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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2018】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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福岡市民劇場 第58回定期総会に参加 特別講演は前進座の藤川矢之輔さん
2018年4月21日(土)

今日は、福岡市民劇場の第58回定期総会に参加して来ました。

総会への参加は第56回以来2年ぶりで2度目。

20180421235102225.jpg


今日は、冒頭の議長選出から意見続出。

司会者が、議長への立候補者や推薦者を参加者に問うことなく、
事務局で選任した議長で押し切ろうとしたため、運営が
強引であると反対意見が続出。

何度も議論が行きつ戻りつし、議長選出だけで1時間超を要す!

最終的には採決により、事務局選任の議長候補に50票、
民主的運営を求める人々が推薦した議長 候補に69票 で
丸山さんと言う方が議長に選任され漸く議論開始。

その議論も事務局が想定した流れとは大きく異なるようでした。

詳しくは省略します。

結果としては、決算は承認。予算は暫定予算として承認。

臨時総会を開催し人事及び本日新たに提案された事項について
論議することになりました。

その後、前進座の藤川矢之輔さんの講演が予定より45分間も
押して始まりました。

・・・・・・・・・・

16:15 〜
藤川矢之輔さんの講演
(会場内で、総会の全体を見られていたらしい)

前進座でも8月に総会をするが、大いに論議する。

この組織が壊れたら私たちの演劇はできない。

今回の公演に向けて、詳しい内容のお手紙を頂いた。

皆さんに見ていただきたい芝居は、
有名な俳優さんが出ているものばかりではない。

来年持ってくる芝居は、山田洋次さんの新歌舞伎
【裏長屋騒動記】です。

面白い芝居です。

【前進座の成り立ち】

松竹の大部屋俳優が中心になって昭和6年に結成。
当時の松竹は、一流役者 の給金は大部屋の七百倍。

当代の 市川猿之助さんが中心になって松竹と交渉してくれたが
ラチがあかないので、猿之助さんも松竹をやめて興行を打ってくれたが
2回ほどで頓挫。

その後、猿之助さんは松竹に戻り、大部屋の人々が取り残された。

論議をした後、前進するしかないとなって「前進座」と命名。

「座歌」も寄贈された。北原白秋作詞、山田耕筰作曲。

しかし集客はままならず、何とか宣伝するしかないとなって、
お金のかからない口コミ宣伝を行った。(デパート内でのコントみたいな)

「仮名手本忠臣蔵」を通しでやってみろ」と言う提案があって取り組んだ。
二十代の役者が挑戦したので、 評判になり名が売れて来た。

河原崎長十郎が、9代目猿之助と交渉。
中村勘右衛門もお父さんが座頭で、歌右衛門のお弟子であった。

歌舞伎をやるようになって少し盛り返した。

映画がトーキーになり、セリフをちゃんと言える役者が居ないかと
映画会社が探した時に前進座の役者に目が行った。
彼らなら給料も安くて済むし。
一座が一緒に雇ってもらった。

映画への出演料を備蓄していると結構な金額になり
武蔵野吉祥寺に2500坪の土地を購入し練習場 ・劇場を作った。
裏方には宿舎も。

自前の劇場だったので、戦争中は一時接収されたが、
戦後も直ちに再開できた。

戦争中は陸軍が金を出して「元禄忠臣蔵」をやらされた。
溝口健二さんが監督。金は使い放題だったので松の廊下を
原寸大で豪華に製作し、1日の撮影後は取り壊した!

戦後は、特に経済的に苦しかった。
劇場の1・2階席には成金とホステスのペアが多かった。
三階席には学生が多かった。
役者は三階に向かって演技していた。

新しい演劇を創作して全国巡演。
シェークスピアとか巌窟王とか・・・洋物中心で。

そう言う演目を持って全国巡演した。

その中で、演劇鑑賞サークルが発足して行った。

総勢8名 (キャスト・スタッフ含む)で、全国を旅公演していた。
私も昭和25年 に母のお腹の中で出ていた。

入場税20割の時代。上演売り上げの2倍の税金が取られた。

北海道赤平町ではGHQのお達しで小学校で前進座は上演させないとのこと。
観客の「前進座の演劇を見せろ!」の声で上演強行。
座主の中村勘右衛門が逮捕された。
劇団メンバーは、労働者の格好で観客の振りをして会場に出入りした。

その内、どうやって渡ったかは今も解らないが、
中村勘右衛門は中国に行っていることが判明。

勘右衛門さんが帰ってきて講演会。
【ロミオとジュリエットと勧進帳】(和洋折衷が流行?)

そう言う中で【労演】と言う組織が出来て上演依頼があった。

当時は一演目幾らではなく、1日幾らであった。
当時公演を取り仕切っていた会社との交渉もあり
スムーズには行かなかったが・・・
1968年に【佐倉義民伝】を労演で上演。
九州の皆さんが呼んで頂いた。

九州に来るからには、それなりの保障をして頂かないと来れない。

九演連での活動が大きな力になった。

今後も全国の演劇鑑賞団体から呼んで頂ける優れた作品を
作って行かなければならない。

私は、第3世代だが、今は第4世代の人々が頑張ってくれる。

テレビ収録では、観客の反応が無いので、飽きて来る。

舞台では飽きが来ないのはお客様がその都度違うから。
お客様が支えて頂いているから、二回公演(マチソワ)でも
疲れない!

若い世代の方が育って貰わなければ続かない。

来年の【裏長屋騒動記】には、山田洋次さんが毎日来てダメ出し。
演出は、前進座が担当で、演出費用は払っていないのだが・・・

山田洋次さんとは、半世紀に及ぶ交流があった。

前進座の人たちは痛みの解る人々だから、
喜劇が活きて来る。

前進座劇場を耐震強度不足の為に手放した。
改修の為の積立が出来ていなかった。
今は、更地になり駐車場になっている。

売却資金で別に場所に賃貸住宅を3棟立てて、
その家賃収入で暮らしている。

前進座ビルを拠点にしている。
(この辺の経緯は話されていたようだが掴めていない)

今、取り組んでいるのは給与制だが、苦難の連続。
最低賃金や残業代を保証しなくてはならない。

忠臣蔵の最終場面で、池辺晋一郎さんの音楽とともに
一人残る後ろ姿が私。

役者には率直なご意見を出して頂きたい。
それによって、演技を向上させる契機になる。

16:55終了。

その後、定式の歌舞伎口上を力強く発せられ、大歓声と長い拍手。

公演開始が45分も押したのに、時間内に話を縮約され
前半の今日の総会の議論も踏まえたお話であった。

さすがに百戦錬磨の俳優である! 感謝!!!
ありがとうございます!

以上。
(文責:当ブログ執筆者)



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テーマ:演劇・劇団 - ジャンル:学問・文化・芸術

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