(引用)
福岡市の商業施設「キャナルシティ博多」を運営する福岡地所グループのエフ・ジェイエンターテインメントワークス(福岡市)は3日、施設内のキャナルシティ劇場について、企画運営会社サンライズプロモーション東京(東京)と2022年7月から10年間の専用使用契約を結んだと発表した。劇団四季の専用劇場から転換し、多彩な舞台芸術を展開する。
演劇やミュージカルだけでなく、人気アニメを原作とした舞台や歌舞伎などの伝統芸能、海外アーティストの公演などを誘致する計画。名称は変えず座席数も維持する予定という。企画運営会社キョードー西日本(福岡市)、チケット予約システム運営会社イーティックスデータファーム(東京)と3社で運営する。
劇場は1996年に劇団四季専用劇場として開業。2010年にマルチ劇場に転換したが、17年6月から四季が再び専用使用しており、22年5月に契約が終了する。(布谷真基)