2015年8月2日(日)
松嶋菜々子主演の戦時従軍日赤看護婦の話です。
【レッドクロス ~女たちの赤紙~】 公式サイト

ただ、善玉悪玉の描き方が、この種の戦時物のステレオタイプ的な感じがした。
松嶋菜々子扮する天野希代は、赤十字精神を頭のてっぺんから足の先まで 身に付けた新進の看護婦であり、中国で侵略戦争を行っている現地に派遣され 理想と現実のギャップに心身を疲弊し、任期満了をもって一旦は職を去る。
中国派遣時に知り合った満蒙開拓団の男・中川亘(善玉;西島秀俊)を慕い 満州に再び渡って亘と結婚・・・
しかし、亘は現地召集で兵士として戦場へ、希代は再び従軍看護婦に・・・ と云う展開です。
スタッフ表を見ると、脚本家の名前はあるが、原作者の名前が無い。
と云うことは、実話に基づくものではなくて一切げフィクションなのだろうか?
昨日の放送分を見る限り、橋下さとし演じる部隊長(軍医)が一人『悪玉』を 演じているが、日本政府や日本軍の侵略の実相や横暴には触れていない。 一部、中川亘の声を通して、匪賊は日本軍に土地を奪われた、その土地の 住民であり、取り返しに来ている人々だと云う表現はあったが・・・
【レッドクロス ~女たちの赤紙~】 人物相関図
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戦争ドラマ「レッドクロス」松嶋菜々子ゆえに生まれた企画と題名 スポニチ - 2015年7月30日 女優の松嶋菜々子(41)が主演を務めるTBSテレビ60周年特別企画「レッドクロス~女たちの赤紙~」は8月1、2日午後9時から2夜連続で放送される。第2次世界大戦中、自身の信念で「赤紙」を受け取り、戦地に赴いた従軍看護師を描く感動巨編。「花より男子」「華麗なる一族」などをプロデュースしたヒットメーカー・瀬戸口克陽氏(41)が企画を担当した。瀬戸口氏は松嶋ゆえに成立した企画意図、タイトルに込めた思いを語った。
3年前、戦後70年を迎える今年の夏に放送するドラマの企画がスタート。編成部の瀬戸口氏(現在は制作部)の元に、ドキュメンタリーの企画として「女たちの赤紙」が上がってきた。これをドラマ化。主演・松嶋、「半沢直樹」などのプロデュース・伊與田英徳氏&監督・福澤克雄氏、TBS「華麗なる一族」「運命の人」「LEADERS リーダーズ」などの脚本・橋本裕志氏が早々に決まった。
松嶋の起用理由について、瀬戸口氏は「凛とした佇まいと内に秘めた芯の強さを併せ持つヒロインは、女性の社会進出の先駆け的な存在。そのような時代を象徴する女性を演じられるのは松嶋さんしかいないと、今回、出演をお願いしました」と説明。今回の脚本はほぼ、演者を想定した「当て書き」だったという。
松嶋の民放連続ドラマ初主演作となったTBS「Sweet Season」(1998年1月クール)で、瀬戸口氏はサードADだった。「当時から、いつかガッツリ向き合う形で仕事をしたいと思っていました。今回、ある種、念願がかなったといいますか、17年間の思いが結実してよかったと本当に思っています」と感慨深げに話した。
1931年、佐賀の女学生・天野希代(松嶋)は、かつて入院中の母・絹江(浅茅陽子)を看護した看護師にあこがれ、その夢を目指していた。そして「女性でも国の役に立ちたい」と赤十字の従軍看護師になることを決意する。厳しい訓練に耐え、無事に看護師養成所を卒業。希代は赤紙を受け取り、満州(中国)に渡る。しかし待っていたのは、赤十字の信念「博愛の精神」とは程遠く、銃弾が飛び交い、常に命の危険にさらされる過酷な環境だった…。
今年5月下旬から1カ月に及ぶ長期の中国ロケ。北京から車で6~7時間かけて移動した内モンゴルで「涙が横に飛ぶような強風の中で」(松嶋)で撮影。夫役を演じた俳優の西島秀俊(44)は「同じシーンを10回でも20回でも、魂を込めた演技をされるので舌を巻いた。引っ張ってもらった。俳優として興奮して演じられました。(松嶋が)明るく、ムードメーカーで救われました」と、その集中力などを絶賛した。
瀬戸口氏も「過酷な現場でも平然と精神状態をフラットに保ちながら、それでいて気さく」と松嶋の“座長”として器の大きさを証言。「そういう松嶋さんだからこそ、逆境に負けず、懸命に前を向いて激動の時代を生き抜いた希代というキャラクターを、説得力を持って、自然に演じられたのだと思います」と分析した。
ドラマのタイトルは「レッドクロス」。赤十字の英訳と言われればピンと来るが、耳なじみのない言葉かもしれない。敵味方関係なく命を救う――。瀬戸口氏は「その理念はヒロインの生き方の信念になっている非常に重要なファクトなので、タイトルに込めました」と意図を説明した。
2008年4月クール「Around40~注文の多いオンナたち~」とプロデュースした時、最初は「中途半端な英語のタイトルは当たらない」などと言われたが、略語「アラフォー」は「新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の年間大賞を獲得した。
「最初は一見、違和感といいますか、『レッドクロス』って何?と視聴者の方々の想像をかき立てるのが重要。それでドラマを見ていただいて、バチッとハマるのがいいタイトルだと思います。今回は、松嶋さんが絶対的に真ん中にいるからこそのタイトル。最初の『何だろう?』という想像と、松嶋さんの演技や存在感が掛け合わさった時、いい意味の予定不調和が生まれると思います」と物語が多くの視聴者に届くことを期待している。 [ 2015年7月30日 09:00 ]

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テーマ:テレビドラマ
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