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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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3月10日・東京大空襲 
 今日2008年3月10日は、東京大空襲から63年目の「祈念日」です。

 1945年3月10日、マリアナ諸島から飛び立ったアメリカの300機の【B-29(戦略爆撃機)】が、首都東京を襲い、10万人以上が地獄の熱火の中、殺されていったのです。

 この番組は、数少ない当時の生き残りの方々の証言と再現ドラマを交互に映し出すことによって、実際に起こった事実を可能な限りリアルに視聴者に提供してゆきます。
 もちろん実際にあった事実から比べれようもないことは確かでしょうが・・・

 番組の再構成によれば、米軍は、当初は「無差別爆撃」はしないと言う立場のようでしたが、この司令官が更迭され、無差別爆撃を推進する将校カーチス・ルメイに代わった事で、日本各地への無差別爆撃が始まったのです。
 しかし、番組では、これに先立つ日本軍による中国攻撃で、「無差別爆撃」が行われ、多数の民間人が犠牲になったことを伝えます。
 日本が犯した戦争犯罪が、回りまわってアメリカによる日本への攻撃として行われたのです。

 ドキュメンタリー部分では、米軍が日本家屋の木造構造を細部に亘って研究し、最大の効率で市民が居住する下町地域を焼き尽くすことができるかを考えて新しい焼夷弾(クラスター・ナパーム弾)を開発する経緯を紹介しています。
 また、米軍が関東大震災で火災が拡大した状況をつぶさに検討した結果、「東京大空襲」の消失領域と、関東大震災での消失領域の『奇妙な一致』の理由が判明するさまを紹介しています。

 そういう『研究成果』が、空襲による惨事の拡大を可能にしたものでしょう。

 主人公・石川光陽(仲村トオル)は、警視総監の命令で、空襲の事実を写真で記録するようになります。
その命懸けの取材を通じて「東京大空襲」の有様を記録し、今に伝わっているのです。

 戦後、米軍がネガを接収しようとした際の抵抗も紹介され、娘さんたちの証言も納得ゆくものでした。

 この番組は、「ドラマ」と「証言」と「石川光陽」が取った写真とで構成された貴重な記録と言えるでしょう。

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 番組のエピローグでは、「無差別爆撃」を指示し、その功績で米軍で昇進し、参謀総長にまでなり、日本政府は「航空自衛隊創設」に功績があったとして、カーチス・ルメイに「勲一等旭日大綬章」を贈ったということ、
 さらに日本に投下されたクラスター・焼夷弾の流れをくむ、【クラスター爆弾】について、日本政府は「必要である」との態度で国際的な「廃棄」の流れに反対し、今も自衛隊が【クラスター爆弾】を保有し続けていることを紹介して番組を終了した。
 視聴者に積極的に「問題提起」をして終わったことには共感できる。

TBS公式ページ

東京大空襲の賠償・謝罪を国に求め、20人が第2次集団提訴(読売新聞) - goo ニュース

 以下、【TBS公式ページ】 より引用

 
☆みどころ☆
一晩で十万人もの死者を出した東京大空襲。しかしながら広島、長崎、沖縄などに比べて、報じられる機会は少ない。空襲の様子を地上から撮影した唯一の男、石川光陽を主人公としたドラマを軸に、アメリカ取材や東京大空襲の被害者の証言などのドキュメンタリー部分とあわせて、東京大空襲の知られざる真実に迫る。

☆あらすじ☆
(1)惨状を撮影した、たった一人の男<ドラマ>
東京大空襲直後、その惨状を現代に残した地上からの写真は、33枚しかない。それを撮影したのは、警視庁警察官の石川光陽(いしかわ・こうよう:仲村トオル)41歳である。一般市民はもちろん、報道機関も“防諜”を理由に撮影を厳禁される中、警務課写真係だった石川は、坂警視総監(竜雷太)から「記録を後世に残せ」と特命を受けていた。「これは君の戦いだ」と厳命しながら「しかし決して死ぬな。生き抜いて撮り続けろ」と石川の肩をたたく警視総監。自らシボレーを運転し、ライカで空襲現場を走り回る石川。特命を知らない憲兵とは幾度となく乱闘になった。炭化した母子などの遺体を涙を流しながら撮影していた。石川は戦後、ネガの提出を迫る進駐軍に対し断固として拒否を続けた。命をかけて守ったネガは缶に入れ庭に埋めたのだった。ドラマ部分に登場する人物は全て実在の人物である。

(2)「語らずには死に切れない」・・・年老いた証言者
大空襲に巻き込まれ、今も存命の有名無名の様々な人々の現場再訪、証言。しかし証言者は年々少なくなっているのは事実だ。今回の取材中にもインタビュー前亡くなった方もいる。年老いた生存者が「これを語らずには死に切れない」とその夜の様子を証言する。

(3)米国取材で明らかになる“落とした側の思い”
東京大空襲は極めて周到な準備の上で実行された。この詳細がアメリカ取材で明らかになった。そして3月10日の空襲に参加したし、先頭を飛び東京に最初の一撃を与えたパイロットがインタビューに応じた。彼らの口から語られるあの日の真実とは

(4)下町の惨状などを最新のCG技術で再現
当日の地上炎上映像はない。番組ではTBSのCG技術陣が最新技術を駆使し、生存者の絵や証言をもとにその瞬間を再現する。

(5)そして今・・・
原爆の投下は広島、長崎で止まっている。しかし市民を対象にした無差別攻撃は東京大空襲で終わったわけではない。ベトナムのナパーム弾、イラクやアフガニスタンのクラスター爆弾。これらの開発は東京大空襲から始まったのだ。東京大空襲の真実は、今起きていることと決して無関係ではない・・・・。
 



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