2016年2月16日(火)


小澤征爾さんにグラミー賞 最優秀オペラ録音部門 日刊スポーツ - 2016年2月16日12時12分
小澤征爾さん指揮の作品にグラミー賞 NHK - 2016年2月16日 - 7時23分
小澤征爾さん、グラミー賞の最優秀オペラ・レコーディングを受賞 「誇りに思う」【コメント全文】 The Huffington Post | 執筆者: Chitose Wada 投稿日: 2016年02月16日 08時01分 JST ******************
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小澤征爾さんにグラミー賞 最優秀オペラ録音部門 日刊スポーツ - 2016年2月16日12時12分 世界最高峰の音楽の祭典「第58回グラミー賞」の発表・授賞式が15日(日本時間16日)、米ロサンゼルスで開かれ、日本からは指揮者の小澤征爾さん(80)が最優秀オペラ録音部門で受賞した。
受賞作品は2013年8月に長野県松本市で開かれた音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)」で指揮したラベル作曲の歌劇「こどもと魔法」を収めたアルバムで、演奏はサイトウ・キネン・オーケストラ。
小澤さんは16日、セイジ・オザワ松本フェスティバル実行委員会を通じて「たいへんうれしく、みんなとこの作品をつくれたことを誇りに思います。仲間たちとこの喜びを分かち合いたいです」とのコメントを発表した。
実行委によると、小澤さんは8度目のグラミー賞ノミネートで初の快挙となった。
小澤さんは1935年、旧満州奉天市(現中国瀋陽市)生まれ。59年にフランス・ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。約30年間、米ボストン交響楽団の音楽監督を務めるなど「世界のオザワ」として国際的評価を確立した。
ボストン交響楽団はツイッターで「おめでとうございます」と祝意を伝えるとともに、ホームページで「世界のクラシック音楽界で有数の偉大な人物だ」とたたえた。
俳優の渡辺謙さん(56)も、米ブロードウェーで昨年主演したミュージカル「王様と私」で、米女優と歌った「シャル・ウィ・ダンス?」などを収めたアルバムが最優秀ミュージカルアルバム部門にノミネートされていたが、受賞は逃した。
グラミー賞はポップスやロックなど83部門で争われており、米国のラッパー、ケンドリック・ラマーさんが年間最優秀楽曲賞を含む計11部門にノミネートされている。
日本人の受賞も相次ぎ、89年には音楽家坂本龍一さんが映画「ラストエンペラー」のテーマ音楽で最優秀オリジナル映画音楽賞を獲得。2001年にはシンセサイザー奏者喜多郎さんが最優秀ニューエージアルバム賞を受賞した。
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「世界のオザワ」と称され、これまで幾度となくグラミー賞にノミネートされた小澤さん。総監督を務める長野県松本市の音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)」のオペラ公演収録アルバムでの受賞は、「世界に向かって西洋音楽を発信する」という、地元と育んできた壮大な夢が実を結んだ形だ。
SKFは、小澤さんの恩師、斎藤秀雄さんをしのんで門下生らが結成した「サイトウ・キネン・オーケストラ」を母体に、1992年に始まった。オーケストラ公演とオペラ公演が2本柱で、小澤さんはオーケストラを率いて聴衆を魅了。音楽祭は昨年「セイジ・オザワ松本フェスティバル」と改称された。
「あちこちで仕事をしてきているけど、自分で始めて、責任もあって、同級生や仲間が世界中から集まっているから、下手なことはできない」と音楽祭への愛着を語っていた小澤さん。アルバム収録の「こどもと魔法」は、病気療養からの本格的な復帰公演だった。
◆グラミー賞 米国音楽界最大のイベントで1959年に始まった。非営利団体の全米レコード芸術科学アカデミーが主催。アーティスト、作曲家、プロデューサーら同アカデミー会員の投票で決まる。選考では売り上げやチャート順位より、作品の質や芸術性が評価されるという。音楽の全ジャンルが対象。最優秀アルバム、同レコード、同楽曲、同新人の賞が主要4部門と呼ばれる。
◆小澤征爾(おざわ・せいじ) 1935年、旧満州奉天市(現中国瀋陽市)生まれ。59年にフランス・ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。米ボストン交響楽団の音楽監督などを歴任し「世界のオザワ」として国際的評価を確立した。02年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートを日本人として初めて指揮。ウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めた。長野県松本市の「セイジ・オザワ松本フェスティバル」総監督、水戸芸術館館長も務める。08年に文化勲章。10年に食道がんの摘出手術を受けた。
