fc2ブログ
観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


プロフィール

junsky07

Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



カレンダー

11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -



現在日本時間



最近の記事



ブログ内検索



カテゴリー



リンク



FC2カウンター



FC2ブログランキング



ブログ・ランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ



アクセス・ランキング

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ



アクセス・ランキング

にほんブログ村 演劇ブログ 演劇(観劇)へ



アクセス・ランキング

音楽ブログ

ランキング



アクセス・ランキング

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ



FC2ブログランキング

御訪問頂きありがとうございます

FC2ブログランキング

よろしければクリック御願いします



天気予報


-天気予報コム- -FC2-



降水予報



最近のコメント



最近のトラックバック



FC2ブックマークに追加する

FC2ブックマークに追加



QRコード

QRコード



RSSフィード



月別アーカイブ



【表現の不自由展・その後】中止決定後も脅迫メール770通
2019年8月16日(金)

 記事によると脅迫メールが大量に届き始めたのは、
8月5日以降だと云う。

 既に8月3日には展示中止を発表しているから中止を
知ったうえで『便乗犯』と云うか『ダメ押し』と云うか
「ネトウヨ的な人々」または「内閣情報調査室」などが
組織的に行っているのだろう!

 しかし、悪質である。



20190803_NHK-AichiTrienare-01.jpg

     **********

【表現の不自由展・その後】
不自由展、愛知県に脅迫メール770通 職員射殺予告も

朝日新聞デジタル - 2019年8月14日22時10分
#表現の不自由展・その後

 企画展「表現の不自由展・その後」が中止となった国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)をめぐり、愛知県は14日、「県有施設等にガソリンを散布して着火する」などと書かれた脅迫メールが9日までに770通届いたと発表した。東署に威力業務妨害容疑で被害届を提出し、すべて受理されたという。

 県によると、メールは犯行予告ととれるものもあり、ほかに「県庁職員らを射殺する」「県内の小中学校、高校、保育園、幼稚園にガソリンを散布して着火する」などの内容だった。5日に届き始めたという。

 1日に始まった企画展では、慰安婦を表現した少女像や、昭和天皇を含む肖像群が燃える映像作品などを展示。テロ予告や脅迫も含め、抗議の電話やファクスなどが相次いだことを受け、3日に中止が発表された。



*****************

【関連記事】

「表現の自由は日本の民主主義の根幹」大村知事一問一答
朝日新聞デジタル - 2019年8月6日06時00分

(一部引用)

【税金でやるからこそ表現の自由を】

「行政、国、県、市。公権力を持ったところだからこそ、表現の自由は保障されなければならない。そうじゃないんですか。税金でやるからこそ、表現の自由は保障されなければいけない。この内容は良くて、この内容はだめだと言うことを、公権力がやることは許されていないのではないでしょうか。国だけじゃなく、県も市も、公権力が、この内容は良くてこの内容はだめだと言うのは、憲法21条からして、違うのではないでしょうか」

「もう一度申し上げますね。憲法21条は『一切の表現の自由は、これを保障する。検閲は、これをしてはならない』。日本維新の会は、憲法で保障された表現の自由を認めない方々なのか、憲法21条を理解されていないのかと、思わざるを得ない。そのことは強く申し上げたいと思います」

 「行政、役所、公権力だからこそ、表現の自由は守らなければならないのではないかということだと思います。私だけでなく、皆さんそう思っておられるのではないでしょうか。自分の気に入らない表現があっても、表現は表現として受け止めるのが、いまの日本国憲法の原則ではないでしょうか。戦後民主主義の原点ではないでしょうか。改めてそう申し上げたいと思います」

 「『国の補助金をもらうんだから国の方針に従うのは当たり前だろ』と平気で書いておられる方がいますけど、皆さん、どう思われますか、これ。本当にそう思いますか。私は全く正反対だと思います。税金でやるからこそ、表現の自由、憲法21条はきちんと守られなければいけないんじゃないでしょうか」



『あいちトリエンナーレ』
政治家の暴言に触発された暴力的脅迫で公開中止に!

