メトロポリタン歌劇場(ニューヨーク)制作のオペラ生演奏の映像のリアルタイム配信事業 【METライブビューイング】で観た リヒャルト・ワグナーの壮大オペラ 「トリスタンとイゾルデ」 の続き。 1回目は、ここをクリック 福岡中州大洋にて 5月4日 17:00〜22:15 (5時間15分) 4000円。
【第二幕】
ブランゲーネが調合した「愛の妙薬」を飲んでしまった二人は、コーンウォールに到着しても延々と愛を歌い上げる。 第二幕の殆どは、トリスタンとイゾルデ二人の愛の二重唱である。 これも第一幕同様、同じような愛のささやきを表現を少しづつ変えて歌い続ける上に、メロディも難解なものであるので、歌詞を間違えないように全て覚えるのは大変であろう。 1時間以上に亘って、しつこく退屈するほど殆ど同じような意味の愛の歌を歌い続けるので、少々うんざりである。ミュージカルなら、愛の二重唱1曲で5分程度長くても10分以下で済んでしまうような内容で1時間以上引っ張る。 ワグナーの偏執狂的な一面を感じさせるところである。
トリスタンの腹心の部下メロートが、この異様な光景を目にし、マルケ王に御注進してしまうのである。 マルケ王にして見れば、敵の皇女を貢物にして自分の愛妾にするつもりが、貢物の運び屋であるトリスタンと愛を交わしているのだから怒り心頭に達するという訳である。 トリスタンは、メロートと立ち回りとなり刺されて倒れてしまったところで第二幕が終わる。
話としてはよくある嫉妬話である。
幕間休憩
各幕間の休憩時間には、ソリストのインタビューがあったり、舞台裏を見せてくれたりと、生公演では接することの出来ない貴重な映像もあり、値打ち物です。
装置は見た目はシンプルな白い幕ですが、それが特殊なシームレス幕だったり、照明で様々に演出する話とか、それをセットするアルミトラスが相当大掛かりなものだったり、と舞台裏レポートを見ないと全く解らないことでした。 100人がかりで4・5時間で設営し(それを45秒高速撮影版で見せてくれました)、終演後、夜公演「椿姫」開始まで3時間の間でバラシと「椿姫」のセットを設営するそうです。
「トリスタンとイゾルデ」よりも、その幕間の方が興味深い内容でした。
【第三幕】は、また今度書きます。 ここをクリック
***************************** 【METライブビューイング】 公式サイト(松竹)は、ここをクリック ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 世界でもっとも有名なワーグナー・ソプラノのひとり、デボラ・ヴォイト(ソプラノ)が、イゾルデをメトロポリタン歌劇場で初めて演じます。相手役に迎えるのは、アメリカ人テノール歌手ベン・ヘップナー。ジェームズ・レヴァインの指揮により、ワーグナーの美しい愛と死の物語をお楽しみ下さい。
[指揮]ジェームズ・レヴァイン [演出]ディーター・ドルン [出演] イゾルデ:デボラ・ヴォイト ブランゲーネ:ミケーレ・デ・ヤング トリスタン:ロバート・ディーン・スミス クルヴェルナル:アイケ・ヴィルム・シュルテ マルケ王:マッティ・サルミネン
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テーマ:クラシック
- ジャンル:音楽
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