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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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東京都交響楽団 50周年 福岡特別演奏会 【Bruckner・4番】他 を聴く
2015年3月16日(月)

 きのうの日曜日、アクロス福岡シンフォニーホールで開催された 「都響」演奏会を
聴いてきました。 50周年を記念した福岡での特別演奏会だそうです。


To-Kyo-150315.jpg
       入場中の長蛇の列

 私は、当日券で 3階の1列目をGET! 音響的には良い位置で 「S席」 でした。

 「都響」とは、「東京都交響楽団」の略称ですが、皆さん 「都響」と呼ばれるようです。




 この日の演奏は、後期ロマン派と呼ばれる ブルックナーの 【交響曲第4番】 と、
彼に多大な影響を与えた ワグナーの楽劇【トリスタンとイゾルデ・前奏曲と愛の死】

 指揮は、マーラー演奏で定評のある エリアフ・インバル 都響桂冠指揮者。

 兎に角、こういった表現はふさわしくありませんが 超! 超! 超! スゲー 演奏でした。

 海外有名オーケストラにも全く引けをとらない素晴らしい出来だったと思います。

 ブルックナーの 【交響曲第4番】 では、第1楽章・最弱音の弦の序奏の上に
これも最弱音かつ最高音域でホルンが吹く 【C - G -G C -】 (in Es) の簡単そうで超難しい
導入部が美しく見事に決まり その後の展開をスムーズに導きました。
 一方では、第1楽章の終わりには、ホルン5本を含む金管楽器が高らかに同じ形の
ファンファーレを迫力の演奏で吹き鳴らしホール全体を鳴り響かせていました。

 第2楽章は『葬送行進曲』風の穏やかな中にも緊張感ある楽曲ですが、普段は内声を
受け持ち表舞台に出ることが少ないビオラが主旋律を朗々と唄います。
 その洗練された音にも引き込まれました。

 第3楽章はスケルツォで、同じパッセージが4回に亘って繰り返されるという
ブルックナーの後期交響曲では定番の展開ですが、これを退屈させることなく
聴かせていました。

 第4楽章は、ベートーヴェンの『第九』のように、第1楽章から第3楽章のパッセージが
導入されながら展開されてゆきます。 それ故デジャブ感のあるような気持ちになります。
そして第4楽章の終幕も第1楽章と殆ど同じ 【C - G -G C -】 (in Es) を金管楽器群が
全力で大音量を聴かせて終わります。

 終わった瞬間に 『ブラボー』 と叫ぶ不躾な人はさすがに居ませんでした。
  (最近フライングする人が多いのです。 それも これみよがしに・・・)

 数秒間の長く思えるホール全体の緊張の沈黙のあと指揮者が指揮棒を降ろし
緊張が解けた処で遠慮がちに拍手が始まり、すぐさま 大きな拍手となり
あちこちから『ブラボー!』 の声が掛かりました。 
 そして私もタイミングを見計らって良い処で・・・何度も !
 



 鳴り止まない大きな拍手を受けて
 エリアフ・インバルさん は、4回ほど、ステージに戻ってこられたでしょうか?

 しかし、これだけの大曲を全力で演奏したあとでもあり、アンコールは無し。

 それは、当然だと思います。

 あの感動のまま帰ったほうが観客にとっても印象が強く残ると思われますもの。

 観客の入りは8割程度だったでしょうか?
クラシックコンサートとしては、良い入りだったと思います。


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