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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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MET LIVE ワーグナー《ローエングリン》を中洲大洋で見る!
2023年4月27日(木)

 きょう午前10時から 中洲大洋でMET LIVE OPERA
【ワーグナー《ローエングリン》】
 (原題:Lohengrin - Richard Wagner)を見ました!

 このところは、現代的演出と云うか、20世紀の時代背景にする
演出も少なくないのですが、この演出は比較的古典的。
 背景に映像情報(いわゆるビデオマッピング)も使われていましたが
それほど過度な表現ではなく、目障りにはなりませんでした。

 ヒロイン二人は最近頭角を現してきたスリムな美形ではなく、
旧来型の?おデブさんでした(こういう表現もセクハラか?)
 しかし、歌唱は抜群に上手いので劇場で遠目で見る分にはOK。



 ただ、MET LIVE は、基本的に歌手のクローズアップを映すので
リアルに見え過ぎて。





 ストーリーは、ワグナーの別のオペラ『神聖祭典劇:パルシファル』に
繋がるもので(開演前のナビゲーションで初めて知りました)、
タイトルロールのローエングリンはパルシファルの息子との設定。 

 第3幕で結婚したエルザに自らの名前を明かさない約束
(エルザだけではなく、誰にも名前を明かさない約束)が
何故、必須だったのかは解からずじまい。

 こういう「素性を明かせない」と云うのは『人魚姫』でも『鶴の恩返し』でも
御伽噺に良くあるパターンのようですが・・・

 なのに、歌劇の最後に自ら
「私はローエングリン。パルシファルの息子」と名乗って
去って行き、破滅が訪れる訳ですが・・・



 日本人的には(私が?)良く解らない展開のオペラでした。

 舞台装置は、上空に大きな円形の孔の開いた天井(斜めに配置)があり
その背後のスクリーンに月や星々を映したりする方式。

 MET LIVE Lohengrin_20230427-02


タイトルロールのローエングリンの衣装だけは現代のサラリーマン風。

MET LIVE Lohengrin_20230427-03

その他は中世風?と云うか古代風?と云うか・・・

ヒロイン・エルザは白色(全3幕を通じて衣装替え無し)

MET LIVE Lohengrin_20230427-05

合唱やダンサーなどアンサンブルの衣装は全員共通で、外側が黒いガウン。
その中に白・赤・緑の中衣(シルク製とか)があり、場面展開に合わせて
一斉に色を変えたり徐々に色を変えて行ったりする演出。

基本的には、ローエングリンに分がある時は白に、
MET LIVE Lohengrin_20230427-01

魔女オルトルートに分がある時は赤に、
MET LIVE Lohengrin_20230427-04

両者の言い分を聞く『審判官?』ハインリヒの時は緑に
MET LIVE Lohengrin_20230427-06
 なっていたようでした。

   *******

 このオペラの生公演は、2007年7月にハンガリーのプダペストで
ドイツ語公演(20世紀に置き換えた現代演出)を見ましたが、
言語の障壁で具体的には内容は判りませんでした。

ブダペスト・エーケル劇場 ローエングリン 第一幕
http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-174.html
 観劇レビュー&旅行記-2007年7月6日


ローエングリン 第二幕・第三幕
http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-175.html
 観劇レビュー&旅行記-2007年7月7日


   *******

 なので、今回の字幕入り Live Viewing で初めて内容を知りました!

   *******


  MET LIVE 《ローエングリン》公式サイト
    https://www.shochiku.co.jp/met/program/4675/

(引用)
絶体絶命の姫君を救った白鳥の騎士の正体は?
ドイツ建国にまつわる伝説を銀色の音楽で綴る
ワーグナーの傑作《ローエングリン》が初登場!


絶体絶命の姫君を救いに現れた白鳥の騎士!新婚の夜に仕掛けられた罠とは?
ドイツ建国にまつわる歴史を題材に、〈結婚行進曲〉〈第3幕への前奏曲〉など名曲目白押しの名作がとうとうライブビューイングにやってくる。
ワーグナー・オペラで絶賛を浴びるF・ジラールの幻想的な演出と、オーケストラから魔法のような色彩を引き出すMET音楽監督Y・ネゼ=ゼガンの指揮は理想のコンビ。
本役で新境地を開いたP・ベチャワをはじめワーグナーのスペシャリストがずらり揃ったキャストも壮観だ。
 text by 加藤浩子




《ローエングリン》予告編映像
4/21(金)公開!姫を救った白鳥の騎士の正体とは?
 https://youtu.be/7dAql3cEkMM



  MET LIVE 《ローエングリン》公式サイトによる作品紹介
    https://www.shochiku.co.jp/met/program/4675/

【解説・ストーリー】
10世紀前半のブラバント公国。東方遠征の兵を募りにやってきたドイツ国王ハインリヒ1世は、テルラムント伯爵から世継ぎのゴットフリートを姉のエルザが殺したという訴えを受ける。
実際はテルラムントの妻で魔女のオルトルートが、ゴットフリートを白鳥に変えたのだった。
夢に現れた騎士がこの窮地から救ってくれると 語るエルザの前に本当に騎士が現れ、テルラムントと戦って勝利。
エルザと結婚することになる。
その条件は、自分が誰か絶対に問わないことだった。
だが、騎士の素性が怪しいと主張するオルトルートにエルザは動揺し…。
 text by 加藤浩子

【スタッフ・キャスト】
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
演出:フランソワ・ジラール

上映時間:4時間56分(休憩2回)
MET上演日:2023年3月18日
言語:ドイツ語

 配  役 : 役  名
出演:
ピョートル・ベチャワ : ローエングリン、
タマラ・ウィルソン : エルザ、
クリスティーン・ガーキー : オルトルート、
エフゲニー・ニキティン : テルラムント、
ギュンター・グロイスベック : ハインリヒ





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テーマ:オペラ - ジャンル:音楽

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