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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私も思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog 2018】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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Author:junsky07 私の旅行記や、オペラ・バレエ・ミュージカル・演劇等の観劇の感想などを気の向くままに書いてゆきます。



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【ナチスに協力したウィーンフィルについて】 つづき
2018年1月9日(火)

 ナチスに協力したウィーンフィルについて、おととい記事を書きましたが、
それは、ウィーンフィルニューイヤーコンサートの前番組の中での話でした。

ナチスが始めたウィーン・フィル【ニューイヤー・コンサート】
 観劇レビュー&旅行記 -  2018年1月7日(日)


番組公式サイトは・・・
ウィーン ニューイヤーコンサートに乾杯!
 ~音楽の祝祭を100倍楽しむ方法~

 NHK - 2018年1月1日 18:00 ‐ 18:55

 (この番宣記事には『負の歴史』については書かれていません。)

 ところが、その番組を紹介する中でNHK公式サイトを検索すると、
2017年5月4日(木)に関連ニュース『第一報』が【ニュースウォッチ9】で
報道されていたことが判りました。

ウィーンフィルとナチス 知られざる歴史
NHK NEWS9 - 2017年5月4日(木)
http://www9.nhk.or.jp/nw9/digest/2017/05/0504.html

NHK-NewsWatch9_20170504_08.jpg

 この内容は、1月7日の下記ブログ記事の後半<つづき>に掲載しています。

ナチスが始めたウィーン・フィル【ニューイヤー・コンサート】(read more)

 さらに続報として(相当重複する内容もあるようですが)【NHK特集】として
2017年7月11日(火)にも放送されていることを見付けました。
  (5月4日も7月11日も 両方とも見逃していました)

ウィーンフィルとナチス
 ~広がる「負の歴史」の再検証~

 NHK特集 - 2017年7月11日(火)  
https://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2017/07/0711.html


NHK-Archives_20170711_03.jpg

NHKは、このような貴重な情報を『アーカイブズ ARCHIVES』として
文字起こししたものを公開してくれているので、その姿勢を高く評価したい!


重複する部分も含めて引用したいと思います。
(画像は省略しています。 上記公式リンクから御覧ください)

ウィーンフィルとナチス
 ~広がる「負の歴史」の再検証~

 NHK特集 - 2017年7月11日(火)


オーストリアが世界に誇るウィーンフィルハーモニー管弦楽団。
楽団の新たな試みが、今、注目を集めています。


オーストリアでは、これまで目を背けてきたナチス・ドイツ時代の「負の歴史」に光をあてる動きが広がっています。

楽団史を編纂(さん)した クリスティアン・メルリン氏
「オーストリア人(負の)歴史を隠すことは間違いだ。」


なぜ今、「負の歴史」と正面から向き合うのか?
現地からの報告です。

オーストリア 「負の歴史」と向き合う
花澤
「ヨーロッパ中部のオーストリアでは、10月に議会選挙を控える中、国内外から『極右』とされている政党が支持を広げていて、政権入りの可能性も指摘されています。
こうした中、かつてナチスドイツと関わった『負の歴史』にどう向き合うのか、議論が活発になっています。」

増井
「例えば、こちら。
オーストリア北部に残るアドルフ・ヒトラーが生まれた家。
オーストリア政府は、極右勢力に悪用されるおそれがあるとして、今月(7月)この家を所有者から強制収用することを正式に決め、今後、取り壊すのか、それとも『負の遺産』として残すのか、議論が続いています。
そして今、注目されているのが、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団です。
今年(2017年)初めて、ナチスとの関わりを示す資料を一般に公開。
新たな議論を呼んでいます。」

松岡
「ウィーンフィルは、20世紀を代表する指揮者、カラヤンや小澤征爾さんといった世界の著名な指揮者たちがタクトを振ってきた名門オーケストラです。
一方で、第2次世界大戦中はナチスドイツに協力したという一面もあります
ナチスドイツは、1938年にオーストリアを併合。
民族主義の発揚のため、音楽を積極的に活用しました。

ワーグナーの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』。
ナチスの式典などで頻繁に使われたといいます。

さらには、ナチス支持者の楽団員を積極的に採用する一方で、ユダヤ人の楽団員や、ユダヤ人の家族がいる楽団員を追放し、ナチスの政策に加担したといわれています。
ウィーンフィルは今、この『負の歴史』に正面から向き合い始めました。」

「負の歴史」と向き合う オーストリアの名門楽団
リポート:小原健右支局長(ウィーン支局)


ウィーン市内にある博物館、「音楽の家」。

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の栄光の歴史を伝えてきました。
この春、ここに楽団とナチス・ドイツとの過去について伝える新たな展示スペースが誕生しました。
展示されているのは、限られた研究者しか見ることが許されなかった資料の数々です。

“マックス・スタークマン、第1バイオリンとビオラ奏者。
1942年に強制収容所へ送られ、1942年10月9日に殺害された。”


学生
「楽団がナチスの強制収容所と関わりがあったなんて、全く知らなかった。」

楽団の「負の歴史」。
これまで公にされることはありせんでした。

展示を始めたきっかけは、175年に及ぶ楽団の歴史を記した本の編纂でした。
本には、ナチスに加担した楽団員の人生が記されています。


NHK-Archives_20170711_07.jpg

楽団長のイエルガーはナチス党員で、ユダヤ人や、ユダヤ人と関わりのある楽団員を強制的に追放。
その一方で、ナチスの支持者を積極的に採用しました。


 ウィーンフィルに所属していたため、強制収容所に送られることはなかったユダヤ人の楽団員たち。
追放されると、ナチスにまもなく連行されました。

オーボエ奏者、アルミン・ティローラー。
1944年、アウシュビッツ強制収容所で死亡。

 (2017年5月4日の報道では「死亡」ではなく「殺害」と書かれていた!
  2018年1月1日の放送では字幕は「死亡」、ナレーションは「殺害」
  何らかの報道管制が掛かった可能性がある:印象者・JUNSKY)

