2015年3月7日(土)
今日から公開が始まった、METライブビューイング オッフェンバック 【ホフマン物語】 を見ました! 中学校の音楽鑑賞の時間には 『オッフェンバッハ』 と発音していましたが、 それは、ドイツ語読みだったようで、フランス語圏なのでバッハではなくてバックが正しい!
恋多き男 と云うか、振られてばかりと云うか、女性運の悪い男 ホフマン氏の 恋の遍歴 を描く、コメディタッチのオペラですが、 歌手たちには超絶技巧が要求される演目です。

私的に、注目の的は、機械人形・オランピア (Olympia) 英語読みでは、『オリンピア』 ですが、このオペラはフランス語上演 なので、フランス語的発音の『オランピア』 となります。 機械人形という想定なので、仕草も昔のロボット風。 そういう仕草をしながら、超絶技巧のコロラトゥーラ・ソプラノで歌うので 大変です。 数年前の【NHKニューイヤーオペラコンサート】で幸田浩子が演じていました。 今回の公演で演じているのは、エリン・モーリー。 高い声で細かいパッセージを歌うときに腹筋を小刻みに使っていることが 良く解りました。
〈生垣には、小鳥たち〉エリン・モーリー(オランピア) (2015年1月9日リハーサルより)
オッフェンバック《ホフマン物語》 視聴 MET Live - 2015年2月19日木曜日
METライブ・松竹公式サイトより作品紹介
第7作 オッフェンバック 《ホフマン物語》 上映期間:3月7日(土)~3月13日(金) 使用言語:フランス語 【あらすじ】 見果てぬ恋の夢を追い続けた詩人ホフマンを待つ落とし穴とは?芸術家のかなわぬ愛とそこから生まれる霊感を描いて共感を呼ぶオッフェンバック渾身の傑作オペラ!人気爆発のV・グリゴーロ歌うホフマンを、名バリトンT・ハンプソン演じる悪魔の化身が破滅へと誘う。2役で絶賛を博すH・ゲルツマーヴァのアントニア&ステラ、コロラトゥーラ・ソプラノの新星E・モーリーのオランピア、メゾのニュースターとして引っ張りだこのC・ライスのジュリエッタと女声陣も期待大。F・フェリーニの映画にヒントを得たB・シャーの幻想的な舞台を、〈ホフマンの舟歌〉がファンタジックに染め上げる。 19世紀のドイツ。酔いどれ詩人のホフマンは、恋人の歌姫ステラを待つ間に自分の悲しい恋を物語る。機械人形とも知らず恋してしまったオランピア、病弱なのに歌いすぎ、命を落としたアントニア、策略を弄してホフマンの影を奪った娼婦ジュリエッタ。実は彼女たちは悪魔の化身のような男に操られていたのだが、ホフマンはそのことを知らない。そしてステラとの恋にも、邪魔が入ろうとしていた・・・。
指揮:イーヴ・アベル 演出:バートレット・シャー 出演: 配 役 (役 名) ヴィットーリオ・グリゴーロ(ホフマン)、 ヒブラ・ゲルツマーヴァ (ステラ/アントニア)、 ケイト・リンジー(ニクラウス/ミューズ)、 トーマス・ハンプソン(4人の悪役)、 エリン・モーリー(オランピア)、 クリスティン・ライス(ジュリエッタ) MET上演日:2015年1月31日 上映時間:3時間40分(休憩2回)

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テーマ:オペラ
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