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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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オットーと呼ばれる日本人 (2)
 このドラマ、のっけからセリフは英語である。

 舞台は1930年代初頭の上海。

Otto001.jpg


 ジョンスンと呼ばれるドイツ人(リヒャルト・ゾルゲ)とオットーと呼ばれる日本人(尾崎秀実)、
そして宋夫人と呼ばれるアメリカ人(アグネス・スメドレー)、フリッツと呼ばれるドイツ人
4人の共通語は英語だったという想定である。

 この英語を翻訳して表現するのはスライド映写である。
字幕というか、昔の無声映画のト書きのような雰囲気である。

 「ゾルゲ事件」は、当時の政府によって国際的大スパイ事件として知られるようになったが、見方によっては「スパイ事件」というよりは、極東で日本とソ連の開戦を避けることが主要な使命であり、ファシズムの猛威を抑えることが目的であったと言うべきかも知れない。

 ドラマの佳境で、ゾルゲと尾崎が言い争う場面があるが、それは『祖国』からの距離感の違いによるものである。
 ゾルゲは、ヒットラーのファシズムが荒れ狂うドイツは既に祖国でも何でもないという考えであり、尾崎は、天皇専制が荒れ狂う日本が自らの祖国であり、この祖国を変革することに命を掛けている。

 一方では、ゾルゲも尾崎もコミンテルンの指令の元に動いていると言う点では共通している。
コミンテルンの連絡係としてアメリカ帰りの画家・宮城与徳が全国を写生旅行して情報収集。

Pnel01m.jpg

 
 これらの人々の十数年に亘る活動を跡付けたドラマである。

 ドラマの進行に連れて英語は少なくなってきて、日本人役は殆ど日本語で話すようになる。
しかし、英語で話しているという想定のものではあろう。

 
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