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観劇レビュー&旅行記
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「床を削る人々」 ギュスターヴ・カイユボット作
 今宵(2008年1月26日)の
「美の巨人たち」 は、若き・貧しき印象派の支援者(パトロン)であり、彼らの作品の購入者・コレクターであったギュスターヴ・カイユボットに焦点を当てていた。

 恥ずかしながら、この方のこの作品「床を削る人々」は知らなかった。




しかし極めて力強い作品だと思う。
職人(TVでは、「床をカンナ掛けする労働者」と表現)が、古くなった床面にカンナ掛けして、キレイな木材の素地を削りだしているという、上流社会では通常行われていた日常風景だと言う。
 今日の主人公ギュスターヴ・カイユボットは、いわば「いいとこのボンボン」であり、印象派の画家達とは全く異なる境遇の金持ちであったようだ。
 彼の28歳の時の『遺書』に、これら収集した絵画コレクションは、まずは「リュクサンブール美術館(近代美術館)」に、そして時がたったら「ルーブル美術館」に展示するように遺言したと言う。 この作品「床を削る人々」は、丁度この『遺書』を書いた頃に描かれたという。
 実際に彼が亡くなるのは、それからずっと後のことであるが。

 彼の死後、フランス政府は絵画の購入を拒否したが、すでに印象派に魅了されていたパリ市民の熱烈な運動の結果、渋々購入することを引き受けたと言う。
 その働きかけの運動の中には、若き頃カイユボットに絵を買ってもらうことで生活を維持できたルノアールが居たという。 昔、応援してもらったことの恩返しであろう。

 そして、これらの作品は「オルセー美術館」開館に当たっての目玉作品となり、今や「オルセー美術館」は印象派の中心美術館になっている。
 私は、1989年にこの美術館を訪れ数時間掛けて印象派の作品を鑑賞した。

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