観劇レビュー&旅行記
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月イチ歌舞伎 今月は 【怪談≒喜劇 牡丹燈籠】
2016年8月22日(月)

 きのう中洲大洋で、松竹芸能が提供する映画
月イチ歌舞伎を見て来ました。

 今月の演目は、【怪談・牡丹燈籠】

Cinema-Kabuki_no09_botandoro_Poster.jpg


 本来は、相当怖い怪談なのですが、
脚本と演出の妙で、丸まる喜劇仕立てに!

 歌舞伎界の次世代を代表する『若手』 歌舞伎役者で、先に逝った
中村勘三郎と年も同じだったという坂東 三津五郎が「講談師」円朝を
演じています。

 舞台は、原作者(戯作者)三遊亭円朝が、観客に語る形で導入されます。
この本編への場面転換で、「紗幕」と「小迫り」がうまく使われていました。

 今回の台本は、文学座のために大西信行氏により書き下ろされたもので、
口語調で解り易いものでした。
 ウイットの聞いたセリフに、映画館だと云うのに観客の爆笑が何度も!

 怖い怪談では無くて、面白可笑しいもので、充分楽しめました!



【怪談・牡丹燈籠】 公式サイト 

原作:三遊亭円朝
脚本:大西信行
演出:戌井市郎


 三遊亭円朝の傑作『怪談 牡丹燈籠』は、明治25年(1892)に三世河竹新七の脚色により歌舞伎座で上演され、空前の大当たりとなりました。以来、人気演目として今日に至っていますが、シネマ歌舞伎にもなった中国の昆劇『牡丹亭』もその下敷きとなったと言われています。今回上映致しますのは、平成19年10月の歌舞伎座公演の舞台映像で、台本は、昭和49年(1974)年に大西信行氏が文学座のために書き下ろしたものです。言葉は口語に近く、人物像もより深く掘り下げられた、笑いどころも満載の、現代版『怪談 牡丹灯籠』になっています。

伴蔵とお峰は、18年ぶりに仁左衛門と玉三郎が演じ、イキの合った絶妙な夫婦のやりとりを見せています。そこに、萩原新三郎(愛之助)とお露(七之助)、宮野辺源次郎(錦之助)とお国(吉弥)の二組の男女の物語が重なり、幽霊よりも怖い人間の業の世界が展開してゆきます。カラン、コロンという下駄の音を響かせ牡丹燈籠を手に現れる、お露とお米(吉之丞)の二人の幽霊の怖さとおかしみも見どころです。また、この大西本は、原作者である円朝が舞台にも登場して高座で『牡丹燈籠』を「噺す」という趣向をとっており、こちらも三津五郎の力演によりたっぷりお楽しみいただけます。

出演 : 片岡 仁左衛門、坂東 三津五郎、片岡 愛之助、中村 七之助、中村 壱太郎、中村 吉之丞、上村 吉弥、坂東 竹三郎、中村 錦之助、坂東 玉三郎
 



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