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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2018】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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京マチ子映画祭で【鍵】を見る KBCシネマ
2019年9月8日(日)

 KBCシネマでは、きのう9月7日(土)から9月13日(金)まで
連日2本ずつ上映で『京マチ子映画祭』を開催しています。

201909161234473c4.jpg


 私は、きのうの2本目 谷崎潤一郎原作の【鍵】を見ました。
原作は読んだことはありません。

白黒映画かと思っていたらカラーでした。
1959年制作で当時で言えば『総天然色』と云う表現か?

20190916123441f95.jpg


監督は市川崑さん
音楽は芥川也寸志さん

いわゆるブラックユーモアと云うかブラックジョーク満載の映画でした。


   京マチ子映画祭公式サイト


   Movie Walkerによる作品紹介

谷崎潤一郎の同名小説を映画化したもの。「炎上」のコンビ和田夏十と長谷部慶次に市川崑が加わって脚色し、「さよなら、こんにちわ」の市川崑が監督した。撮影は「女と海賊」の宮川一夫。

*****************
作品データ
 製作年 : 1959年
 製作国 : 日本
 配 給 : 大映
 上映時間 : 107分
*****************


【映画のストーリー】 結末の記載を含むものもあります。
 不毛の土地での不毛の物語。京都T大の内科に、この頃、剣持(中村鴈治郎)は通っている。古美術の鑑定家だ。近頃トミに衰えた。その注射をするのである。妻には内証だ。
 インターンの木村(仲代達矢)を娘・敏子(叶順子)の婿にと思っている。剣持の妻・郁子(京マチ子)が内科を訪ね、夫の通院を知った。夫には黙っていた。彼女は少しビッコの夫をきらっていた。
 でも、夜は……。木村が訪ねてき、皆でブランデーを飲んだ。郁子は酔い、風呂場で眠ってしまう。剣持は木村に手伝わせ、裸身を寝室へ運んだ。翌朝、彼は木村に診療を乞い、自分は姿を消した。嫉妬という奴は大変、気持が若くなる。
 木村をネタに郁子をあおろうというのだ。その夜も酒になり、剣持は盛んに妻にすすめた。郁子は酔い、風呂場へ消えた。

--翌日木村は呼ばれ、フィルムの現像を頼まれた。昨夜、木村の貸したポーラロイドのである。敏子はその撮影の現場を見た。剣持が眼鏡を妻の腹の上に落したのも。郁子がかすかに“木村さん……”と叫んだのも。
--木村は敏子とすでに関係を持っていた。
--彼女は家を出、間借りすることにした。彼女の下宿で、郁子は酔ってまた風呂場で倒れた。敏子が剣持に知らせにきたとき、一時間ほど木村と郁子は二人きりだった。帰りの車の中で、二人はそっとバックミラーで見合うのだ。その夜、剣持はめまいで倒れた。血圧が高かった。
 郁子がどこかへ出かけた。敏子がやってき、父娘は久しぶりに夕食を共にした。木村と郁子はたびたび会っている。彼女の貞操が、不潔な方法で、ある満足を……と敏子はいいかけた。剣持は怒り、彼女を追い帰した。
--彼は妻には黙って、木村と敏子を大切な用だと呼び寄せた。いきなり、あんた方の結婚の日取りを決めようといった。敏子は父が降参したと解釈した。さらに“母は父が具合が悪いのを前から知っていて、父を興奮させて殺すために貴方を利用していたのかも知れません”と木村にいった。貞節な郁子は晴々としていた。婚約が整った故だ。剣持は映画に三人で行けと小遣いをくれた。郁子が用をこさえた。木村も用事があるといった。敏子が一人、残された。
--夜。郁子が帰ってきた。彼女は木村のところへいってきたといった。すべて結着をつけてきた。木村との間には何もなかったといった。深夜、郁子の顔の上へ、剣持の頭がグラリと崩れ落ちた。郁子はテキパキと処置した。木村も来た。郁子は彼に鍵を渡した。裏口の鍵。今夜、十一時にね。女中部屋で、二人は抱き合う。郁子は彼に敏子と結婚して、ここに一緒に住み、開業すればという。木村はそれに従うつもりだ。間もなく、剣持は、その眼を見開いたまま死んだ。
--葬式が終った。立派な骨董品は古美術商が争って持って行った。家も抵当に入っているらしい。木村はこの一家から足を抜きたいと思い始めていた。敏子は台所の農薬を郁子の紅茶に入れた。平然としている。
婆やのはな(北林谷栄)が色盲で、ミガキ粉の罐とまちがうといけぬと中身を入れかえていたのだ。そのはなが三人用のサラダに農薬をふりかけた。薬がきき始めた。敏子が倒れた。郁子が眼を閉じた。木村は驚きの眼を見張った。なぜ、自分が殺されねばならぬのかわからなかった。
--警察では、夫人は主人の後を追い、それを娘とその婚約者が同情したと解釈した。

【キャスト・スタッフ】
役 名 : 配  役
郁子  : 京マチ子
敏子  : 叶順子
木村  : 仲代達矢
剣持  : 中村鴈治郎
はな  : 北林谷栄
石塚  : 菅井一郎
小池  : 倉田マユミ
児玉  : 潮万太郎
刑事A  : 伊達三郎
刑事B  : 星ひかる
相馬  : 浜村純
古美術商  : 山茶花究

監  督  : 市川崑
製  作  : 永田雅一
原  作  : 谷崎潤一郎
脚  色  : 和田夏十 、 長谷部慶次 、 市川崑
撮  影  : 宮川一夫
音  楽  : 芥川也寸志
美  術  : 下河原友雄
編  集  : 中静達治
録  音  : 西井憲一
照  明  : 伊藤幸夫
衣裳構成  : 上野芳生







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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

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