2016年1月4日(月)
多くの会社は、今日が『仕事初め』 ですが、 私の勤める会社は今日迄休みなので、 正月休みも終わって観客が激減したであろう 【黄金のアフガニスタン】 展 に出向きました!

2016年1月1日開幕 ~ 2月14日まで。
【黄金のアフガニスタン】 展 公式サイト
10時30分頃、九国に到着でしたが、駐車場は結構空いていました。
当日券:1400円(JAF割引で200円引き:私は持参しなかった)
写真撮影禁止でしたので、写真はありませんが、上記公式サイトを ご覧になると主な展示物の画像と解説があります。
直径5mmほどの中に、菩薩?像が彫刻されていたり、象嵌が施されていたりと 当時(およそ2000年前)の美術工芸の緻密さと職人芸に圧倒されます。 人間の能力そのものは、全く発達していないことが解ります。
 上の写真で紹介されている羊の彫刻は大きく見えますが 実は僅か4~5cmほどの小さなものでした。 その小さなものに、これだけ細密な手加工ができる 美術工芸の能力は今や手工芸で再現不可能では・・・
九州国立博物館 【黄金のアフガニスタン】展 の画像をコピペ
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以下は、公式サイト より 『YouTube』 へのリンク
会場は、5つのブロックに分かれていました。 (解説は、公式サイトより)
第1章 テペ・フロール アフガニスタンの北東部で、1966年に偶然発見された前2100〜前2000年頃の青銅器時代の遺跡。金銀器を副葬した墓地の一部と推定される。この遺跡は当時から貴重品だったラピスラズリの原産地に近く、テペ・フロールはメソポタミア文明とインダス文明とをつなぐ役割を担っていたと考えられている。求された銅鐸や器台、古墳時代の明快ながらも装飾的な銅鏡、鉄製甲冑、そして埴輪など、原始の日本列島で独自に生み出された造形美を眺めます。
第2章 アイ・ハヌム 前4世紀、マケドニアのアレクサンドロス大王は東方に遠征し、アフガニスタンの地を訪れた。その後、前300年頃にアフガニスタン北部に作られたギリシア人の植民都市がアイ・ハヌムである。アクロポリスと2本の川で囲まれた要害の地に、神殿、宮殿、体育場、半円形の劇場などが築かれ、見事なギリシアの都市が建造された。コリント式の柱頭を用いた建築、ギリシア語碑文、ギリシアの神々の像が出土し、まさに東方に花開いたヘレニズム文化がよみがえる。
第3章 ティリヤ・テペ 地元の言葉で「金の丘」を意味するティリヤ・テペ。アフガニスタン北部に位置するこの地で、1978年、遊牧民の有力者の墓が手つかずの状態で発見された。6基の墓に埋葬されていたのは女性5人と男性1人で、副葬された愛用品や身に着けていた装身具、衣服にちりばめられた装飾品には金やトルコ石がふんだんに用いられ、「バクトリアの黄金」と称されるにふさわしい輝きを放っている。その繊細な造形美や人物・動物の表情は多くの人々を魅了する。
第4章 べグラム ベグラムは首都カブールの北約70km、海抜1600mの高地にある都市遺跡。1〜3世紀に中央アジアから北インドを支配したクシャーン朝の夏の都で、古代のカーピシー国の首都でもあった。都城の中で、入り口をレンガで厳重にふさいだ2つの部屋を発掘したところ、ローマやエジプトなど地中海世界のガラスや青銅、石膏製品、インドの象牙製品、また中国の漆器などが大量に発見され、大きな注目を集めた。 ギリシア・ローマの神々やインドの女神像、色鮮やかなガラス製品などは、 シルクロードを経由した東西交易がさかんだったことを物語る。
第5章 アフガニスタン流出文化財【特別出品】 アフガニスタン国内が混乱を極めていたさなか、カブールの国立博物館や国内各地の遺跡から多数の文化財が略奪され、不法に国外に持ち出された。その一部はわが国にも運ばれた。シルクロードを生涯のテーマとして描き続けた日本画家の平山郁夫氏は2001年、これらの「流出文化財」を「文化財難民」と位置づけ、ユネスコの同意のもと「流出文化財保護日本委員会」を設立、再びアフガニスタンに平和と安定が取り戻されるまでわが国で保護することを提唱した。これに賛同した方々から譲渡された文化財は、同委員会が保全管理してきた。本展覧会を契機にアフガニスタンへ無事に返還されることになった102件の文化財のうち、15件を特別出品する。

こちらは、【ティリヤ・テペ】 に埋葬されていた女性の遺体と伴に 発掘された宝飾品のレプリカを試着できるコーナー (モデルは通り掛かりの見ず知らずの他人) 地の色が不明なので黒生地になっています。 それぞれの金細工は、これほど小さいものに象嵌など様々な 装飾加工が施されていました。
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