2,018年11月19日(月)
きのう、中洲大洋で MET OPERA 【サムソンとデリラ】を見た後、 別のスクリーンで【ボヘミアン・ラプソディ】を上映するのを知って 前評判も良さそうだし、私の知り合いも見に行ったようでもあり、 ロック?・バンド Queen の 『伝説』 を描く映画 【ボヘミアン・ラプソディ】 を見てきました!

この映画は、日刊スポーツの先週のランキングでは第1位のようでした。
ところで、私は『 Queen』も『ボヘミアン・ラプソディ』も全く知りませんでした。
そして、前評判や映画案内を見て、この映画は 『ボヘミアン・ラプソディ』と云う楽曲をKEYにして『 Queen』の 『伝説』 を 追った過去の映像で構成した『ドキュメンタリー』と思っていましたが、 新たに創作された劇映画であり、本人たちの映像と音声はエンドクレジット の中だけで聴けるものでした。(本編の音声も口パクで実際のものらしい)
 主人公・フレディ・マーキュリー(パキスタン人と揶揄?された)
その映画で描かれる主人公・フレディ・マーキュリー(ピアノ&ヴォーカル)は 極めて自分勝手で周りの同僚(バンドメンバーやマネージャーや弁護士)や 恋人や妻さえ翻弄する人格として描かれていました。
 後に妻になる メアリー・オースティン(右) との出会いシーン
そして、彼自身が『自分勝手である』ことを自覚しているようでした。
バンドメンバーに相談もなく、マネージャーを首にしたり、 破格の優遇契約金(400万ドル?だったか)でソロに転向したり、 それが行き詰まると『元の鞘に納まりたい』再び『Queen』に戻ったり・・・
 同僚(バンドメンバー:前方 や マネージャーや弁護士:後方)たち
良く、こういう我が儘放題の人物に周りが付き合ってきたものだと思いました。
それと、最近の映画で頻出している『ゲイ』であるとの表現。 『LGBT』を社会的に認知することには賛成ですが、映画の中でわざわざ 表現しなくてもストーリー展開に大きな空白が出来る訳でもなく・・・
 20世紀最大のチャリティコンサート(アフリカ支援)「ライブ・エイド」 での圧巻のパフォーマンスを再現した部分(数万のエキストラ?)
映画の終盤「ライブ・エイド」で『ボヘミアン・ラプソディ』を歌うシーンは、 数日前のNHK『SONGS』で、この楽曲を紹介していたので解りましたが、 この番組を見ていなければ、どの曲が『ボヘミアン・ラプソディ』だったか 判らないまま終わったと思います!
 あの有名なフレーズ 『ドン・ドン(足踏み)・パチ(拍手)・』の場面
まぁ、私的には余り共感できる映画ではありませんでした。
オペラ『カルメン』を超えるような壮大な音楽造りを目指すという場面が ありましたが、それほどの音楽とは私には思えませんでした。
映画【ボヘミアン・ラプソディ】公式サイト
(プロモーション映像)
映画.comによる【ボヘミアン・ラプソディ】作品紹介
【解説】 世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。 クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。 「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していく。 「ナイト ミュージアム」のラミ・マレックがフレディを熱演し、フレディの恋人メアリー・オースティンを「シング・ストリート 未来へのうた」のルーシー・ボーイントンが演じる。 監督は「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガー。
【作品データ】 原 題 : Bohemian Rhapsody 製作年 : 2018年 製作国 : アメリカ 配 給 : 20世紀フォックス映画 上映時間 : 135分 映倫区分 : G
【キャスト・スタッフ】 配 役 : 役 名(実在人物) ラミ・マレック : フレディ・マーキュリー ルーシー・ボーイントン : メアリー・オースティン グウィリム・リー : ブライアン・メイ ベン・ハーディ : ロジャー・テイラー ジョセフ・マッゼロ : ジョン・ディーコン エイダン・ギレン : ジョン・リード アレン・リーチ : ポール・プレンター トム・ホランダー : ジム・ビーチ マイク・マイヤーズ : レイ・フォスター アーロン・マカスカー : ジム・ハットン マックス・ベネット : デヴィッド
監督 : ブライアン・シンガー 製作 : グレアム・キング,ジム・ビーチ 製作総指揮 : アーノン・ミルチャン,デニス・オサリバン ジャスティン・ヘイザ,デクスター・フレッチャー, ジェーン・ローゼンタール 原案 : アンソニー・マッカーテン,ピーター・モーガン 脚本 : アンソニー・マッカーテン 撮影 : ニュートン・トーマス・サイジェル 美術 : アーロン・ヘイ 衣装 : ジュリアン・デイ 編集 : ジョン・オットマン 音楽監修 : ベッキー・ベンサム 音楽総指揮 : ブライアン・メイ,ロジャー・テイラー
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テーマ:アメリカ映画
- ジャンル:映画
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