2016年2月8日(月)
おとといから上映が始った MET OPERA ビゼー 【真珠採り】 (原題:Les Pecheurs de Perles) を昨日(2/7)中洲太洋劇場で観ました。
どうやら、初見のようです。
相変わらずの 『恋の三角関係』 がメインテーマ。 ロマン派オペラは殆どこればっかし! (#^.^#)

METでは百年ぶりに上演する新演出と云うことで、変わった処といえば 全く唐突に、ノート・パソコンとテレビがある事務所風の場面があること。
 (判りにくいが左側のデスクの上にパソコン。 右奥のテーブルの上にテレビ)
全体の流れの中で、このノート・パソコンとテレビは全く無用のものであり、 演出上パソコンを触ったりもせずに、ただ置いてあるだけ。 テレビには一瞬、大津波の後の東北沿岸ではないか? と思わせる映像が流れるが・・・

そう云えば、ビゼーの原案にあるのかどうか判らないが、第2幕の冒頭に 大津波が襲い来る映像(と言っても実写ではなくCGらしい)が結構長時間 流される (実はその背後で大掛かりな舞台転換が行われている)。 東日本大震災の大津波に遇われた被災者の皆様には厳しい映像かも。
ヒロインは、ディアナ・ダムラウ。

コロラトゥーラ・ソプラノ的な歌い方もできるが
先行映像 ディアナ・ダムラウ 〈ブラマの神よ〉(リハーサルより)
劇的な歌い方も充分。
〈第三幕 二重唱〉(リハーサルより)
あの『真珠採りのタンゴ』で有名なアリア 【耳に残るは君の歌声】 は、 ヒロインではなくて相手役の《ナディール》(マシュー・ポレンザーニ)が唄う。
先行映像 マシュー・ポレンザーニ 〈耳に残るは君の歌声〉(リハーサルより)
ビゼー《真珠採り》
神秘の巫女を愛した2人の海の男の友情と葛藤!
24歳のビゼーが書いた処女オペラが、1世紀ぶりにMETの舞台に蘇る!
男2人の〈友情の二重唱〉、愛の想い出を歌う〈耳に残るは君の歌声〉など名旋律の数々は、天才ビゼーの本領発揮。
最高の人気と実力を誇るD・ダムラウ演じるヒロインを、M・ポレンザーニ、M・クヴィエチェンの人気スターが奪い合う。「海」の香り漂うP・ウールコックのプロダクションで、異国オペラの名作を。
未開の時代のセイロン島。真珠採りの頭領に選ばれたズルガは、かつて巫女レイラを争い、彼女を諦めると誓って森に逃れた旧友のナディールを再び仲間に迎え入れる。だがナディールとレイラは未だに愛し合っていた。祈りのため寺院に籠ったレイラのもとを訪れたナディールは、再び彼女と愛を確かめ合う。巫女としての禁を破って男性と通じたレイラはナディールともども捕らえられ、2人の裏切りを知ったズルガは彼らに死刑を言い渡すが・・・。
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MET LIVE 第5作 ビゼー《真珠採り》新演出 上映期間:2月6日(土)~2月12日(金) 指揮 : ジャナンドレア・ノセダ 演出 : ペニー・ウールコック 出演 : ディアナ・ダムラウ(レイラ);ソプラノ、 マシュー・ポレンザーニ(ナディール);テノール、 マリウシュ・クヴィエチェン(ズルガ);バリトン、 ニコラ・テステ(ヌーラバット);バス MET上演日:2016年1月16日 上映時間:2時間35分 言語 : フランス語
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【今日の運動】 今日は、スポーツクラブ 【ESTA】 は アクアビクス : 30分 (リズム&ウォーキング) 水泳レッスン : 30分 (バタフライ) 水中歩行 : 200m 入浴せず、シャワーのみ
歩数計 : 2000 歩

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