2019年9月4日（水）

　この前の日曜日（9/1）夜11時30分から放送された
NHK-ETV 【サイエンスZERO】のテーマは
「新事実続々 解明が進む“活断層地震”の謎」でした。

　熊本地震後３年間の調査に基づく九州を中心とした活断層について報道。
2016年4月の『九州中部大地震』は熊本から阿蘇を経て大分に至る
まさに九州中部を横断する大地震でしたが、その時動いた主な断層は
「布田川断層」でしたが、その南側で川内原発に繋がる「日奈久断層」は
大きくは動かず、歪が蓄積していて、いつ大規模な破壊が起こっても
不思議はないとのことでした。




　川内原発など原発立地地域にも危険は迫っていることが解る優れた番組でしたが、
安倍政権への忖度からか「原発」と云う言葉は１度も出ませんでした。

　それでも、画像から川内原発に危機が迫っていることが明らかに解るものでした！

　ＮＨＫ経営陣が安倍政権寄りで固められている中でも、
ＥＴＶスタッフの努力に敬意を表します。

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公式サイトより



サイエンスZERO「新事実続々 解明が進む“活断層地震”の謎」
ＮＨＫＥテレ１ 2019年9月1日（日）　午後11時00分～ 11時30分
https://www4.nhk.or.jp/zero/x/2019-09-07/31/19929/2136720/

　これまではっきりしなかった「地震の周期」や「揺れる範囲」が最新研究で詳細に見えてきた。続々と明らかになる新事実を、現場から緊急報告する。建物が被害を受けるかどうかの境目はどこにあるのか？
　熊本地震で起きた不可解な現象を追っていくと、専門家も驚く新発見があった。さらに、「想定外の揺れ」がもたらす未知の脅威もクローズアップする。
　キーワードは、「地表断層」。次の地震に備えるために今するべきことは？

【司会】小島瑠璃子,森田洋平,
【ゲスト】九州大学 教授…清水洋
,【語り】川野剛稔

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　録画していた画面の「写メ」切り取りを順不同で掲載します。


地震直後から続いた余震などの当初15日間の分布。
「布田川断層」付近に集中している。


第一撃地震（2016/4/14）から3年間の地震分布
周辺地域にまで幅広く広がっているが・・・


川内原発に向かう南側に殆ど大きく動いていない領域が存在

ここまでは、実際に発生した地震分布であるが

こちらは「日奈久断層」が大きく動いた場合の予測分布


そのような断層が九州中部だけではなく、全国にある地震列島『日本』


九州から四国へ　伊方原発も完全に断層の上に存在


九州から近畿・中部まで


中部から関東へ


関東地方から東北へ


日本列島全体が断層帯と共にある



産業技術総合研究所の宮下由香里さんによる解説


明瞭な断層のズレ


周期が以前の予想より短期間の2千年程度の可能性も出て来た！


周囲が従来より短いとなった場合、次の大地震は切迫している！


次の地震の周期に対して満期に近い状況に近づいている


超高層ビルも破壊しかねない「長周期パルス」に注意！


表層に断層が見られることはめったになく、重要な証拠。


このような断層近くでは比較的狭い範囲に建造物大破が集中する。