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観劇レビュー&旅行記
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中洲大洋でドキュメンタリー映画【沖縄戦】を見る!
2020年8月23日(日)

きのう中洲大洋で、ドキュメンタリー
【沖縄戦 知られざる悲しみの記録】
を見ました!
13時15分から上映。 観客十数名でした。

20200822_Okinawasen_Poster.jpg

 75年前の沖縄戦の時には、まだ10歳前後だった方々が見た『悲しみの記録』
を後世に伝え残すために重い気持ちを克服して証言する沖縄戦の実態!

 米軍による空爆や艦砲射撃の容赦の無さや沖縄を取り囲んだ米艦船への
特攻突撃(『成功』率10%未満)などを、主にアメリカ側の記録映像を駆使して
描きます。 米軍は写真だけではなくフィルム映像を多数撮影しており
当時はまだ貴重だったカラー・フィルム映像も撮影していました。



 一方、米軍に輪を掛けて残忍であった日本軍の振舞いも証言されます。

 ガマ(洞窟)から住民を追い出すのは序の口で、親に子どもを殺せと
命じたり、民間人に手榴弾を渡して『自決』を促したりしています。

 沖縄戦研究者は、『自決』ではなく「強制死」であったと告発します。

 また、戦陣訓である「生きて虜囚の辱めを受けず」や「鬼畜米英」の
スローガンを小学校から叩き込み『日本人化』教育を行います。
 琉球方言を使うものはスパイ・国賊・売国奴として扱われます。



 もし、捕虜になれば女性は強姦されたあと殺される。
男性は手足をもぎ取られ戦車に弾かれて殺されると云う
嘘を信じさせられている中、投降の呼びかけにも殆どの民間人が応じず
親が子を殺す『集団自決』(強制死)があちこちで起こります。

 僅かにガマ全員が救出された処には米国留学や仕事でハワイに居た
人が勇気を持って代表してガマを取り囲む米軍と交渉して助けました。
 投稿した人々に米軍は食料や衣料や医療を施し、手厚く介護しました。
 ただ、映画の最後が『優しかった米軍人』という印象で終わるのには違和感が。
 しかし、沖縄の人々は日本軍の非道さと比べて、実際にそう思ったのかも。

 映画の長いエンドクレジットの最後の方で、この映画の製作が
浄土真宗本願寺派(西本願寺)であることが判ります。

 観客は皆さん退席せずに長いエンドクレジットを見たうえで
映画が全部終わってもしばらく席を立てませんでした。


  【沖縄戦 知られざる悲しみの記録】公式サイト

 ナレーションを担当した宝田明さんのインタビュー映像



  Movie Walker による 作品紹介

 太平洋戦争末期、日本で唯一の地上戦となった沖縄。当時の体験者や専門家の証言、米軍が撮影した記録フィルムなどから、その実態を明らかにするドキュメンタリー。20万656人もの戦死者を出し、県民の3人に1人が死亡したとも言われる戦闘の真実とは。ナレーションを務めるのは、「ダンスウィズミー」の宝田明、「一粒の麦 荻野吟子の生涯」の斉藤とも子。監督は「朝日のあたる家」の太田隆文。

***************
作品データ
 製作年 : 2019年
 製作国 : 日本
 配 給 : 渋谷プロダクション
 上映時間 : 135分
***************

【映画のストーリー】 (結末の記載を含むものもあります。)
 太平洋戦争末期、日本で唯一の地上戦が行われた沖縄。
 その凄惨な戦闘をほとんどの日本人は知ることなく、75年の年月が経とうとしている。
 本土に疎開する子どもたちを乗せた船がアメリカの潜水艦によって撃沈され、1482人が死亡した対馬丸の悲劇。
 嘉数高地の戦いでは、多くの日本兵やアメリカ兵が戦死。陸軍司令部のあった首里城の攻防。
 さらには渡嘉敷島で起こった集団強制死。そして、摩文仁の丘での牛島司令官の自決。だが、戦闘はそこで終わらなかった……。

 戦死者20万656人。県民だけを計算すると、当時の人口の3人に1人が死亡したことになる。その戦闘はどのようにして始まったのか? その中で住民が見つめたものとは?
 沖縄戦体験者12人の証言と専門家8人による解説、米軍が撮影した記録映像を駆使して、その全貌を解き明かす。

【証言者・スタッフ】

上江洲安昌 知花治雄 上原美智子 照屋勉 長浜ヨシ 川満彰 
比嘉キヨ 佐喜眞道夫 真栄田悦子 座間味昌茂 松田敬子 
島袋安子 山内フジ 瑞慶覧長方 平良啓子 吉浜忍 平良次子 
吉川嘉勝 知花昌一 大城貴代子 他

監  督 : 太田隆文
音  楽 : サウンドキッズ
撮  影 : 三本木久城 、 吉田良介
題  字 : 大石千世
ナレータ : 宝田明 、 斉藤とも子
制  作 : 青空映画舎
配給・宣伝 : 渋谷プロダクション
製  作 : 浄土真宗本願寺派(西本願寺)


【関連記事】

【news23】首里城に眠る戦争遺跡

#沖縄戦 から75年の「 #慰霊の日 」。去年、 #首里城 が火災で焼失しましたが、その地下に日本軍の司令部があったことはあまり知られていません。現在は公開されていませんが、当時沖縄戦を指揮した司令官の孫である男性が保存と公開を訴えています。(news23 6月23日放送)



以下は、中州大洋のスタッフが作成された館内ディスプレイ!

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テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

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