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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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ベガーズ・オペラ
 自称 「リフレッシュ休暇」 の一日目最初にみたのは、昨日の記事でも書いていたように
「ベガーズ・オペラ」というミュージカルです。
 羽田空港から日比谷の日生劇場に直行しました。
羽田からは京急で品川乗換えで有楽町下車で行きましたが、モノレールで浜松町経由で行った方が結果的にはよかったようです。
何しろ京急は行き先が色々あり、乗り換えを2回もしなければならなかったものですから。
羽田空港⇒京急蒲田⇒品川⇒JR品川⇒有楽町

Beggar'sOpera01

 この「ベガー」というのはおそらく Beggar であり、その意味は
「Beg (乞う)する人」から来ていると思われます。

すなわち【「物乞い」たちのオペラ】とでも言うところでしょうか?

 ブレヒトの「三文オペラ」との関係性が明確に打ち出されています。
公演チラシの裏面解説によれば、イギリスの劇作家ジョン・ゲイが1728年に制作したものだという。
乞食たちの目から、当時の上流階級や汚職・腐敗し戦争に貧民を駆り立てる政治家を痛烈に皮肉った作品であるとのことで、ブレヒトがこれを元にして「三文オペラ」をかいたそうです。

 この作品を、「レ・ミゼラブル」の演出家ジョン・ケアードが注目し、2006年に日本に上陸させたとのことで、今回は日本再演らしい。

 出演者は、主役級のマクヒースに内野聖陽。(「三文オペラ」にもマクヒースが出てきます。)
マクヒースを取り巻く『三角関係』の女性たちに島田歌穂(ルーシー)と笹本玲奈(ポーリー)。
BegersOperaM02.jpg

追いはぎやスリで稼ぐピーチャムに高嶋政宏。

 筋書きは、内野・島田・笹本の『三角関係』を核として、その周辺で起こる他愛の無い犯罪(追いはぎやスリ)と、上流階級や政治家達が行っているもっと大きな犯罪(その究極が戦争)への揶揄を散りばめて、展開する。
「小犯罪集団」を影で糸を引いているマクヒースが、密告で捕まり、絞首刑になるという結末。
それが劇場支配人の一声で、絞首刑に恩赦が行われHappyEndになるという趣向。

 何故、最後に劇場支配人が出てくるかと言うと、この「Beggar's Opera」 全体が『劇中劇』として展開されているからです。

 1700年代の劇場の雰囲気を再現するためか、舞台面の左右に客席を配置し、それぞれ20名づつ、本当の観客が入っている。
また、その前方の言わばオケピの部分の中央に舞台を張り出し、その左右にも20席づつ客席を中央に向かって(通常の客席とは直交して)配置されている。

 見ての感想はやめときましょう。
とはいえ、悪かったという意味ではなく、結構面白かったし楽しめました。

 歌は、さすがにエリザベートのトートなどで鍛えられた内野聖陽や、古くからミュージカルシーンで活躍している島田歌穂、そして最近のミュージカルシーンに欠かせない存在となった笹本玲奈がメインとなっているだけあって、みなさんなかなかのもの。
 これに高嶋政宏や森公美子、村井国夫らが脇を固めているので、文句なし。

 ただ、ストーリーにはハチャメチャなところがあって良く意味が解らないところもありました。

 私が見たのは、3月7日午後1時からの公演なので、3月5日に開演してから間もない時点。
3月30日(日)午後1時が千秋楽なので、関心のある方は是非どうぞ。

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テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

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