 観劇レビュー&旅行記 - 2019年8月4日(日)





*****************

【関連記事】

「表現の自由は日本の民主主義の根幹」大村知事一問一答
朝日新聞デジタル - 2019年8月6日06時00分

 愛知県内で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止されたことについて、実行委員会会長の大村秀章・愛知県知事が5日の定例記者会見で説明した。主な内容は次の通り。

    ◇

 「あいちトリエンナーレ2019のなかの『表現の不自由展・その後』につきましては、3日午後6時までとさせていただきました。内覧会も含め、実質4日展示することになりましたが、様々なご意見をいただきましたけれど、そういうなかで大変残念なことに脅迫、恫喝(どうかつ)、電話対応した職員の名を聞き出して怒鳴りつける誹謗(ひぼう)中傷。心ない動きがたくさんありました。『ガソリン携行缶をもってお邪魔する』というものもありました。あいちトリエンナーレという3年に一度の芸術祭を、安全安心に多くの方に楽しんでいただくという観点から、今回中止とさせていただきました。我々としてはいただいた電話やメールなどについても、電話回線や職員を増やし、部屋を新たに設けてきましたが、テロ予告とか脅迫まがいのことを言われますと、安全安心を考えて、津田大介芸術監督ともご相談してこの判断に至りました」

 「そういうなかで本日早朝5時ごろ、また1通のメールが県に届きまして、職員が気づいてただちに警察に連絡しました。名前も住所も書いてあるメールで『わたしの部下、青葉真司が実行した京都アニメーション事件はお楽しみいただけましたか』『(会場の)愛知芸術文化センターなどに、ガソリンを散布します』と。ただちに警察に連絡しました。こういう卑劣なメールが来ることは、言語道断だと思っております。きちんと対応を取っていきたい。住所も名前も、本当にそうなのかわかりませんが、書いてあります。厳正に対処していきたいと考えております」

河村さんの発言、憲法違反の疑い濃厚
 「河村たかし・名古屋市長から文書をいただきました。『表現の不自由という領域ではなく、日本国民の心を踏みにじる行為であり許されない。厳重に抗議するとともに、展示の中止を含めた適切な対応を求める』と。要は行政の立場を超えた展示が行われていると。そして(日本維新の会の)杉本和巳衆院議員の名前で、作品を特定して『不適切であり、展示中止を求めます』と。どちらも判が押されているので、公文書でしょう。これについて、私の考えを申し上げたい」

 「今回の河村さんの一連の発言は、私は憲法違反の疑いがきわめて濃厚ではないかと思っています。憲法21条は『集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する』。第2項では『検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない』。このポイントは、国家があらかじめ介入してコントロールすることはできない。公権力が思想の自由を判断することすら許されていない。既存の概念や権力のあり方に異論を述べる自由を保障する。要は公権力が思想内容の当否を判断すること自体が許されていないのです、というのが定説なんでしょう。それが憲法21条に書いてあります。最近の論調で『税金でやるからこういうことやっちゃいけないんだ』『おのずと範囲が限られるんだ』などと、いろんな意見が飛び交っていますが、私は逆ではないかと思います」

税金でやるからこそ表現の自由を
 ログイン前の続き「行政、国、県、市。公権力を持ったところだからこそ、表現の自由は保障されなければならない。そうじゃないんですか。税金でやるからこそ、表現の自由は保障されなければいけない。この内容は良くて、この内容はだめだと言うことを、公権力がやることは許されていないのではないでしょうか。国だけじゃなく、県も市も、公権力が、この内容は良くてこの内容はだめだと言うのは、憲法21条からして、違うのではないでしょうか」

 「『国の補助金をもらうんだから国の方針に従うのは当たり前だろ』と平気で書いておられる方がいますけど、皆さん、どう思われますか、これ。本当にそう思いますか。私は全く正反対だと思います。税金でやるからこそ、表現の自由、憲法21条はきちんと守られなければいけないんじゃないでしょうか」

 「この数日間、ちょっと待てよとつらつら考えて、非常に違和感を覚えました。河村さんは胸を張っていろんなところで言われていますけど、河村さんがこのあいちトリエンナーレ実行委員会の会長代行なんですね。市長で、市の代表です。市の負担金2億円を含む、こういう税金が使われるんだと。河村さんは市長として予算を出す、まさに権力者ですよ。公権力を行使される方です。公権力を持つ立場の方が『この内容はいい、この内容はだめ』と言うのは、憲法21条の『検閲』ととられても仕方がないのではないでしょうか。オーソドックスなのは事前検閲ですが、事後検閲だってありますからね。まさに『やめろ』と言っているんですから、そういうことになるのではないでしょうか」

