前田更紗さんがヒロインのカモメの子どもだった!
ひよこ🐤シーンは中腰で大変そうだった。
生後60日の早変わりシーンは上手い演出だった。僅か2秒位。
歌もダンスも良かった。
公演後のお見送りで前田さんの前を通ったので「良かったです」
と声を掛けて握手してきました。
オリジナル創作で期待大(!)でしたが裏切りませんでした。
良くできたシナリオとわかりやすい音楽でした(!)
上出来だと思います。
民族ヘイトが蔓延する世の中で観客の子どもたちに、
いたわりと猫類愛を通じて人道主義を感じさせるものです。
飛び始めるときフライングを使うかと思ってたけど
使わない演出だった。
旅公演なので仕込みが難しいかな。
・・・・・・・・・
カモメの卵から孵化するとき暗転と
光の点滅で前田更紗さんになるのだが、
会場から良い意味での笑いと溜息と
子ども達の可愛い😍との声が出てた。
確かに表情も上手くて可愛かった。🐣
そしてヨチヨチ歩きで、前につんのめって
顔からバッタリとコケるのがリアルで
演出的とは思いつつ、
もしかしてリアルでコケたのでは?
と思った。
演出でコケたのなら演技がリアルで上手い。
それから生後60日迄は、ずっと中腰。
腰を痛める姿勢が続いて大変そう。
そこで舞台中央での速攻の早変わり。
黄色いヒヨコ衣装を🐥剥がすだけなのだが
そこは回りとの連携プレーで上手い。
此処でも溜息が聴こえていた。
そこからは前田更紗さんのダンスが入る。
キレの良いダンスだった。
ただ、この公演は拍手する機会が少なく、
緞帳が降りてくる時以外は殆ど拍手無し。
ゾルバは、飛び方を教える方法が解らず
博士に聞いても百科事典に出ていない。
カモメに聞けばどうかと聞いてみれば
飛ぶのが当たり前で教え方は解らないと。
フォルトゥナータに飛ぶことを教えたのは、
ゾルバでも博士でもカモメでも無く、
悪役のマチアスだった。
鳥の親は飛び方を教えない。巣から突き落とすだけ、と。
そしてフォルトゥナータは、ハンブルグの象徴である
塔の上から飛び降りることにする。
その塔の頂上部のセットの狭い床面は結構急な傾斜床(開丁場)
になっていて、しかも舞台床面からは4m?ほどの高さ。
そこで踊りながらポーズを決めるのは結構怖そう。
バランスを崩すとリアルで落ちる。
しかし、怖さを感じさせず演じられてた。
そして、飛び降りる処は観客席と反対側にリアル飛び降りた!
クッションか、お仲間が受けるのか?
其処からフライングでは無い照明効果による飛翔シーンに。
台の上に立っているのは観客席からも判るが
それでも振り付けや爪先立ちなどを上手く使って
飛んでいる雰囲気を作り出していた。
演出も演技も素晴らしい❣️
今後も残って行く作品だと思う。