第2バイオリン奏者、ヴィクトル・ロビセック。
1941年、「ゲットー」と呼ばれるユダヤ人居住区に送られ、その翌年、死亡。

 (同上)

ホロコーストによって命を奪われてしまうまでが一人一人つづられています。
楽団を追放されたのは、あわせて11人。
このうち9人が犠牲になりました。

本の著者、クリスティアン・メルリン氏は、今こそ、過去と向きあうことが重要だと指摘します。

楽団史を編纂(さん)した クリスティアン・メルリン氏
「悲劇的な時代だったが、自国の歴史の暗部にも目を向けることが義務だと思う。」


出版記念パーティーは今年(2017年)3月、楽団の活動拠点の1つ、ウィーン国立歌劇場で開かれました。
「負の歴史」と向き合うべきだという機運は、楽団の中でも高まりました。

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 グロスバウアー楽団長
「(戦争を経験した)高齢者世代にとって、白黒つけることは難しいことです。
未来を創造するためには過去を理解しないと。
だから公開することが大事なのです。」

命までは奪われなくとも、戦後になっても差別を受け続けた楽団員もいました。
ヘレン・ルペルツベルガークノップさんの叔父も、その1人でした。

元楽団員のめい ヘレン・ルペルツベルガークノップさん
「若いころの叔父さんよ。
叔母さんが恋に落ちるのも無理ないわ。」

叔父のレオポルド・フェーデルさんです。
楽団を率いる、第1バイオリン奏者でした。
しかし、ナチスがオーストリアを併合した1938年、46歳の時、楽団を追放されました。
妻がユダヤ人だったからです。
当時、ユダヤ人を家族に持つ楽団員は、離婚するか追放されるか、楽団から迫られたといいます。


元楽団員のめい ヘレン・ルペルツベルガークノップさん
「叔父は離婚することもできました。
実際多くの楽団員がユダヤ人の配偶者を切り捨てました。
けれど叔父は、そんなこと考えもしなかったのです。」

レオポルドさんは妻をナチスから守るため、夫婦そろってアメリカに渡りました。
バイオリンを教えるかたわら、アメリカ有数の楽団で指揮者を務めるなど、音楽への情熱は衰えませんでした。
そして戦争が終わったあと、レオポルドさんは何度も楽団への復帰を願い出ました。
ところが…。

“誠に残念ですが、あなたのためのポジションはありません。”

楽団には、戦後も多くのナチス支持者が残ったため、レオポルドさんが受け入れられることはなかったと、本の著者は指摘しています。
レオポルドさんは1959年、ウィーンフィルに復帰できないまま、67歳でこの世を去りました。

元楽団員のめい ヘレン・ルペルツベルガークノップさん
「これが叔父さんよ。」

新しい展示会場には、楽団にいたレオポルドさんの足跡も刻まれています。

元楽団員のめい ヘレン・ルペルツベルガークノップさん
「教訓とすべきは、過去起きたことを直視し、繰り返さないよう全力を尽くすこと。
今ウィーンフィルは大きく開かれ、歴史に向き合い始めたのです。」


戦後72年 なぜ?

花澤
「ここからは、取材をしたウィーン支局の小原支局長に聞きます。
ウィーンフィルが戦後72年にして、ようやく『負の歴史』と向き合うことができた最大の理由は何なんでしょうか?」

小原健右支局長(ウィーン支局)
「オーストリアは当時、ナチス・ドイツの一部でしたが、戦後は『被害国』とされ、戦争責任を問われませんでした。
ウィーンフィルも『被害者』として扱われ、ナチスを支持した楽団員も定年まで残りました。
オーストリアではこれまで、『ナチスの圧政下ではユダヤ人を追放するしか道はなかった』という考え方が強かったのが実情だったと思います。
しかし、世代交代が進んだことで、本当にそうなのか、ウィーンフィルにもできることはなかったのかと、冷静で客観的な視点から、歴史と正面から向き合う機運が高まっているように思います。」

過去を再検証 その背景

増井
「『負の歴史』に目を向けようという動きはウィーンフィルのほかにもあるということですが、オーストリアの人々にはどういった思いがあるのでしょうか?」

小原支局長
「歴史から、今を生きる上での教訓や指針を見い出そうとしていて、この動きはオーストリアの各地で活発になっています。
名門のウィーン国立音楽大学も、今年5月に新たな展示室をオープンし、ナチスに命を奪われたり、亡命を余儀なくされた知られざる音楽家たちの人生と作品を紹介しています。
背景には、危機感もあります。
オーストリアでは、国内外から『極右』と指摘される政党『自由党』が高い支持率を維持しているからです。
今年10月には議会選挙が予定されていますが、自由党の政権入りも現実味を帯びていて、中道左派の社会民主党までも、移民の受け入れの厳格化など、自由党と大差のない政策を掲げるようになっています。
オーストリアの市民は社会の右傾化を実感しているからこそ、ナチスの台頭を許しユダヤ人を迫害した過去に、今、正面から向き合う必要性を感じているのだと思います。」






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