憲法21条を理解されていないのか
 「もう一つ、『日本維新の会の松井一郎代表から1日に電話があり、これでいいのかと言われた』と河村さんは言っておられますよね。松井さんからも再三、同じ趣旨の発言がなされています。(大阪府知事の)吉村洋文氏からも、『不信任すべきだ』というネットでの書き込みがありました。それでもって(杉本衆院議員の)この申し入れの文書でしょう。作品内容を特定して、『公的な施設が公的支援に支えられて行う催事として極めて不適切であり、即刻の展示中止を求めます』と。もう一度申し上げますね。憲法21条は『一切の表現の自由は、これを保障する。検閲は、これをしてはならない』。日本維新の会は、憲法で保障された表現の自由を認めない方々なのか、憲法21条を理解されていないのかと、思わざるを得ない。そのことは強く申し上げたいと思います」

 「行政、役所、公権力だからこそ、表現の自由は守らなければならないのではないかということだと思います。私だけでなく、皆さんそう思っておられるのではないでしょうか。自分の気に入らない表現があっても、表現は表現として受け止めるのが、いまの日本国憲法の原則ではないでしょうか。戦後民主主義の原点ではないでしょうか。改めてそう申し上げたいと思います」

――「表現の不自由展・その後」の中止に関係して、脅迫があったことが中止のきっかけになったと言ったが、脅迫があってもはねつけることができたのでは

 「その通りだと思います。ただ私の立場は、トリエンナーレという芸術祭を安全安心、円滑に運営することですから。この数日間、様々な電話、メール、特に犯罪予告もある状況のなかで、これで収まるかと。ますますエスカレートして本当にそういうことになってしまうのではないかと。なので、安心安全をまずは考える。津田さんと相談して、そう判断させていただきました」

 ――このままだと、テロ予告に屈したと受け止められるのでは

 「屈したとは思っていない。安全安心を第一に考えました。お金も予算も全て無尽蔵につぎ込んで、鉄壁の対応をして、手荷物検査も全部やって……というところまでやれということでしょうか。そういうことを言われる方もおられるかもしれないけど、現実問題、県職員はありとあらゆる仕事をやっているわけですね。そのなかで、全ての対策をするべきだというのは、言うのはわかりますけど、実務として本当にそれができるのか、非常に難しい疑義があると思います。心ないというよりも犯罪の予告みたいなものとかね、たびたびぶつけられて、芸術祭も自由に入って自由に見ていただくことができるか。いろんなご意見があるのは承知しておりますが、やはり安全安心な運営をして、多くの方に楽しんでもらうのが一番大事だと判断しました」

 ――今回の展示会にかかった費用は、どういう処理をされる考えか

 「4日午前、津田さんとも相談をした。どうもネットなどで『表現の不自由展に10億円を使った』とレッテル貼りのようなことが流れている。なんであの小さな展示で、見に来てもいない人が10億円だと言うのか。事実をきちんと示させていただく意味で、『今回の表現の不自由展に使われた費用は420万円です。420万円は民間からの寄付でまかなっていきます』と津田さんからネットで発信させていただきました」

 「事実と違うことを言い立てられ、どんどんレッテル貼りされていく。印象操作どころじゃないですよね。特定の方が事実じゃないことを決めつけて、一方的に洪水のように流していく。そういう世の中なのかと。そういう人たちに対してブロックする意味で、わかりやすくすることで、表現の不自由展については税金は使いませんよとメッセージとして出すということ。それ以上でも、それ以下でもありません」

 ――津田さんは「表現の自由が後退する事例をつくってしまった」と言っていた。表現の自由をめぐる現在の社会状況について、どう考えるか

 「今日の会見で申し上げているのは、表現の自由、憲法21条そのものだと思っております。これは戦後の民主主義の根幹をなすものだと思っております。しっかりと尊重される世の中、社会であり続けなければいけないという思いがあります。そういう意味で、今回の展示というのは、いろんなご意見があるということではありますけれど、私は率直にいろんな方のご意見は受け止めるという思いでやってきました。ですから作品の中身についても私もいろんな意見がありますけれど、私が作品の中身について言えば、憲法21条の話になってしまいますので。一私人ではありませんのでね。それは言わない、控えよう。そういうスタンスでやってきました」

 「皆さんに芸術作品を見ていただいて、良いと思う人、いかんと思う人、いろんなご意見を言っていただく。それが、やはり表現の自由、憲法21条、日本の民主主義の根幹だと思っております。今回、安全安心を確保するため、こういう対応をさせていただきました。こうしたことも含めて、多くの国民の皆さんに、表現の自由、憲法21条、日本の民主主義がどうあるべきかということを考えていただきたいと思っております」




関連記事
テーマ:憲法を学ぶ・活かす - ジャンル:政治・経済

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック