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ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)が17日、第1ヴァイオリン奏者のヴィネタ・サレイカ=フォルクナー(Vineta Sareika-Völkner)の第1コンサートマスター昇格を発表した。
オーケストラの140年の歴史の中で初の女性コンサートマスターが誕生することになる。
サレイカ=フォルクナーはラトビア・ユールマラ生まれの36歳。
パリ国立高等音楽院でジェラール・プーレに、エリザベート王妃音楽院でオーギュスタン・デュメイに師事した。
その後、ベルギーのロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターなどを経て、2012年からアルテミス弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンを務めていたが、2021年の出産を機に退団。2022年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団し、第1ヴァイオリンのセクションに加わっていた。