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観劇レビュー&旅行記
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ベートーヴェン 「大フーガ」 第3回
Ludwig van Beethoven の 「大フーガ」 についての第3回目です。

前回示した楽譜の内、最初の一段目を見てみましょう。

GrosseFuga001M01.jpg

   ト長調、またはホ短調だが曲のイメージからすると【ホ短調】 8分の6拍子。

 御覧のように最初は、この調性(ト長調、またはホ短調)の主音(ドの音)である 
【G】音のTutti(全員同じ音を奏すること)である。
 ホ短調のようで、最初の音はト長調の主音であるところが特異!
 主音【G】を 【G,G G’】とフォルテ(f)で1.5小節,その後2.5小節に亘り【G】を
フォルテッシモ(ff)で響かせた後、
そのままTutti スフォルツァンド(sf)で、【G#】⇒【F’】⇒【E’】⇒【G#】と
それぞれ1小節づつ鳴らし、次に、【A】⇒【F#’】と一拍づつ。
 この音の進行は、当時の音楽の常識とはかけ離れている。

特に、その中でも
【G#】⇒【F’】 の減7度の上行跳躍と
【E’】⇒【G#】 の減6度の下降音形、ならびに
【A】⇒【F#’】 の一拍づつの決定打(上の【G#】⇒【F’】を半音上げた形)が
このフレーズを特徴付けている。

現代音楽なら有り得る音の進行だが・・・

 ここだけでも、当時(1822年頃)の聴衆の度肝を抜くものであったことは確かであろう。

 なお、文字での音程の表記は、下記とした。
下第一線の【C】(いわゆる・ド)から
  第3線の【H】(シ)までは符号なし、
1オクターブ下を【C,】~【H,】
1オクターブ上を【C’】~【H’】
2オクターブ上を【C”】~【H”】
と表すことにする。 


 今日は、ここまで。

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 「敬愛なるベートーヴェン」 公式サイト で、「大フーガ」 全曲を聴くことができます。
右の 【Enter】 をクリックしてみてください。
上に示した楽譜は、その最初の十数秒です。
これを聴いていただくと、如何に難解な曲かがお解かり頂けると思います。


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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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