2019年2月17日(日)
ももちパレスで、今日『千穐楽』を迎える 福岡市民劇場主催・加藤健一事務所公演 竹下景子主演の【喝采】を観に行ってきました!

しかし、地味な演劇で度々ウツラウツラ。
いわゆるバックステージもので、主に舞台になるのは楽屋風景。
往年の実力派俳優だったフランク(加藤健一)は今やアル中! それを献身的に支える妻(竹下景子)やディレクターなどの 人間模様を描く群集劇でした。
福岡市民劇場の例会で無ければ観に行くこともない演目。
この演劇の中で、『ショービジネス』と『芸術演劇』を問う場面が 出て来ますが、如何にも福岡市民劇場御用達の内容でした。
終演時に加藤健一さんが『御挨拶』を行い、 世界にまたと無い演劇鑑賞運動『福岡市民劇場』とエール! しかし、運営側から如何にも言わされている感あり!
福岡市民劇場の存在意義をあまり強調するのは鼻に付く!
演劇的には、台詞覚えも悪くなったアル中の昔の俳優が 喝采を浴びることができるのかと言う話ですが、 3時間も掛ける演劇とは思えず、1時間もあれば充分 同じ内容が伝わると思いました。 要するに同じようなやり取りが繰り返される訳です。
会費を払っているから観に行った!と言うのが正直な処。
加藤健一事務所公式サイトより【喝采】STORY
作:クリフォード・オデッツ 訳:小田島恒志 小田島則子 演出:松本祐子
【CAST】 フランク: 加藤健一 妻ジョージ: 竹下景子 プロデューサー:奥村洋治(ワンツーワークス) 舞台監督:林次樹(Pカンパニー) 脚本作家:山本芳樹(StudioLife) 新人女優: 寺田みなみ 演出家: 小須田康人
【STORY】 プロデューサーのクック(奥村洋治)と演出家のバーニー(小須田康人)、作家のアンガー(山本芳樹)、舞台監督のラリー(林次樹)は、陰鬱な表情で黙り込んでいた。初日を間近に控えた舞台の主演俳優が、突然いなくなってしまったのだ。 その代役として、かつての名優フランク(加藤健一)に白羽の矢が立つ。彼は酒びたりで落ちぶれていたが、バーニーの熱烈な説得に負けて役を引き受け、長いブランクと酒の誘惑に苦悩しながらも、新人女優のナンシー(寺田みなみ)らと共に稽古に励む。妻ジョージー(竹下景子)も、献身的に夫を支える。
地方公演の幕が開け、初日の劇評でナーバスになったフランクは、ジョージーともぶつかり自暴自棄になってしまう。そして白日の下に晒される、夫婦の過去と真実の姿。急接近するバーニーとジョージー。 ブロードウェイの初日は容赦なく迫る―――。
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加藤健一事務所 vol.104「喝采」 主演・加藤健一 公演は3月13日より本多劇場にて! 2019年1月12日 ー シアターテイメント編集部 翻訳劇
NHK-BSプレミアムステージで、加藤健一事務所の舞台、 『喝采』『誰も喋ってはならぬ!』2本一挙放送! エンタメ特化型情報メディア スパイス ー 2017年11月3日 https://spice.eplus.jp/articles/155514
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