2019年4月13日(土)
今日は、中州大洋で久しぶりにMET Live Viewing を見ました!
今回の演目はドニゼッティの【連帯の娘】(原題:La Fille du Régiment)
オリジナル言語であるフランス語での上演です。
タイトルの『La Fille』 が娘さんの意味であることくらいは解ります。
ほとんどミュージカルと言えるほど庶民受けする恋愛ドラマで 同じフランス語オペラのビザー作曲【カルメン】や イタリア語オペラのプッチーニのオペラみたいな死人は出ません。
ナビゲーターの女性は盛んに『ドタバタ喜劇』(日本語訳者の訳)と 言っていました!
まぁ、確かにそんな処です。
主人公(タイトルロール)の連帯の娘(La Fille du Régiment)は 赤ん坊の時に捨てられ、たまたま見付けた連隊長によって育てられ 連帯の兵士たちみんなを『お父さん』と呼び、兵士たちからは 連帯のアイドル的存在として可愛がられてます。

その娘がある村人と出会いお互いに一目惚れ!という流れ・・・
しかし、話はとんとん拍子にはゆかず・・・
そういうコメディ・オペラでした!
《連隊の娘》リハーサル映像①
《連隊の娘》リハーサル映像②
MET OPERA (松竹)公式サイトによる作品紹介 ドニゼッティ 【連帯の娘】
ちょっぴり切ないラブコメディを飾る超絶技巧! お洒落な演出にスター達の美声が弾ける!
ドニゼッティ作曲 【連帯の娘】
上映期間:2019年4月12日(金)~4月18日(木)
連隊に拾われた孤児マリーの本当の身分は?農村の青年トニオはマリーと結ばれるのか?アルプスの麓で展開する心温まるラブコメディが、生き生きとお洒落なL・ペリーのプロダクションに弾ける!奇跡の高音テノール J・カマレナが9つの高音ハイCを炸裂させる〈ああ友よ、なんと嬉しい日!〉は、本作最大の聴きどころ。P・イェンデのきらめく声、S・ブライズの圧倒的な存在感も最高だ。泣けて笑えてしびれる喜歌劇で、極上の幸せを味わおう。
******************* 指揮:エンリケ・マッツォーラ 演出:ロラン・ペリー 出演:プレティ・イェンデ、ハヴィエル・カマレナ、マウリツィオ・ムラーロ、ステファニー・ブライズ 上映時間:3時間2分(休憩1回) MET上演日:2019年3月2日 言語:フランス語 *******************
連隊の娘》のあらすじ 19世紀初めのチロル地方。進軍してきたフランス軍第21連隊には、戦場に棄てられていたのを軍曹シュルピスに拾われ、連隊で大きくなったマリーというアイドルがいた。そんなマリーに、崖から落ちた彼女を助けてくれた農民の若者、トニオという恋人ができる。だがそこに現れたベルケンフィールド侯爵夫人は、マリーが亡くなった妹とフランス軍人との間の子だと言い、彼女をパリに連れて行く。貴族の生活になじめないマリーを追ってトニオがやってくるが、マリーにはすでに婚約者がいた…。
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