作家としても活躍する現役医師・南杏子の同名小説を「八日目の蝉」の成島出監督が映画化し、吉永小百合が自身初となる医師役に挑んだ社会派ヒューマンドラマ。
長年にわたり大学病院の救命救急医として働いてきた白石咲和子は、ある事情から父・達郎が暮らす石川県の実家に戻り、在宅医療を行う「まほろば診療所」に勤めることに。これまで自分が経験してきた医療とは違うかたちでの“いのち”との向き合い方に戸惑いを覚える咲和子だったが、院長の仙川をはじめ、診療所を支える訪問看護師の星野、咲和子を慕って診療所にやって来た元大学病院職員の野呂ら周囲の人々に支えられ、在宅医療だからこそできる患者やその家族との向き合い方を見いだしていく。
咲和子を追って診療所で働き始める青年・野呂を松坂桃李、訪問看護師・星野を広瀬すず、院長・仙川を西田敏行、咲和子を温かく見守る父・達郎を田中泯が演じる。
****************
製作国 : 日本
公開年 : 2021年
上映時間 : 119分
映倫区分 : G
****************
【STORY】
東京の救命救急センターで働いていた、医師・白石咲和子は、ある事件の責任をとって退職し、実家の金沢に帰郷する。これまでひたむきに仕事に取り組んできた咲和子にとっては人生の分岐点。父と暮らしながら「まほろば診療所」で在宅医師として再出発をする。院長の仙川徹と訪問看護師の星野麻世、東京から咲和子を追いかけてきた野呂と共に、咲和子は様々な事情から在宅医療を選び、治療が困難な患者たちと出会っていく。これまで「命を救う」現場で戦ってきた咲和子が「命をおくる」現場で見つけたものとは・・・?
【主な出演者】
(役名省略) :
吉永小百合/松坂桃李/広瀬すず/南野陽子/柳葉敏郎/小池栄子/伊勢谷友介/みなみらんぼう/泉谷しげる/森口瑤子/松金よね子/石田ゆり子/田中泯/西田敏行
【スタッフ】
監督 : 成島出
脚本 : 平松恵美子
原作 : 南杏子
製作 : 岡田裕介
撮影 : 相馬大輔
美術 : 福澤勝広
音楽 : 安川午朗
編集 : 大畑英亮
字幕 : 戸田奈津子