小澤征爾さん指揮の作品にグラミー賞 NHK - 2016年2月16日 - 7時23分 アメリカ音楽界で、もっとも権威があるとされる「グラミー賞」の授賞式が15日、ロサンゼルスで行われ、世界的に活躍する音楽家、小澤征爾さんが指揮をした作品「ラヴェル:歌劇《こどもと魔法》」が最優秀オペラ・レコーディング賞を受賞しました。 ことしで58回目となるグラミー賞の授賞式が15日、ロサンゼルスで行われ、各賞の発表が続いています。 この中で、世界的に活躍する音楽家、小澤征爾さんが指揮をした作品「ラヴェル:歌劇《こどもと魔法》」が最優秀オペラ・レコーディング賞を受賞しました。受賞した作品は、2013年に長野県松本市で開かれた音楽祭、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」で小澤さんが指揮をした公演のもようを収録したものです。 小澤さんは、旧満州生まれの80歳。アメリカのボストン交響楽団で30年近くにわたって常任指揮者と音楽監督を務めたほか、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめとした世界有数のオーケストラと共演するなど、その実力は世界で高く評価されています。 作品を販売する大手レコード会社「ユニバーサルミュージック」によりますと、小澤さんは、今回を含めてこれまでに8回、グラミー賞にノミネートされていますが、受賞は初めてだということです。 小澤さん「仲間たちと喜びを分かち合いたい」 グラミー賞を受賞した「ラヴェル:歌劇《こどもと魔法》」は、平成25年に長野県松本市で開かれた音楽祭で小澤征爾さんが指揮したオペラの公演を収録したものです。小澤征爾さんはこの音楽祭のホームページでコメントを発表し、「この『こどもと魔法』は僕の大事な仲間であるサイトウ・キネン・オーケストラとすばらしい歌い手たちと創った作品で、彼らのおかげで、充実した練習と公演ができてとても楽しかった。それが松本のフェスティバルの力なのだと思う。大変うれしく、みんなとこの作品を創れたことを誇りに思います。仲間たちとこの喜びを分かち合いたいです」としています。 ボストン交響楽団がお祝いのコメント 小澤征爾さんが、およそ30年間にわたって音楽監督を務めた、アメリカのボストン交響楽団は、公式ツイッターで「おめでとうございます!」とお祝いのコメントを出すとともに、ホームページでも、小澤さんのプロフィールを紹介し「クラシック音楽界で、世界有数の偉大な人物だ」として、これまでの業績をたたえています。 「こどもと魔法」とは グラミー賞の最優秀オペラ・レコーディング賞を受賞した「ラヴェル:歌劇《こどもと魔法》」は、平成25年に長野県松本市で開かれたクラシックの音楽祭で、小澤征爾さんが指揮したオペラの公演を収録したものです。この公演は、小澤さんが恩師の斎藤秀雄さんを偲んで結成したサイトウ・キネン・オーケストラを指揮したもので、平成22年から病気の療養のため活動の休止が続いていた小澤さんが、本格的な復帰を果たした舞台としても話題となりました。 80歳迎えた今も精力的 小澤征爾さんは旧満州生まれの80歳。東京の桐朋学園で数多くの指揮者を育てた齋藤秀雄さんに指揮を学び、23歳の時に貨物船で単身、ヨーロッパに渡りました。世界的な指揮者のカラヤンやバーンスタインに師事したのち、アメリカのボストン交響楽団で29年にわたって音楽監督を務めました。 その間、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめとする、名だたるオーケストラでタクトを振るなど世界的な指揮者として活躍しました。そして、平成14年に世界屈指の歌劇場として知られるオーストリアのウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任し、8年間にわたってそのポストを務めました。 80歳を迎えた今も精力的に活動を続けていて、去年12月にはアメリカの芸術や文化に貢献した人に贈られる「ケネディ・センター名誉賞」を、日本人として初めて受賞したことでも話題になりました。小澤さんがグラミー賞にノミネートされるのは、昭和44年に初めて候補になって以来8回目で、今回初めての受賞となりました。
小澤征爾さん、グラミー賞の最優秀オペラ・レコーディングを受賞 「誇りに思う」【コメント全文】 The Huffington Post | 執筆者: Chitose Wada 投稿日: 2016年02月16日 08時01分 JST 世界最高峰の音楽の祭典「第58回グラミー賞」(アメリカ・ロサンゼルス)で、指揮者の小澤征爾さん(80)が指揮した『ラヴェル:歌劇《こどもと魔法》』が2月16日、クラシック部門の最優秀オペラ・レコーディングを受賞した。小澤さんがグラミー賞を受賞するの初めて。グラミー賞の公式ツイッターが速報した。
ユニバーサルミュージックの公式サイトによると、アルバムは、2013年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ 松本フェスティバル)で行われた公演をライヴ収録したもの。 子供が主人公のファンタジーで、ラヴェルの色彩豊かなスコアをサイトウ・キネン・オーケストラが見事に再現。豪華な歌手陣のコミカルな演技もあいまって、とても楽しいステージとなった。
小澤さんによるラベル作品のオペラは、初録音。小澤さんは病気療養のため、2012年3月から公演活動を休止していたが、この公演で約50分にわたるオペラを指揮。約1年半ぶりの本格的な活動再開となった。
小澤さんはこの作品が同賞にノミネートされた年、「『子どもと魔法』は僕がパリのオペラ座でデビューした時のオペラです。とても光栄です。この喜びをみんなと分かち合いたいです 」などとコメントしていた。
セイジ・オザワ 松本フェスティバルの公式サイトによると、小澤さんは今回の受賞にあたり、次のように語った。
「この『子どもと魔法』は僕の大事な仲間であるサイトウ・キネン・オーケストラとすばらしい歌い手たちと創った作品で彼らのお陰で、充実した練習と公演ができてとても楽しかった。それが松本のフェスティバルの力なのだと思う。たいへんうれしく、みんなとこの作品を創れたことを誇りに思います。仲間たちとこの喜びを分かち合いたいです」
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