2018年12月22日(土)
今日は、午後3時過ぎからKBCシネマで上映される 【MARIA by CALLAS】 邦題『私はマリア・カラス』 を見ました。
20世紀最高と言われるオペラ歌手 マリア・カラスの 生涯を追ったドキュメンタリー映画でした。
 (以下の画像は、KBCシネマのディスプレイより)
先だって見た【ボヘミアン・ラプソディ】は、 現代の俳優や音楽家によるドキュメンタリー風の再現映画 でしたが、この【マリア・カラス】は全編実写の ドキュメンタリーでした。
映画の中で、マリア・カラス本人が歌う場面も多々あり、 幾つかの楽曲は、アリアの最初から最後まで通しで 聴き 視る ことができます。
 (このブログの記述内容と画像とは 直接関係ありません)
クラシックファン、取り分けオペラファンには堪らない 至高の映画でしょう。
ただ、マリア・カラス本人や関係者へのインタビュー場面も多く、 ちょっと居眠りしてしまう処もありました。
映画の冒頭で出てきますが、マリア・カラスはイタリア人かの ように思っている人々が多いのですが、生まれ育ちもアメリカ であることが紹介されていました。

その中で、オペラ関係者が「マリア・カラスはイタリア語は しゃべれないのに、イタリア語のアリアはちゃんと歌えていた」 との趣旨をかたっていましたが、オペラ歌手はロシア語であろうが フランス語であろうがドイツ語であろうがイタリア語であろうが 歌えて当たり前なので、この方が言っているのは、発音や イントネーションがイタリア語として完璧だと言うことでしょう。

マリア・カラス本人へのインタビューでは、英語もフランス語も 流暢に話していました。
全編に流れるマリア・カラスの言葉のナレーションは、 別の女優による再現のようでした。
 (パネル写真には日本の女優などからのメッセージが書かれていました)
映画『私は、マリア・カラス』公式サイト - GAGA gaga.ne.jp/maria-callas/index.html むき出しの魂でうたい、愛した世紀の歌姫(ディーバ)の<告白>。 紐解かれる未完の自叙伝、封印された手紙、秘蔵映像・音源の ...
映画.com による作品紹介 【解説】 20世紀最高のソプラノと称されたオペラ歌手マリア・カラスの人生をひも解いていくドキュメンタリー。1977年の突然の逝去により未完となってしまった自叙伝、友人や愛する人に宛てたプライベートな手紙など、マリア・カラス本人の「歌」と「言葉」のみでカラスの人生を再構成。自叙伝で語られる言葉や手紙の朗読を「永遠のマリア・カラス」でカラスを演じたファニー・アルダンが担当。半数近くが今回初公開となる素材群、写真をもとにカラー化したモノクロ映像などから、プロフェッショナルとしての信念と、ひとりの女性としての幸せに揺れる歌姫の真実の姿が描かれる。
【作品データ】 原題 : Maria by Callas 製作年 :2017年 製作国 :フランス 配給 :ギャガ 上映時間 :114分 映倫区分 :G オフィシャルサイト: gaga.ne.jp/maria-callas/index.html
【出演者 スタッフ】 出演 : マリア・カラス
監督:トム・ボルフ 製作:トム・ボルフ、エマニュエル・ルペール、 ガエル・レブラン、エマニュエル・シャン、ティエリー・ビゾ 編集:ジャニス・ジョーンズ 朗読:ファニー・アルダン
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テーマ:ドキュメンタリー映画
- ジャンル:映画
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