2018年2月13日(火)
先日の日曜日(2・11)福岡市の中洲大洋で 大林宣彦監督が檀一雄の純文学「花筐」を原作にして青春群像を描いた 映画【花筐 HANAGATAMI】 をみました!
ところが、この映画の殆ど最初の方のセリフが、英語の授業に遅れてきた 学生に級友が掛ける言葉 「榊山君!」でした! ビックリしましたよ!
そして、この映画のストーリーテラーが、その榊山君(榊山 俊彦)なのです!
舞台は佐賀県・唐津市とその近郊!
唐津くんち の山車が総出演! 多くの地元ボランティアも参加。
高校生にしては少し老けてはいるが、今や売れ筋の俳優や 女優が総出演。 ベテラン俳優も配置され・・・
処が、長塚圭史をはじめ、皆さんセリフが不自然で下手くそ。 大林監督の演出なんだろうか?! ベテラン俳優も含め、あまりにも棒読み的な俳優ばかりなので。
映画は、最終盤に成る処で「反戦」メッセージがどんどん描写されます。
まさに、大林宣彦監督の命懸け・渾身の映画でした!

映画【花筐 HANAGATAMI】 公式サイト http://hanagatami-movie.jp/
映画.comによる作品紹介 名匠・大林宣彦監督が、1977年のデビュー作「HOUSE ハウス」より以前に書き上げていた幻の脚本を映画化し、「この空の花」「野のなななのか」に続く戦争3部作の最終章として撮り上げた青春群像劇。 檀一雄の純文学「花筐」を原作に、戦争の足音が迫る時代を懸命に生きる若者たちの友情や恋を赤裸々に描き出す。
1941年、春。佐賀県唐津市の叔母のもとに身を寄せている17歳の榊山俊彦は、アポロ神のような鵜飼、虚無僧のような吉良、お調子者の阿蘇ら個性豊かな学友たちと共に「勇気を試す冒険」に興じる日々を送っていた。 肺病を患う従妹・美那に思いを寄せる俊彦だったが、その一方で女友達のあきねや千歳と青春を謳歌している。そんな彼らの日常は、いつしか恐ろしい戦争の渦に飲み込まれていき……。
大林監督作の常連俳優・窪塚俊介が俊彦役で主演を務め、俊彦が憧れを抱く美少年・鵜飼役を「無限の住人」の満島真之介、ヒロイン・美那役を「江ノ島プリズム」の矢作穂香がそれぞれ演じる。
【作品データ】 製作年 : 2017年 製作国 : 日本 配 給 : 新日本映画社 上映時間 : 169分 映倫区分 : PG12
【キャスト・スタッフ】 配 役 : 役 名 窪塚俊介 : 榊山俊彦(僕) 矢作穂香 : 江馬美那 常盤貴子 : 江馬圭子 満島真之介 : 鵜飼 長塚圭史 : 吉良 山崎紘菜 : あきね 柄本時生 : 阿蘇 門脇麦 : 千歳 村田雄浩 : 山内教授 武田鉄矢 : 一条医師
監督 : 大林宣彦 原作 : 檀一雄 脚本 : 大林宣彦、桂千穂 エグゼクティブプロデューサー : 大林恭子 プロデューサー : 大林恭子、山崎輝道 撮影監督 : 三本木久城 美術監督 : 竹内公一
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テーマ:日本映画
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