2015年10月12日(月・祝;体育の日)
今日は、トリアス久山ではなく、福岡市中央区天神北の 「KBCシネマ」 で
映画 【ボーイ・ソプラノ】 と 【ヴェルサイユの宮廷庭師】 の2本鑑賞。
今回は、その内 【ボーイ・ソプラノ】 の方を。

昨日紹介した 【マイ・インターン】 は往年の名優 ロバート・デ・ニーロ 主演でしたが、 今日見た 【ボーイ・ソプラノ】 も往年の名優 ダスティン・ホフマン 主演でした。
母親にネグレクトされ、自暴自棄の生活を送っている少年の声の良さを 発見した校長が、米国随一の少年合唱団に紹介して寮生活を送らせる ところから映画は始まります。
同窓生たちは、声は良さそうだが楽譜も読めない少年を馬鹿にし、 邪魔者扱いして、イジメも行われます。 音楽を目指す純真な少年たちの心にもイジメが芽生えるのでしょうか?
指揮者も楽譜も読めない少年を最初は無視していますが、やがて声の才能に 気付き 『宝の持ち腐れ』 にならないように注意し、厳しく教えてゆきます。
日本公演と云う話も出てきて(日本ロケはありませんでしたが)小倉朗の 「ホタル・来い」の日本語での練習風景なども紹介されます。 この曲は、私も20代の頃、『福岡労音合唱団』で歌いました。
主人公の少年は、日本公演の時点では入学したばかりだったので 日本ツアーには同行できず、学校で楽譜を読めるように同窓生に学びます。 (そういう設定なので、日本ロケは必要なかった:笑)
老指揮者(ダスティン・ホフマン) が一人侘しく? ピアノで ラフマニノフの前奏曲嬰ハ短調・通称 『鐘』 の冒頭部分をを弾く処がありますが、 本当に弾いているように見えました。 (彼はピアニスト志望だったそうです) まぁ、この冒頭部分だけなら、数十年前は私も弾いていましたが・・・
少年合唱団が歌う楽曲の中には、ガブリエル・フォーレ(仏)の「レクイエム」や ベンジャミン・ブリテン(英国)のミサ曲、ヘンデルの「ハレルヤ!」などがありました。
楽曲リスト
【ボーイ・ソプラノ】 公式サイト
と云う訳で、いつものように Movie Walker による作品紹介 名門少年合唱団に入学した少年が、厳しい指導者に支えられながら、成長していく姿を描くヒューマンドラマ。名優ダスティン・ホフマンが少年たちを鍛える指導者に扮するほか、キャシー・ベイツやデブラ・ウィンガーといったベテランたちが脇を固める。監督は『レッド・バイオリン』のフランソワ・ジラール。
******************** 作品データ 原題 Boy Choir 製作年 2014年 製作国 カナダ 配給 アスミック・エース 上映時間 103分 ********************
【あらすじ】 複雑な家庭環境に育ち、家でも学校でもトラブルばかりのステットはたぐいまれな美声の持ち主で、名門少年合唱団へ入学する。少年たちの指導を担当するカーヴィルは若い頃に才能を否定され、指導者への道を志した男で、才能がありながらも、それを無駄にしているステットに厳しく接する。だが、ステットは歌う事に魅了されていく。
【キャスト・スタッフ】 (これも Movie Walker の手抜きか?) 配 役 : 役 名 ダスティン・ホフマン : 指揮者・カーヴェル ギャレット・ウェアリング : 少年・ステット キャシー・ベイツ: 校長
監督 フランソワ・ジラール

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