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いよいよ今月27日(火)より、約7年ぶりに福岡・キャナルシティ劇場で開幕するミュージカル『キャッツ』。開幕に向けて、四季芸術センター(横浜市あざみ野)では俳優たちによる稽古が始まりました。

(写真は公式サイトより一部拝借:リンクから15枚の画像が見られます)
「初参加のメンバーも多いので、一度読み合わせを行いましょう」
そう声をかけるのは、レジデントディレクターを務める荒木美保。その言葉通り、この日集ったのは出演経験豊富なメンバーの他、本作に初めて参加するフレッシュな顔ぶれも。初心に返って脚本と向き合い、歌と台詞で進行する読み合わせ稽古からスタートしました。

一度全編を通したあとは、楽曲ごとに何度も歌い込み、細かなニュアンスを磨き上げていく音楽稽古が進行。
音楽担当スタッフから「せっかくの機会なので、今一度、皆さんで共通見解を持っていきましょう」と声がかかり、集中して楽曲に取り組みます。
冒頭の「ジェリクルソング」は、それぞれ自由に生きる猫たちが年に一度だけ集まり、歌い踊る祝祭のはじまり――それに相応しい歓びや華やかさが、コーラスからもにじみ出るように。
「メロディに対して新鮮な感覚を持って。皆さん自身がメロディに感動できているかどうかが、そのまま音に表れます」「この音はしっかりエッジを効かせて。フレーズをはっきり歌い分けて」「色々な性格の猫がいるということが、音楽からもわかるように」
スタッフからの具体的なアドバイスと、即時応えていく俳優たちの応酬が続きます。

福岡のお客様へ、作品の新鮮な感動をお届けするため――カンパニーはこの後も、ていねいな稽古の時間を重ねます。
オフィシャルウェブサイトや劇団四季公式Twitter、Instagramでは、今後も『キャッツ』の様々なコンテンツをお届け予定。どうぞお楽しみに!
※劇団四季によるキャナルシティ劇場での長期公演活動は、今回の『キャッツ』福岡公演をもって終了となります。皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。