fc2ブログ
観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


プロフィール

junsky07

Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



カレンダー

05 | 2023/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



現在日本時間



最近の記事



ブログ内検索



カテゴリー



リンク



FC2カウンター



FC2ブログランキング



ブログ・ランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ



アクセス・ランキング

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ



アクセス・ランキング

にほんブログ村 演劇ブログ 演劇(観劇)へ



アクセス・ランキング

音楽ブログ

ランキング



アクセス・ランキング

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ



FC2ブログランキング

御訪問頂きありがとうございます

FC2ブログランキング

よろしければクリック御願いします



天気予報


-天気予報コム- -FC2-



降水予報



最近のコメント



最近のトラックバック



FC2ブックマークに追加する

FC2ブックマークに追加



QRコード

QRコード



RSSフィード



月別アーカイブ



中洲大洋でドキュメンタリー映画【モリコーネ】を見る!
2023年3月20日(月)

きのう 16:30 から中洲大洋で
映画【モリコーネ】
 (原題:ENNIO)を見ました!

Ennio_Movie_Poster.jpg


 映画音楽を中心に数百本の音楽やポピュラー音楽は元より
交響曲や室内楽も手掛けたエンニオ・モリコーネの伝記的
ドキュメンタリー映画でした。

 こちらは、ドキュメンタリー的な映画ではなく、文字通り
本人が出演するドキュメンタリー映画でした。

 エンニオ・モリコーネは幼い頃に父親からトランペットを与えられ
音楽の道を開かれたとのこと。
 そのトランペットは高級品では無かったそう。
 小学生の頃には楽譜の読み方や書き方も父親に教えられ
作曲家の萌芽が現れます。

 当然、クラシックの作曲家になるべく勉強したようですが、当時の
現代音楽(メロディやハーモニーの無い自己満足的な音楽傾向)に
飽き足らず、試行錯誤していた処に頼まれたのが映画へのBGM。
本人も仕方なく引き受けた作曲ですが、それが悩みを突破する
ひとつの方向性を示すことになったようです。
 クラシック音楽の作曲の師匠からは、非難され謂わば絶好状態に。

 作曲家仲間たちからも当初は馬鹿にされる状況で・・・

 しかし、数多くの映画に、その都度新しい手法を探求して音付け。
次第に映画音楽作曲家の地位を固めて行きます。
 それでも実は『純音楽』も仕事抜きで作曲を続けていたようです。

 やはりアメリカでもクラシック音楽界の人々は自らの音楽は芸術!
映画音楽などは金儲けの為の『商業音楽』として蔑んでいたようで。

 晩年のエンニオ・モリコーネの映画音楽では『現代音楽的手法』も
含めて『純音楽』(それもバッハ以前から近代音楽まで)の手法を
応用展開している部分が見られます。

 ひとつの楽曲を長回しで紹介するのですが、それが各地で行われた
数多くの演奏会を切り取って繋ぎ合わせた職人技の編集でできている。

 エンニオ・モリコーネを知る多くの人々のインタビューもうまく編集
されているのですが、その顔ぶれが超豪華!
以下の出演者欄にも、その一部が紹介されていますが、たとえば
クリント・イーストウッド, クエンティン・タランティーノ,
オリバー・ストーン, ジョン・ウィリアムズ 等など。

 中洲大洋で一番小さいスクリーン4に、観客は5人ほどでした。

   *******


  映画【モリコーネ】<公式サイト
   https://gaga.ne.jp/ennio/

(引用)
『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督がマエストロの葛藤と栄光に迫る。芸術の深淵を見た彼が、カメラの前で最後に語ったこととは――?
2020年7月、世界は類稀なる才能を失った。エンニオ・モリコーネ、享年91歳。1961年以来、500作品以上という驚異的な数の映画とTV作品の音楽を手掛け、アカデミー賞®には6度ノミネートされ『ヘイトフル・エイト』(15)で受賞し、2006年にはその全功績を称える名誉賞にも輝いた。
そんな伝説のマエストロに、弟子であり親友でもある、『ニュー・シネマ・パラダイス』『鑑定士と顔のない依頼人』のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、5年以上にわたる密着取材を敢行。結果として、生前の姿を捉える最後の作品となってしまった、ドキュメンタリー映画を完成させた。
スクリーンの中では、モリコーネ自らが自身の半生を回想、かつては映画音楽の芸術的地位が低かったため、幾度もこの仕事をやめようとしたという衝撃の事実を告白する。クラシック音楽の道へ進まなかった葛藤と向き合いながら、いかにして音楽家としての誇りを手にするに至ったかが、数多の懐かしい傑作の名場面と、ワールドコンサートツアーの心揺さぶる演奏と共に紐解かれていく。
さらに、名前を見ただけで息をのむ70人以上の著名人のインタビューによって、モリコーネの仕事術の秘密が明かされる。生まれ持った才能と閃き、貧しかったために働きながら通った音楽院での地道な努力、新しいムーブメントを取り入れる柔軟なセンス、信念に反することは断固拒否するプライドについてのエピソードによって、モリコーネの人生そのものが偉業であったことが証明されていく。
同時に、初公開となるプライベートな映像が、奇才のチャーミングな人間性と妻への美しい愛を浮き彫りにする。「ジュゼッペ以外はダメだ」と、モリコーネ自身が本作の監督に指名したトルナトーレの前だからこそ、最後に口にした芸術の深淵を見た者の言葉とは─?
今も、そしてこれからも、モリコーネのメロディを聴くだけで、あの日、あの映画に胸が高鳴り涙した瞬間が蘇る。同じ時代を生きた私たちの人生を豊かに彩ってくれたマエストロに感謝を捧げる、愛と幸福に満ちた音楽ドキュメンタリー。




映画【モリコーネ】予告編映像
 https://youtu.be/Wld0dhuNVZo






  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/96331/

【解説・ストーリー】
 「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、師であり友でもある映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネに迫ったドキュメンタリー。

 1961年のデビュー以来、500作品以上もの映画やテレビの音楽を手がけ、2020年7月に惜しまれながらこの世を去ったモリコーネ。
 「ニュー・シネマ・パラダイス」「荒野の用心棒」「アンタッチャブル」など45作品にも及ぶ傑作から選ばれた名場面や、最高の音響技術で再現されたワールドコンサートツアーの演奏、クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーンら錚々たる顔ぶれの監督・プロデューサー・音楽家へのインタビューを通して、モリコーネがいかにして偉業を成し遂げたのかを解き明かしていく。

さらに、モリコーネのプライベートライフやコメント、初公開のアーカイブ映像などにより、モリコーネのチャーミングな人間性にも迫る。

**************
 2021年製作/157分
 G/イタリア
 原題:Ennio
 配給:ギャガ
**************


【スタッフ・キャスト】
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
製作:ジャンニ・ルッソ ガブリエーレ・コスタ
脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
撮影:ファビオ・ザマリオン ジャンカルロ・レッジェーリ
編集:マッシモ・クアッリア アナリサ・スキラッチ

  出  演  者
エンニオ・モリコーネ
クリント・イーストウッド
クエンティン・タランティーノ
ウォン・カーウァイ
オリバー・ストーン
ハンス・ジマー
バリー・レビンソン
ジョン・ウィリアムズ
ダリオ・アルジェント
ジュゼッペ・トルナトーレ
テレンス・マリック
ブルース・スプリングスティーン
ベルナルド・ベルトルッチ
ジェームズ・ヘットフィールド
クインシー・ジョーンズ
ローランド・ジョフィ
リナ・ウェルトミューラー
フィル・ジョアノー




関連記事

テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック