2017年12月8日(金)
昨日のTVニュースで『チケット転売規制』に関して法令を強化する! との話題が放送されていた。 今回は東京五輪絡みではあるが、全般的には良い事である。
五輪・パラ見据えチケット転売規制を 室伏さんら自民議連に要望 NHKニュース ー 2017年12月7日 18:43 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171207/k10011250181000.html
人気のある公演では中々チケットが取れず、ネット上で高値で売買されている。 チケットが取れない原因の一つが、大量に買い込んで高値で転売するダフ屋に チケットが吸い取られているからでもあり、まさに裏腹(ものごとの両面)である。
こんな非道な事態も発生しているようだ! (同好の有志の投稿から)
(2017年12月3日) ノートルダムの鐘 案の定、高額で売られています… ヒドイ😓 確かに電話もネットも繋がりにくいですが 買う人がいるから転売屋が儲かる 四季も対策は難しいのでしょうか…

今回、検討されている強化案は、これまで取り締まりが難しかったネット上での 売買も対象となったことだろう。
五輪へ入場券転売規制法案 来年国会への提出目指す 日刊スポーツ - 2017年12月7日21時3分
 (写真は以下の NHK NEWS WEB より;武田鉄矢さんの顔も見える)
五輪・パラ見据えチケット転売規制を 室伏さんら自民議連に要望 NHK NEWS WEB - 2017年12月7日 18時43分
一方で、その『見せしめ』(前哨戦)として、チケット転売サイト「チケットキャンプ」が 当局の捜査を受けたとのこと。
急成長中チケット転売サイトに捜査 ミクシィ子会社 日刊スポーツ - 2017年12月7日22時11分
「チケットキャンプ」がサービス停止 商標法違反などの疑い NHK NEWS WEB - 2017年12月7日 20時59分
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五輪へ入場券転売規制法案 来年国会への提出目指す 日刊スポーツ - 2017年12月7日21時3分 自民党のライブ・エンタテインメント議員連盟(会長=石破茂元幹事長)は7日の総会で、スポーツ、音楽などの入場券の不正転売を規制する新法案の概要を了承した。取り締まりが難しかったインターネット上でのダフ屋行為も対象とする点がポイントで、議員立法で来年の通常国会への提出を目指す。2020年東京五輪・パラリンピックに向けても規制強化が必要との声が出ていた。
定価を超える価格で商売として転売を行うことを「不正転売」として禁じ、その目的での入場券の入手も禁止する。罰則も設ける方向で調整する。主催者が転売の禁止を明示し、販売時の本人確認など防止措置を講じたチケットが対象となる。
ネット上での高額転売は近年、社会問題化している。19年春以降に五輪・パラリンピックを合わせ1千万枚以上のチケットの販売が始まる予定で、出席した大会組織委員会の室伏広治スポーツ局長は「五輪・パラリンピックを生で観戦する一生に一度のチャンス。できるだけ多くの方にフェアに見てもらうのが大切。ぜひ良い方向に進んでほしい」と期待した。
五輪・パラ見据えチケット転売規制を 室伏さんら自民議連に要望 NHK NEWS WEB - 2017年12月7日 18時43分 東京オリンピック・パラリンピックも見据え、大会組織委員会の室伏広治さんらが7日、自民党の議員連盟の会合に出席し、スポーツの試合などのチケットを高額で転売することを法律で規制するよう求めました。 会合には、男子ハンマー投げの金メダリストで、東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会の室伏広治さんや、歌手で俳優の武田鉄矢さん、それに人気ロックバンド「サカナクション」の山口一郎さんが出席しました。
室伏さんらは、スポーツの試合やコンサートなどのチケットが高額で転売され、ファンの経済的な負担が増え、楽しむ機会が奪われているなどとして、東京オリンピック・パラリンピックも見据え、法律で規制するよう求めました。
これを受けて議員連盟では、不正に転売する目的でチケットを購入したり、入手したチケットを高額で転売したりすることを禁止するなどとした法案を、議員立法で来年の通常国会に提出することを目指す方針で一致しました。
このあと室伏さんは、記者団に対し「大会に、できるだけ多くの人に来てもらうためにも、法制化に向けていい方向に進んでほしい」と話しました。
また武田さんも「最近はインターネットでの転売行為がかなり悪質で、非常に迷惑を被っているので、法律で守ってほしい」と訴えました。
議員連盟の会長を務める石破元幹事長は「公明党や野党とも相談し、法案を一刻も早く成立させたい」と述べました。
急成長中チケット転売サイトに捜査 ミクシィ子会社 日刊スポーツ(共同) - 2017年12月7日22時11分 会員制交流サイト(SNS)「mixi」で知られる、スマートフォン向けゲーム大手ミクシィ(東京都渋谷区)は7日、子会社が運営するチケット転売サイト「チケットキャンプ」(登録会員数約300万人)でサイト上の表示について商標法違反と不正競争防止法違反の疑いがあるとして、子会社が捜査当局の捜査を受けたと発表した。
ミクシィによると、捜査対象の子会社はフンザ(同)。ミクシィは同日、チケットキャンプでのチケットの新規出品や会員登録、購入申し込みを一時停止することを決めた。取引中の場合は売買完了までサービスを利用できるが、取引前のものは出品を取り下げる。
外部の弁護士で構成する調査委員会を設置することも表明した。ミクシィは同日、ウェブサイト上で「捜査に全面的に協力する。利用者に迷惑をかけて申し訳ない」とのコメントを出した。
フンザは2013年に創業し、15年3月に100%子会社化した。16年12月のチケットの月次流通総額は前年比61%増の58億円を突破するなど、急成長している。(共同)
「チケットキャンプ」がサービス停止 商標法違反などの疑い NHK NEWS WEB - 2017年12月7日 20時59分 IT大手のミクシィは、コンサートなどのチケットの売買を仲介するいわゆる「転売サイト」を運営する子会社が、警察の捜査を受けていることを明らかにし、7日から転売のサービスを停止すると発表しました。
発表によりますと、ミクシィの子会社で、チケットの転売サイト「チケットキャンプ」を運営している「フンザ」は、サイト上の表示をめぐって、商標法違反と不正競争防止法違反の疑いで警察の捜査を受けているということです。
このため、7日から新規の会員登録やチケットの出品や購入の受け付けを停止し、すでに出品されているチケットも、現時点で購入の申し込みがないものは出品を取り下げる手続きを進めるとしています。
ミクシィは、近く、外部の弁護士を交えた調査委員会を設けて、事実関係の確認や原因の究明を進めるとしています。
「チケットキャンプ」は、会員数が370万人を超える人気の転売サイトですが、一方で、大量に買い占められたチケットが定価より高く販売されるケースなどが相次ぎ、問題視されていました。
今回の件についてミクシィは「利用者や関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます。捜査には全面的に協力してまいります」とコメントしています。
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テーマ:ミュージカル
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