2017年11月22日(水)
先週の土曜日 MET LIVE 【ノルマ】 を見た後、時間に余裕が有ったので アル・ゴア 元アメリカ合衆国・副大統領が監修した 【不都合な真実2】 を見た!
中洲大洋で11月17日から上映されているよう。 最初は 【不都合な真実】 のリバイバル上映かと思っていたが、 前作から十数年を経て『地球温暖化』が改善されたのか如何かを 問う極最近の新作 【不都合な真実2】 だった。
前作を制作されたのは、京都議定書『COP3』の頃だったようだが、 グリーンランドの氷河は、十数メートルも低くなっている様子が紹介された。 地球温暖化は、「猛暑」を呼ぶだけでは無く、正反対の「極寒」も生む ものであることが、映像やデータで紹介された。 一方では、発展途上国を中心に、太陽光パネルや風力発電機など 発電時に『CO2を出さない』再生可能エネルギー装置が急速に普及し 先進国を上回る成果を上げていることも紹介された。
発展途上国では、送電網インフラが欠如している分、ローカル発電所 からの送電線工事が比較的軽微で済む再生可能エネルギー装置が 有利であることも理由であろう。
ところで、前作もそうであったように覚えているが、映画終盤になるに つれて、アル・ゴアさんの自己宣伝的な雰囲気が出てくる。
たとえば、先日開かれた『COP23』や『COP21』で地球温暖化阻止に 向けて積極的に会議を引っ張った人たちが、ゴア氏のセミナーの『卒業生』 であることが強調され、『COP』に果たしたゴアさんの貢献が強調される。
確かに、大きく貢献したのではあるが、欧米的パフォーマンスのような 気がした。 すなわち積極的に自己主張すると云うこと。
環境問題を憂慮されている方は是非ご覧あれ!

【不都合な真実2】 公式サイト Movie Walker による作品紹介 地球温暖化問題について強く訴える元アメリカ副大統領アル・ゴアの姿を映し、第79回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー映画賞と歌曲賞の2冠に輝いたドキュメンタリーの続編。 前作以降の地球を取り巻く環境、地球温暖化対策の国際的な枠組みであるパリ協定からの離脱を決めたトランプ大統領の施策などについて言及する。
***************************** 【作品データ】 原 題 : AN INCONVENIENT SEQUEL: TRUTH TO POWER 製作年 : 2017年 製作国 : アメリカ 配 給 : 東和ピクチャーズ 上映時間 : 98分 *****************************
【概 要】 氷河融解、超巨大嵐、豪雨、洪水、大気汚染など、地球温暖化の影響により様々な異常気象が次々に発生。 そんな現状に警鐘を鳴らし続け2007年にノーベル平和賞を受賞した元アメリカ副大統領アル・ゴアの闘いや、地球温暖化対策の国際的枠組みであるパリ協定の実現に向け奔走した人々の情熱などに迫る。
【スタッフ】 監 督 : ボニー・コーエン 、 ジョン・シェンク 製 作 : リチャード・バージ 、 ダイアン・ワイアーマン
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テーマ:アメリカ映画
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