAMAnoDON_20230602-02.jpg
      (前日6月2日午後6時現在の予約状況)

映画もトークショーも見易い席(F4席)をゲットできました。!

このドキュメンタリーは、テレビ放送分に追加取材して制作。
監督は、「報道ステーション」元ディレクターの松原文枝さん。

HAMAnoDON_20230603-14.jpg

素晴らしいドキュメンタリー映画と伴に、午後1時半からの
松原文枝監督の1時間を超える裏話も興味深いものでした。

HAMAnoDON_20230603-04.jpg

通常のトークショーは、30分未満が殆どですが、
今回は開始冒頭で1時間の予定と破格の長時間トークでした。

HAMAnoDON_20230603-05.jpg

質問をしたのは、地元KBCの記者解説委員長の臼井賢一郎さん

HAMAnoDON_20230603-07.jpg

HAMAnoDON_20230603-06.jpg


  松原文枝監督のトークショー最後の質疑の際に
  観客から出た質問も中々良かった。

Q1(男性):横浜ではハマのドンこと藤木さんの力が大きかったようだが、福岡でも『海の中道カジノ計画』が出ている。
そういう有力者が居ない状況に対して何かアドヴァイスは、有りますか?
A1:映画では藤木さんや林市長、自民党などの動きが中心でしたが、映画内でも紹介した市民運動の動きが凄かったんです。
党派を超えた市民に信頼して運動しては如何でしょうか?!

Q2(女性):藤木さんに信頼を得て肉迫取材できたのは、松原監督が女性であったことで警戒感を持たなかったからではないでしょうか?ジェンダー問題が言われている中で女性の私が質問するのもなんですが。
A2:私は、それは無いと思っています。藤木さんは、心を開いてくる相手には誰にでも自らも心を開いて接しています。
もし、林芙美子市長と藤木さんの立場が逆だったとしても同じように取材したと思います。


   *******

『ハマのドン』とは、横浜港の実務を取り仕切る藤木幸夫氏
撮影開始時おん歳91才。 意気軒高です。

HAMAnoDON_20230603-13.jpg

菅義偉元首相を政治家にするにあたって強力に支援して
ついに安倍内閣官房長官 ➡ 総理大臣にした功労者です。

なので、当初は『IR』(Integrated Resort)に賛成の立場でしたが、
親子2代に亙って港湾労働者を取り仕切ってきた経験から
多くの港湾労働者が賭博にのめり込んで生活が破壊されている
実態を良く知っていたこともあり、カジノがもたらす『依存症』が
横浜市民・日本国民に取り返しの無い状況に追い込むと察知。

「ギャンブル依存症」についての公開勉強会も開催して警鐘乱打!

「カジノは白紙」と言って当選した林文子横浜市長の変節もあり、
既に総理大臣になっていた菅義偉と対決することを決意。
市民運動とも連携して山中竹春市長候補を応援するのです。

結果は、山中竹春氏が、50万6,392票を獲得してダントツで当選。
自民党の小此木八郎氏が、32万5,947票。
現職だった林文子氏が、19万6,926票。

「主役は市民 俺は脇役」藤木幸夫


KBCシネマに掲示されたポスターには、
松原文枝監督のサインが左下隅に書かれていました。

HAMAnoDON_20230603-01.jpg

終了後パンフ(800円)を購入しました。

HAMAnoDON_20230603-11.jpg

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HAMAnoDON_20230603-15.jpg

HAMAnoDON_20230603-16.jpg

HAMAnoDON_20230603-17.jpg

   *******

西日本新聞-2023年6月3日付けから

HAMAnoDON_20230603-10.jpg

  *******


  映画【ハマのドン】公式サイト
   http://hama-don.jp/

世界のカジノ王「ラスベガス・サンズ」CEOのアデルソンは、日本進出を狙っていた。1兆円という巨額の投資額。ターゲットは横浜港の山下ふ頭だった。藤木が長年仕切ってきた現場だ。アデルソンは、トランプと安倍の首脳会談の前に開かれた朝食会にも出席している。
態度を曖昧にしてきた市長の林文子は、カジノ誘致に向けて動き出した。これに敢然と立ち向かったのが藤木だった。藤木は横浜大空襲を生き延び、父親の時代からの港湾を引き継いできた。
藤木の反対はただの反対ではない。藤木が辿ってきた背景がある。港は苦難の歴史だった。日雇いで危険と隣り合わせ。荒くれ者が集まり、博打は当たり前。野毛の木賃宿でその日暮らしの不安定な生活。家族持ちは、はしけの中での水上生活だ。その港の苦難を知り、博打が行われていた時代を知り尽くしているからこその反対だ。身体を張った勝負師の行動は、多くの市民、自民党の長老、カジノ側の人物までも動かす。カジノ関係者が公にしたその実態は驚愕だ。
一方、横浜市民のカジノ反対の動きは燎原の火のごとく広がっていた。コロナ禍の中で、市民は住民投票を求めて法定数の3倍を超える19万超の署名を集めていた。だが、その声は市議会に届かず、横浜市長選に持ち込まれる。藤木は無名の新人を押し立て、現職市長、そして、菅側近の現職閣僚を相手に闘うことになる。無謀とも言える闘い。藤木は市民の力にかけた。藤木と署名を集めた市民とを結びつけたのはー。
藤木が長年大切にして義理人情恩返しの世界が結合し、大きなうねりとなった。



映画【ハマのドン】予告編映像
https://youtu.be/HLJ109ewsw4



【ハマのドン】ポスター画像

HAMAnoDON_20230603-08.jpg
HAMAnoDON_20230603-09.jpg


  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/99072/

【解説・ストーリー】

カジノ誘致問題に揺れた2021年の横浜市長選で反対派の急先鋒に立った政治家・藤木幸夫を追ったドキュメンタリー。
テレビ朝日が製作した2022年2月放送のドキュメンタリー番組を劇場版として公開。

2019年8月、「ハマのドン」と呼ばれる91歳の政治家・藤木幸夫が、横浜港へのカジノ誘致阻止に向けて立ちあがった。
地元政財界に顔が効き、歴代総理経験者や自民党幹部との人脈も持つ保守の重鎮が、政権中枢に対して全面対決の姿勢を示したのだ。
決戦の場となった横浜市長選で藤木は、住民投票条例の署名を法定数の3倍も集めた市民の力にすべてを懸けた。

裏の権力者とされてきた藤木が市民と手を取りあい、カジノ誘致を覆すまでの軌跡を追う。
テレビ朝日「報道ステーション」のプロデューサーを務めた松原文枝が監督を務めた。
リリー・フランキーがナレーションを担当。

**************
 2023年製作/100分
 /G/日本
 配給:太秦
 製作:テレビ朝日
**************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 松原文枝
プロデューサー : 江口英明 雪竹弘一
ナレーション : リリー・フランキー

出演 : 
藤木幸夫、菅義偉、林文子、 他政治家多数
カジノの問題を告発したカジノ設計者・村尾武洋
カジノを解禁させたトランプ大統領と安倍晋三
外国カジノ資本のCEOなど
市民運動を展開した林定雄ほか市民の人々
市民と野党の共闘で勝利した山中竹春市長




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テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

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