2018年6月12日(火)
⇒ 科学的知見からの予告通りに発表の翌日に当該地域で地震発生! 重要な到達点だと思います。 【今回は震度3だったが、今後はより揺れの大きい地震が起きる可能性も】
***************
千葉県東方沖 プレートが緩やかに動く 念のため地震に注意 NHK NEWS WEB - 2018年6月11日 21時56分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180611/k10011473201000.html
”地震調査委員会の指摘通り” 千葉県東方沖で地震発生 NHK NEWS WEB - 2018年6月12日 7時17分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180612/k10011473521000.html
***************
千葉県東方沖 プレートが緩やかに動く 念のため地震に注意 NHK NEWS WEB - 2018年6月11日 21時56分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180611/k10011473201000.html

今月、小規模な地震が相次いでいる千葉県の東方沖で、地下のプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が起きていることがわかりました。過去にはこの現象に伴い、震度4前後の揺れを観測する地震も起きていて、専門家は、念のため今後の地震活動に注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、今月、千葉県東方沖で小規模な地震が相次いでいて、3日には千葉県で震度1の揺れを観測しました。
政府の地震調査委員会が11日に開いた会合で、国土地理院や防災科学技術研究所の観測データが示され、房総半島では今月に入り、GPSによる観測で地盤が南東におよそ1センチずれ動く変化が捉えられたということです。
地震調査委員会によりますと、千葉県東方沖やその周辺では海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込んでいて、これらのプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が起きているということです。
この現象は数年おきに発生し、周辺の地震活動が活発になるということで、最近では4年前の平成26年1月に千葉県で震度3の揺れを観測する地震が2回起き、平成19年8月には震度5弱の揺れを観測する地震も起きています。
地震調査委員会の委員長で東京大学地震研究所の平田直教授は「過去には体に揺れを感じる地震も起きている。念のため今後の地震活動に注意してほしい」と話しています。
***************
”地震調査委員会の指摘通り” 千葉県東方沖で地震発生 NHK NEWS WEB - 2018年6月12日 7時17分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180612/k10011473521000.html

12日午前5時すぎ、千葉県で震度3の揺れを観測する地震がありました。この地震が発生した千葉県東方沖では、今月に入って地下の岩盤がずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が観測され、政府の地震調査委員会は、周辺の地震活動が活発になる可能性があるとして、11日、開いた会合で注意を呼びかけていました。委員長を務める専門家は、「指摘したとおりに地震が起きたといえる。今後は、より揺れの大きい地震が起きる可能性もあるので、地震活動に引き続き注意してほしい」と話しています。
今回の地震が起きた千葉県東方沖では、陸側のプレートの下に海側のプレートが沈み込んでいて、「スロースリップ」は、その境界がゆっくりとずれ動いて発生する現象です。
国土地理院のGPSによる観測では、今月に入り、房総半島の地盤が南東におよそ1センチずれ動く変化が捉えられたほか、防災科学技術研究所の傾斜計のデータでも、今月3日から地盤のわずかな変動が同じように観測され、いずれも「スロースリップ」に伴うものと考えられています。
千葉県東方沖では、「スロースリップ」が数年おきに発生し、そのたびに周辺の地震活動が活発になるということで、最近では、4年前の平成26年1月に千葉県で震度3の揺れを観測する地震が2回起きたほか、平成19年8月には震度5弱の揺れを観測する地震も起きています。
このため政府の地震調査委員会は11日、開いた会合で、今後の地震活動に注意するよう呼びかけていました。
地震調査委員会の委員長で東京大学地震研究所の平田直教授は、今回の地震のあと、NHKの取材に対し、「きのうの会合で指摘したとおりに地震が起きたといえる。今回は震度3だったが、今後はより揺れの大きい地震が起きる可能性もあるので、地震活動に引き続き注意してほしい」と話していました。
- 関連記事
-
テーマ:社会ニュース
- ジャンル:ニュース
|