2018年10月22日(月)
録画しておいたNHK土曜ドラマ【フェイクニュース】第1回を見ました!
カップ麺に青虫(モンシロチョウか何かの幼虫)が混入していたと云う 本当かどうか不明の情報がSNS上を駆け巡り製造業者が苦境に立たされ ヒロインの東雲樹(北川景子)がフェイクニュースなのか事実なのかを 関係者に取材して解明する、と云うのが一つのテーマで、背景として ブラック労働やアジア系外国人を酷使する大企業の姿なども描かれます。
また、その外国人労働者を雇用する外国人研修制度に政治家が介入し 莫大な金が動いている様子が、第1回のエピローグ部分で流されました!
 北川景子扮する東雲樹の凛とした美しさは流石と云うかなんというか!
SNSで拡散されるさまは、大量のSNS画像と文字をフラッシュ画像で展開し 緊迫感のあるものに成っていました。 それぞれの画面をドラマスタッフが作成しているのでしょうが、映るのは瞬時! ビデオ録画を止めながら見ないと読めない速さ! 画面を作成したスタッフにとっては、忸怩たる想いかも知れません。
そのほんの一部を画面切り取り写メで紹介すると・・・
 海外の有名メディア『CSS』を偽装したフェイク記事! NHKーフェイクニュースのドラマの画面です!(以下同様)
 記者の実名や経歴や『反日』との偽情報がUPされ、瞬く間にリツイートされる。 (番組的にもネトウヨの暗躍を意識的に描いている様子)
 記者へのバッシングが始まり拡散!
 次々とリツイートやシェアされて拡散する様子。 (しかし、スタッフが苦労して作成したこの画像が映るのは それぞれのツイート画面が1秒未満で直ぐに次の画面に!)
 このような画面が何度も表示されて続く!
なかなか、真に迫った描かれ方のドラマで好感を持ちました。 今後の展開に目を離せません!

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ところで、DIAMOND online では、この「青虫混入事件」のモデル? になったような実際に起こった事件を事後の対応が優れたものとして 今日の記事にになっていました! トレビドラマの関連記事でしょう!
不祥事に「神対応」できた企業、できずに破綻した企業の違い DIAMOND online - 2018年10月22日(月) 秋山進:プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社 代表取締役 https://diamond.jp/articles/-/182859
NHKー土曜ドラマ【フェイクニュース 】公式サイト 「全てが真実になり、全てが真実でない時代だ」 https://www.nhk.or.jp/dodra/fakenews/
“フェイクニュース”との戦いに挑む社会派エンタメドラマ 土曜ドラマ「フェイクニュース」 前編 https://www.nhk.or.jp/dodra/fakenews/html_fakenews_story01.html 総合:10月20日(土) よる9時 【再放送】総合:10月25日(木)午前1時(水曜深夜)
大手新聞社からネットメディアに出向してきた東雲樹(北川景子)はある日、編集長の宇佐美寛治(新井浩文)からインスタント食品への青虫混入事件について取材するよう命じられる。樹の前に現れたのは、SNSに青虫混入の投稿をした男(光石研)。この男は嘘をつぶやいたのか。一体、何が目的なのか。
青虫混入の投稿をきっかけに、事態は思わぬ方向へ拡大。企業間の争いにまで発展し、やがてその矛先は樹自身にまで及ぶ。何が本当で何が嘘かもわからない世界の中で、樹は記者としてフェイクニュースにどう立ち向かうのか。一連のフェイクニュース騒動の果てに、樹が見つけた真実とは――。
土曜ドラマ「フェイクニュース」 後編 https://www.nhk.or.jp/dodra/fakenews/html_fakenews_story02.html 総合:10月27日(土) よる9時 【再放送】総合:11月1日(木)午前1時(水曜深夜)
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不祥事に「神対応」できた企業、できずに破綻した企業の違い DIAMOND online - 2018年10月22日(月) 秋山進:プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社 代表取締役 https://diamond.jp/articles/-/182859 (一部引用) 【ペヤングソースやきそばは昆虫混入事件のあとの「神対応」で売上げを伸ばした一方で、経営破綻に追い込まれたタカタのような例もある。不祥事の広報対応をめぐる、その違いは何なのだろうか】
【「ペヤング」が信頼回復できた三大要素は、 「謝罪」「原因究明」「再発防止」】
秋山: 先生はご著書の『その「記者会見」間違ってます!』でも、不祥事などに際しての企業広報のあり方の大切さを説かれています。
中島: 良い例として、2014年に起きた、まるか食品のペヤングソースやきそばに昆虫が混入した事件を挙げましょう。
秋山: 最初は「弊社製造ラインではありえない」と対応して、その後、SNSなどで大炎上しました。
中島: 当初はトラブル対応に慣れていなかったのでしょう。しかし、すぐに社内調査をし、社内混入の可能性を否定できないと発表しました。そして、徹底的な再発防止の対策を打ち立て、具体的な方策を公開し、信頼回復に努めた結果、再発売で売り上げが大幅に増加したのです。カメラの導入や設備の刷新から製品パッケージを密閉容器に変えるなどまで、細かい対応をすべて発表していました。
秋山: 当初の対応の「わが社の製造工程では考えられない!」という言葉は、一生懸命に管理していると自負している会社としては言ってしまいがちです。もちろんそうでない可能性もあるんですが、なかなか難しいところですね。
中島: 事件や事故が起きてしまったとき、そのリカバリーをどうするかが大切で、「謝罪」「原因究明」「再発防止」の3点セットが肝になります。この3つのポイントできちんと話ができれば、それが満点の不祥事対策です。
(以下略)
中島茂(なかじま・しげる):弁護士
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