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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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MET LIVE Viewing 【ばらの騎士】を中洲大洋で見る !
2023年6月1日(木)

  今朝10時から中洲大洋で、MET LIVE Viewing
Richard Strauss 作曲【ばらの騎士】
 (原題:Der Rosenkavalier)を見ました!

Rosenkavalier_Ken-Howard_Metropolitan-Opera-05.jpg

 この日が、中洲大洋での上映最終日。 観客は十数人でした。

 この20世紀の音楽家リヒャルト・シュトラウスのオペラ【ばらの騎士】は、
何度か見たことのあるオペラでしたが、和訳の字幕スーパーを見た感じでは
初めて知るようなストーリー展開が多々あって意外でした(笑)

 相当年長の元帥夫人マリー・テレーズと恋仲になっている青年伯爵の
恋の変遷を描く物語。 つまり元帥夫人としては『若い燕』との不倫!
 話しの展開の中で、この青年(LGBTではなく男役)は17歳だと判る。
 青年伯爵の名はオクタヴィアン(メゾソプラノの女性が男役を演じる)


   (映像は、松竹 MET LIVE Viewing 公式サイトから;以下同様)

 役柄の上なんですが、本当に深いキスをするんですね。
 中年女性と若い青年とはいえ、歌手としては女性同士なんで (-_-;)

 この青年伯爵が、元帥夫人の指示により、男爵と結婚する予定の女性に
しきたりに従って『銀のバラ(造花)』を届けるのですが、その女性に
一目ぼれしてしまうと言う展開。 その女性の名はゾフィーで15歳の役処。



 元帥夫人との愛を高らかに歌い上げていたのに、一目惚れで乗り換える?



 元帥夫人は、青年が新しい恋に芽生えることを実は容認していた
と云うか、寧ろ積極的に使者として送り出した感じです。

 一方のゾフィーと結婚する予定のオックス男爵は、女性を手当たり次第に
ものにする謂わばドンファン的な『好色男』
 オペラの中でも本筋とは関係ない女性にちょっかいをだしています。



 ゾフィーは、オックス男爵の女性蔑視の本性を知り結婚を拒否します。

 なので、オペラ最終盤では、若い二人を祝福し三重唱で歌いあげます。



 オペラ定番の『三角関係』を描くのですが、良くあるドロドロ悲劇ではなく
明るいハッピーエンド的なコメディ仕立てになっていました。

 このオペラが『喜劇』であったとは、初めて知りましたが、
これは、演出手法によるものかも知れません。

 17歳の青年・オクタヴィアンを演じるサマンサ・ハンキーさんが如何にも
宝塚の男役のような雰囲気でした。

   *******


【ばらの騎士】公式サイト
https://www.shochiku.co.jp/met/program/4678/
 松竹 MET LIVE Viewing 2023年5月26日(金)~6月1日(木)


映画予告編映像
https://youtu.be/Jb3WqWHRnxg



  松竹 MET LIVE 公式サイトによる作品紹介

【解説・ストーリー】

青年伯爵への恋と迫り来る老いの予感に揺れる美しき元帥夫人!
 ゴージャスにして繊細な小説のようなオペラ!


 年下の青年伯爵への想いと迫り来る「老い」への怯え…揺れる女心を小説のように細やかに描いた大人気オペラが、話題のキャストでお目見え!
 彗星のように登場した大型ドラマティック・ソプラノL・ダーヴィトセン、煌めく美声とヴィヴィッドな存在感で注目を浴びるライジングスター S・ハンキー、深い美声と粋な演技で引っ張りだこのG・グロイスベック、純粋さと華を兼ね備えたE・モーリーら新世代のスターの集結は期待大。
 夢のように美しい〈銀のばら〉の音楽から大詰めの陶酔的な三重唱まで、ゴージャスな音楽を導くS・ヤングの指揮にも注目だ。

《ばらの騎士》のあらすじ

 18世紀(本演出では20世紀初頭)のウィーン。
 元帥夫人マリー・テレーズは、年下の青年伯爵オクタヴィアンと熱愛中。だが人生を知る彼女は、オクタヴィアンが若い恋人を作って離れていく予感に怯えている。
 新興貴族のファーニナルの娘ゾフィーと婚約した従兄弟のオックス男爵が、彼女に届ける「銀のばら」の使者を探していると知った元帥夫人は、悪戯心を起こしてオクタヴィアンを推薦する。
 「銀のばら」を携えてゾフィーのもとを訪れたオクタヴィアンは、一目で彼女と恋に落ちてしまった…。
 text by 加藤浩子

******************
 上映時間:4時間40分(休憩2回)
 MET上演日:2023年4月15日
 言語:ドイツ語
******************

【スタッフ・キャスト】
指揮:シモーネ・ヤング
演出:ロバート・カーセン

 配  役 : 役  名 (役 柄)
リーゼ・ダーヴィドセン : マリー・テレーズ(元帥夫人)、
サマンサ・ハンキー : オクタヴィアン(青年伯爵)、
エリン・モーリー : ゾフィー(15歳の少女)、
ギュンター・グロイスベック : オックス男爵(ゾフィーの結婚相手)、
ブライアン・マリガン : ファーニナル(ゾフィーの父親)


【関連記事】

『MET LIVE』 R. シュトラウス 【ばらの騎士】を観る!
http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-4600.html
 観劇レビュー&旅行記 - 2017年6月11日(日)


METライブビューイング R. Strauss 作曲 【ばらの騎士】
http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-1233.html
 観劇レビュー&旅行記 - 2010年1月31日(日)


MET LIVE だけでも、今回が3回目!

1989年には、フランス・パリで実演版を見ています。
その時は、同性愛の話しだと思って観ていました。
ドイツ語(だったと思う)の上、字幕も何もないので (-_-;)



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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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