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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2018】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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MET Live Viewing 【蝶々夫人】を見る
2020年2月11日(火・祝)

今日は、先週の金曜日から上映が始まった
MET Live Viewing 【蝶々夫人】G.プッチーニ作曲 を
中州大洋で見ました。

映像では何度か観た筈のオペラでしたが、冒頭の序曲部分は
新しい演出表現のせいでしょうか?初めて聴くようなイメージ。

Madame Butterfly-01
 (冒頭の序曲が流れているシーン:終幕を連想させます)

その内、聴き慣れたプッチーニらしいハーモニーのメロディが始まって!

蝶々夫人が歌うあの有名なアリア『ある晴れた日に』は
オペラ終盤で歌われるものと思っていましたが、オペラの中盤より
少し前(第二幕の結構前の方)で歌われたので驚きでした。
(要するに、以前観たのを良く憶えていないと言う話し)

Madame Butterfly-02

第1幕で、蝶々夫人の身の回りの世話をする二人の使用人は
人形浄瑠璃(文楽)の人形のように3人使いの人形でした。

婚礼の場面ではメトロポリタン合唱団やバレエ団が総出演?
華やかな衣装(日本的ではあるが和服ではない)を身に着けて!

Madame Butterfly-06L

また、第2幕でピンカートンがアメリカ人妻と一緒に
蝶々夫人に別れを告げに来る場面で初めて出て来る子役(3才)は
通常の演出では子役ですが、ここでは3人使いの人形での演出でした。
舞台監督も出演者も、この子をパペット(操り人形)とは呼ばずに
坊や(BOY, BABY) と人格を付けて呼んでいたとのこと。

Madame Butterfly-04L

第2幕と第3幕の幕間のインタビューコーナーでは、坊やを扱う
人形師(文楽の方では無くて外国人)3人の訓練風景映像が流され
人形師(男)は、抱きかかえた時に「父性に目覚めさせられた」と云い
蝶々夫人役のソプラノ歌手・ホイ・ヘー(中国人)も人形とは思わず
坊やとして愛情を感じていたと語っていた。

文楽を良く知っている日本人にとっては多少突込み処はあるかも
知れませんが、結構文楽も勉強して取り組まれたように思えました。

Madame Butterfly-09
      蝶々夫人に別れを告げる場面

ほかに、日本情緒の演出として、舞台装置が簡略な多数の障子に
よるもので、これを左右に動かすことで舞台転換を図っていました。

Madame Butterfly-10
  障子を背景にシャープレス領事がピンカートンの別れ話の手紙を
  読む場面。 余りにも身勝手な手紙に途中で読むのを諦める。

また、歌舞伎舞踊でも使われる、桜らしき花びらを多数吊るしたドロップ
も使用していました。

Madame Butterfly-03
    それと、棒の先に付けた提灯を『心象風景』?を表すものとして活用。

日本的とは言えない演出として舞台全幅に渡る鏡が舞台上に傾斜して
取付けてあり、舞台面でのフォーメーションが観客に見える演出法。
鏡は蜷川幸雄さんが良く使っていた手法でもあります。

Madame Butterfly-07
   その上、舞台後方の傾斜床も相当の急傾斜。5度どころではない感じ。
    (上部のミラーに映っている部分が傾斜床;舞台用語で『開丁場』)

照明には長いパイプに吊るされて上下に10mも移動し、ヘッド部も
自由に回転し色転換もできるムービングライト10台が活躍とのこと。
(幕間のメイキング映像で紹介)

舞台最終盤の、懐剣で自害する場面では歌舞伎で使用される
赤く長い布を黒子が引き出す方法で多量の出血を表していました。
また、従来の演出版ではすぐに亡くなってしまう処を、苦悩と苦痛の
表情で名残惜しそうに亡くなってゆくエンディングでした。

Madame Butterfly-08

プッチーニのオペラではよくある、ヒロインを支える御付きの女性・スズキ
(アルト:エリザベス・ドゥショング)が低音から高音まで使いこなし熱唱!
Madame Butterfly-05
カーテンコールでも大拍手とスタンディングの大声援を受けていました。
通常は、ヒロインの挨拶が終わってからスタンディングになる処。
観客のフライングでヒロインの見せ場を奪ってしまいました(笑)

中州大洋の観客は50人くらい(上映開始5日目) 13:30頃 終映。

終わって『スクリーン1』を出ると次の演目を見る為に待つ大勢の人々!
その演目とはアカデミー作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞を
受賞した韓国映画 【パラサイト】 13時40分上映(すでに完売とのこと)

20200211_NakasuTaiyo-01.jpg

外に出ても、その次の17時15分上映分のチケットを買う数十人の長蛇の列が!


松竹 【蝶々夫人】公式サイト

【予告編映像】


   MET Live Viewing 【蝶々夫人】公式サイトでの作品紹介 
プッチーニが残した最も哀しく最も甘美な名作!
東洋美を凝縮した演出と繊細な音楽が溶け合う奇跡!

 苦境から救ってくれたアメリカ海軍士官を一途に愛した芸者蝶々さん。母国に戻った「夫」が彼女のもとに帰る日は?日本の長崎を舞台に、はかなくも強い女性の不滅の愛を感動的な音楽で描き切ったプッチーニの名作が、名監督A・ミンゲラの手で東洋美を極めた名舞台に。涙を誘う名アリア〈ある晴れた日に〉、提灯が舞う幻想的な〈愛の二重唱〉は必見。世界を席巻する蝶々さん歌いH・へー、演技派バリトンのP・ジョット、ビロードの声と完璧な技術で絶賛されるE・ドゥショングなどキャストも万全だ。

***********************
 指  揮:ピエール・ジョルジョ・モランディ
 原  題:Madama Butterfly
 作  曲:ジャコモ・プッチーニ
 演  出:アンソニー・ミンゲラ
 言  語:イタリア語
 上映時間:3時間20分(休憩2回)
 MET上演日:2019年11月9日
***********************

【あらすじ】
19世紀末の長崎。駐屯しているアメリカ海軍の士官ピンカートンは、斡旋屋ゴローの仲介で芸者の蝶々さんと「結婚」する。だがこの「結婚」は契約で、いつでも解約できる、つまり蝶々さんは現地妻だった。しかし蝶々さんはうすうすそれを知りつつ、ピンカートンを本気で愛してしまう。ピンカートンがアメリカに戻って3年が経った。その間に彼の子供を生んでいた蝶々さんは、ピンカートンの帰りを待ち続ける。ついにある日、ピンカートンを乗せた船が長崎に着くが…。

【キャスト】
 役 名 : 配 役
蝶々夫人:ホイ・ヘー
ピンカートン:ブルース・スレッジ(控えだったが急遽「本役」に)
シャープレス:パウロ・ジョット(プラシド・ドミンゴ降板で「本役」に)
スズキ:エリザベス・ドゥショング
オーケストラ:メトロポリタン管弦楽団
アンサンブル:メトロポリタン合唱団
ダンス:メトロポリタンバレエ団



 
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テーマ:オペラ - ジャンル:音楽

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