(引用)
(2022年2月)8日に発表された第94回米アカデミー賞の候補で、
濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」が最高峰の作品賞、
監督賞、脚色賞、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の4部門に
ノミネートされた。

作品賞、脚色賞へのノミネートは日本作品初の快挙だ。
米国でも受賞ラッシュが続いているが、なぜ、高く評価されているのか。
識者が指摘するのは、新型コロナウイルスの感染拡大に悩む多くの人の心に響く、あるメッセージだ。
ドライブ・マイ・カーは村上春樹さんの短編小説が原作だ。
妻を亡くした演出家(西島秀俊さん)が、専属運転手となった女性
(三浦透子さん)らとの対話を重ね、妻の死と向き合っていく姿を描いた。
仏カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞。
米国でも全米映画批評家協会賞で作品賞を含む4冠に輝き、第79回ゴールデン・グローブ賞では日本作品として62年ぶりに非英語映画賞を受賞するなど、これまでの日本勢とはケタ違いの快進撃が続く。
アカデミー賞でも国際長編映画賞へのノミネートは確実視されていた。
(以下略;有料記事)