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観劇レビュー&旅行記
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映画【三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実】を見る
2020年3月25日(水)

 先週の土曜日トリアス久山ユナイテッドシネマで
ドキュメンタリー映画【三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実】を見ました。

双方とも私とは政治的立場が異なる人々ですが、
私は当時は未だ高校生であったので詳しくは知らず、
この討論会を見るのは初めてでした。

20200328143447c53.jpg


この討論会の取材を唯一許された報道機関・TBSが保存していた
フィルム映像を元に、50年目の今日復刻されたものです。

映画は三島由紀夫氏を中心に編集されているようで、
東大全共闘の学生の極めて観念論的問題提起に
できるだけ具体的に現実に引き付けて回答しようとする
姿が印象的です。

学生たちが謂わば失礼な物言いをしているのに対しても
丁寧な話ぶりで激昂することもなく話していて好感が持てます。

学生たちの問題提起が如何にも観念的でありマルクス主義とも
科学的社会主義とも全く無縁なものであり、参加した平場の
学生から壇上の学生の論だてを批判する意見も出ています。

取り分け、学生の論客と言われる芥正彦の言い分は
この映画の中心であり、現在の老境に達した芥正彦にも
インタビューしているのですが、当時も今も独善的で
上から目線の観念論ばかりを展開していて
何を言いたいのかサッパリ解りません。

映画の中では『日共・民青』と云う表現が現れ、
日本共産党と民主青年同盟を虚仮にし揶揄することも
この映画の1つの目的であったように思われます。

そう云う側面から見ると、このドキュメンタリー映画は、
野党共闘の中心を担いつつある日本共産党への市民の
期待に水を掛けるものであり安倍政権による野党共闘の
切り崩しに協力する目的があるように思われます。

コメンテイターには、平野啓一郎さん、瀬戸内寂聴さん、内田樹さん
など意外な顔ぶれも出演され三島由紀夫氏の評価を語ります。

   映画公式サイト


   『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』
    3.20(金)公開/本予告 ギャガ公式チャンネル - 2020/01/28


   Movie Walker による作品紹介

1969年5月13日、東京大学駒場キャンパスで行われた作家・三島由紀夫と東大全共闘による伝説の討論会に迫るドキュメンタリー。当時の記録映像を高精細映像にリストア、関係者や現代文学者、ジャーナリストらの証言を集め、三島の自決1年前の生き様を炙り出す。ナレーションを「寝ても覚めても」の東出昌大が担当。監督は「ヒーローマニア 生活」の豊島圭介。

****************
作品データ
 製作国 : 日本
 配  給 : ギャガ
 上映時間 : 108分
****************

【映画のストーリー】 (結末の記載を含むものもあります。)
三島由紀夫が衝撃の自死を遂げた前年の1969年5月13日。
学生運動が激化していた東京大学駒場キャンパスの900番教室は、1000名を超える学生が「三島を論破して立ち往生させ、舞台の上で切腹させる」と盛り上がり、異様なテンションが充満していた。
一方、三島は警察が申し出た警護も断り、その身一つで敵地へと乗りこんでゆく。
討論会は2時間半にも及び、三島由紀夫という天才がその煌めきをまざまざとみせつける。
この伝説となった『三島由紀夫VS東大全共闘』の記録を高精細映像にリストアし、元東大全共闘、三島と交流のあった著名人、盾の会メンバー、三島文学を愛する文化人ら13名が証言。討論会の全貌が明らかになる。

【発言者・証言者】
三島由紀夫

『全共闘側』
芥正彦
木村修
橋爪大三郎

『楯の会』
篠原裕
原昭弘
宮澤章友

『討論の場にいた人々』
小川邦雄
清水寛

『三島と親交があった人々』
椎根和
瀬戸内寂聴

『コメントを寄せた人々』
平野啓一郎
小熊英二
内田樹

【スタッフ】
監  督 : 豊島圭介 、 豊島圭介
プロデューサー : 刀根鉄太 、 竹内明
撮  影 : 月永雄太
音  楽 : 遠藤浩二
企画プロデュース : 平野隆
企画協力 : 小島英人
編  集:  村上雅樹
録  音 : 小川武
ナビゲーター : 東出昌大
助監督 : 副島正寛
監  督 : 豊島圭介 、 豊島圭介
共同プロデューサー : 星野秀樹 、 大澤祐樹 、 岡田有正
アシスタントプロデューサー : 吉原裕幸 、 韮澤享峻 、 諸井雄一


20200328135541c8c.jpg
  西日本新聞 - 2020年3月25日(水)


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テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

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