高梨の失格、運用ルールへの疑問
北京五輪に潜む理不尽な“魔物”
https://news.goo.ne.jp/.../sports/postseven-1726024.html
ニュースポストセブン―2022年2月12日
【ジャンプ】失格問題で全日本スキー連盟が
国際スキー連盟への対応検討「何らかのアクションを」
日刊スポーツ [2022年2月10日22時44分]
北京オリンピック(五輪)の7日ジャンプ混合団体で高梨沙羅ら5選手がスーツ規定違反による失格。選手からは通常とは違う検査方法だったという声が挙がっている。
(以下略)
高梨沙羅を失格にした〝黒幕〟判定員が反論
「私は関係ない。全部ボンチフスカがやった」
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/3988883/
東スポ―2022年2月10日 19時52分

北京五輪のスキージャンプ混合団体で日本の高梨沙羅(25=クラレ)らがスーツ規定違反で失格になった問題で、〝黒幕説〟が浮上している渦中のフィンランド人審判ミカ・ユッカラ氏が「私は関係ない。全部(女性審判の)ボンチフスカがやった」と無関係だと主張した。
大騒動になっている高梨ら女性選手5人の失格問題を巡っては、マテリアルコントロール(道具チェック)を担当する責任者でポーランド人女性のアガ・ボンチフスカ氏が検査を実施したが、その後に本来はいるはずのない男性担当のユッカラ氏が検査に〝介入〟していたことが現地で指摘されていた。
(以下略)
高梨沙羅も犠牲者か…ジャンプ混合団体
「失格者」続出に国際連盟“強豪国狙い撃ち”陰謀説
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/301101
#日刊ゲンダイDIGITAL ー2022年2月9日
スーツ規定違反の失格者が5人も出た7日のスキージャンプの新種目・混合団体。
1本目に103メートルの大ジャンプの後で失格が判明した高梨沙羅(25)は、太もも回りのサイズが規定より2センチオーバーしていたという。
このスーツは2日前の個人戦と同じもの。気温がマイナス10度を超える極寒で体重が減ったとか、コーチ陣のチェックミスとか、「外野」はあれこれ言っているが、4年に1度の五輪で同時に5人の違反は極めて異例だ。
しかも、失格者のワールドカップランクはアルトハウス(ドイツ)の2位を筆頭に、高梨6位、オプセト(ノルウェー)7位、イラシュコ(オーストリア)8位、ストロム(ノルウェー)12位と上位者ばかりという点も不可解だ。
(以下略)
高梨沙羅「失格」で新証言
〝黒幕男〟の警告と攻撃的な空気感=ノルウェー紙
東京スポーツ―2022/02/12 05:15
スキージャンプ混合団体で、日本の高梨沙羅(25=クラレ)ら女子選手ばかり5人がスーツ規定違反で失格になった問題で、またしても新証言が飛び出した。通常の大会では穏やかな雰囲気のスーツ検査場が、今回に限っては異様に張り詰めた空気に包まれていたという。
スーツ規定違反になった独選手
「女子のジャンプをぶち壊した」FISを強く批判
【北京オリンピック】
https://www.huffingtonpost.jp/.../mixed-team-ski-jumping...
HuffPost:安田 聡子-2022年2月8日
(引用)
5人の選手がスーツ規定違反となった、北京オリンピック・ジャンプ混合団体。選手たちが失望と怒りを伝えています
【今回の運営で、FISはすべてをぶち壊しました。私は彼らが女子のスキージャンプを壊したと思います。彼らが何をしたいのか、私には理解できません】
2月7日に開催された北京オリンピック・ジャンプ混合団体では、5人の選手がスーツ規定違反で失格となり、ジャンプが無効になった。
大舞台での予想していなかった展開に、違反になった日本の高梨沙羅選手が涙を流す場面もあった。

高梨選手の他にスーツ規定違反と判断されたのは、ドイツチームのカタリナ・アルトハウス選手、オーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツ選手、そしてノルウェーのアンナ・オーディン・ストロム選手、シリエ・オプセト選手。
全員が女子選手で、スーツに規定の幅を超えるわずかなゆとりがあったことを指摘された。
アルトハウス選手は試合後、国際スキー連盟(FIS)を激しく批判している。
ニュージーランドヘラルドによると、同選手はドイツのスポーツ通信社SIDに「オリンピックで(女性にとって)2つ目の競技ができてとても嬉しかった」と述べた上で、次のように語った。
「今回の運営で、FISはすべてをぶち壊しました。私は彼らが女子のスキージャンプを壊したと思います。彼らが何をしたいのか、私には理解できません」
「私は11年間のスキージャンプ生活で、何度も検査を受けてきましたが、一度も失格になったことはありません。私のスーツは、規定範囲内だったと思います」

アルトハウス選手はInstagramでも、規定違反に対する失望をコメントしている。
スカイニュースの翻訳によると
「今日の決定に言葉を失っています。この結果、私たちのスポーツが台無しになりました。アスリートと彼らの夢が壊されました。私は11年間、一度も規定違反になったことはありません。とてもショックですし、理解できない」
とつづった。
ガーディアンによると、ノルウェーのオプセト選手も「ただショックです。今日何が起きたのか全くわからない」と失望と戸惑いを表した。
しかしオプセト選手は、Instagramに投稿した頭を抱える写真に「大荒れのオリンピックのスタートになりました。だけど頭を上げます。明日は新しい日、新しいチャンスがある。混合団体は初めて導入されたプログラムです」という前向きなメッセージを添えている。
ドイツチームコーチのシュテファン・ホルンガッハー氏は、相次ぐ規定違反を「操り人形劇のようだ」と批判。「非常に怒っているし、理解できない。私たちは素晴らしいジャンプをしたのに、ただ落胆させられた」と怒りを表明した。
ホルンガッハー氏によると、アルトハウス選手は5日に行われたスキージャンプ女子ノーマルヒルの試合にも同じスーツを着て臨んだ。ただし「その後に体重が落ちたのかもしれない」と説明している。
また違反とされた5人のうちの1人、ノルウェーのアンナ・オーディン・ストロム選手は、いつもと違う方法でスーツを測定されたと話している。
「これまでのやり方と同じではありませんでした」「隔離されていて、1週間きちんとした食事ができていなかったことも少し関係しているのかもしれません」
オリンピックのスキージャンプでは、男子はラージヒルとノーマルヒル、団体があるが、女子はノーマルヒルと混合団体のみ。女子選手にとっては、この混合団体が最後の出場機会だった。